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オプセル社 ボーグルアー その3

前回までは外側の部分の加工
を行ったので今回は一番重要な
内部の加工を行う。


先ずは大事な
全体の重量を決めていく
出来上りの重量を20グラム
位に抑えるのが理想( ゚Д゚)

※理由は単純に持っているロッドの
 ルアー上限が25グラムだから

tgm3tncex9apfkm2awcj_480_480-021bc521.jpg
ザックリとした部品で18.5グラム
バルサを削ったりウレタン
コーティングしたりして重さは
変わるけど・・・たぶん大きく変
わることは無い・と思う

因みに今回の重心移動は

Shimano AR‐Cシステム
vr3acovw6n8rw4gmieko_480_480-f51f70aa.jpg
これはサイレントアサシン99F
のウエイトを少しウエイト
変更(プラス)したものを
チョイス( `ー´)ノ

なぜAR‐C重心移動かと言うと
搭載が比較的楽だから

自作で重心移動を作成すると
ウエイトが戻る様に配置するのが
一番気を使い難しい所、その点
バネで強制的に戻すAR‐Cは
その心配をする必要が無い

また、ボディ側の加工も意外と楽。
直線の筒を掘るだけで
簡単に出来る

早速ウエイトの仮配置を行う。pjom9demrcoghjvvpy3h_480_480-88d4b8e3.jpg

①リップに1個の鉛ウエイト
②テールに1個のスチールボール
③センターにメインウエイト


①のリップの鉛ウエイトは
前方に重心を下げて水噛みが良く
安定してスイムする様に

②のテールに1個のスチール
ボールはテールの振りを抑える為。

③はメインウエイトに成るので
メインウエイトを起点に
ウォーブンロールでスイムする為。

実際に
のウエイトを搭載
する為にバルサ材を彫刻刀とルータ
ヤスリを使って加工を行う

v6mhz3hhzfzd3sy9urew_480_480-30929044.jpg
実際にリップとボディにウエイトを
搭載させると・・・・・良い感じ
wcurw2bigayu8mgcm9zn_480_480-56033183.jpg
今回、Shimano AR‐C搭載するに
辺り一番悩んだのが上の写真・・
映っております・・・( ゚Д゚)


分かりますかね・・??
実はARーCを移植する時の問題点
としてタングステンが重心移動した
際にバネを潰してしまうこと


これは大きな問題が( `ー´)ノ
②バネが挟まれ続けるので
 何時かバネが壊れる。
③バネが最後にウエイトの
 エネルギー消してしまい
 飛距離が出ない。

実はシマノルアーは全てバネを収納
する部屋が設けてあり重心移動して
もバネがが完全に潰れてしまう事が
実は無いんです。
※【イメージ】
higg8ajs2pxgtugznz9e_480_480-cd07d5cf.jpg
上の図の様なバネを収納
する部屋をバルサ材で再現
するのはかなり困難・・・

そこで色々と考えていると
娘の遊んでいる・・・これが
目に入る( *´艸`)これ使えそう

「アイロンビ~ズ」( ゚Д゚)
ybyj4t89j2opmr227rks_480_480-de89f8d2.jpg
※ちなみにこれは娘の為に作った
アイロンビーズの大作です

y2erev9zvfc5fhofxzpw_480_480-86564b8c.jpg
話をルアーに戻して・・

これをどの様に使うと言うと
ジャジャ~ン

分かりやすい様に半透明の
アイロンビーズを使用

オシレイトワイヤーに
アイロンビーズを通すと
yc7gawsnytstxbzfcsg6_480_480-60e6a985.jpg
重心移動するとタングステン
が後ろに移動してきてバネを
圧縮していく
sre6p3f5hysish3d3a92_480_480-670b7114.jpg
最後は圧縮されたバネが
アイロンビーズに隠れて
タングステンウエイトに
バネが潰されない様な構造
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娘のおかげで問題解決。
シマノのAR‐Cシステムを
他のルアーに移植したい人
にはお勧めの方法


次に後方にウエイトを搭載
当初はスチールボールを予定
していたけど重心を最大まで
下げたかったのでシマノの
タングステンウエイトを横に
して搭載

内部のウエイト搭載は完了。
xyhkkjy52fri78iv2c3f_480_480-4794533b.jpg

次にもう1個大事な作業は
重心移動を搭載するに辺り
ボディ側の補強( `ー´)ノ

バルサを触った事がある人
であればご存知の通り
バルサ材はかなり柔らかい木材

タングステンが凄いスピード
で移動してボディ後方に衝突
すると内部が壊れる事が予想
されるので内部のトンネルと
周辺の木材をウレタンコーテ
ィングを実施(計3回)

内部を強化したら次なる
難関・・・・


ボディーの張り合わせ
先ずは接着材で悩む・・

ボディのサイズが13㎝あるので
液体の瞬間接着剤だとバルサ材が
吸い込んで13㎝全部塗りきれるか
心配・・

エポキシだと直ぐには固まらない
のと張り合わせた後に微調整出来る
けど・・・張り合わせた時に液だれ
して重心移動のトンネルに入り込ん
で重心移動を固着させるのが怖い・・

とにかく1回勝負なのでかなり
悩む・・・

そこでチョイスしたのが
瞬間接着材のゼリータイプ

選んだ理由は説明書に
・ゼリータイプは木材に最適

※染み込まない為
・20秒以内に接着と書いてある。
※他の製品は3秒~5秒ほど
と記載してある!(^^)!
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緊張の瞬間です
薄く広げて塗り残しが
無い様に・・特に重心移動周り
は水が染み込むと即アウト
なので・・( 一一)

ただ塗りすぎると
重心移動のトンネルに液が
はみ出してウエイトが動かなく
なるので細心の注意をはらい
9ox8kheu6azina6kjh4g_480_480-904b45ba.jpg

ピッタリ全くズレルことなく
張り合わ出来ました~
重心移動もしっかり動きます。


よく乾燥させてから次回
はルアーを削る所から
スタートです( *´艸`)

次回に続く・・・

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