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木曽三川シーバス増井

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木曽川、揖斐川、長良川からなる木曽三川でシーバスを1年中ウェーディングで狙っています。 木曽三川は広いので新規ポイント開拓に苦労しますが、新規ポイントで釣れた時は最高です!! 毎回80アップ(ランカー)狙って釣行しています。 いつかはメーターシーバス釣ります。

雨に対する考え方


夜は涼しい日が増えて来ましたが、日中はまだまだ暑いですね・・・

暑い時に起こる夕立ち、ゲリラ豪雨、そして今から多くなる台風、秋雨前線による降雨・・・

私の住む三重県でも明日から5日間ほど雨の予報が続いています。


雨・・・


シーバスには一般的に良いとされている雨ですが、色々な考え方があります。

今回はその「雨」について書かせて頂きます。

ここで今回のポイントです。

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いつもなら上げ潮だと流れが、上流に向かって逆流するのですが、この日は雨の影響で、下流に向かってかなり流れが速いです。

2年ぶりくらいに選んだポイントでしたが、以前はよく通っていたので大体の地形は把握出来ています。

私はⒶに立っています。

そこから上流に向かって、アップに強い固定重心のガボッツ90、プラのブーツ120、ブーツ90とキャストしていきますがノーバイト・・・

そこで前にも書かせて頂いた、ラインに仕事をさせればアップでしっかりアクションをするスネコン90Sに替えて、同じくアップクロスにキャストしていくとボトムに当たります。

自分が思っていた以上に浅くなっていたようです。

アップクロスに扇状にキャストしていくとシャローに水の通り道なのでしょう、少し掘れている所を見付けました。

そこを丁寧にボトムすれすれを通すと・・・


「ゴンッ!!」


「喰った!!」


「ガシャガシャガシャガシャッ!!」


頭のデカいエラ洗い!!


「デカい!!」




「フッ・・・」



「バレたぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁ!!」


はい・・・私流れの速いアップの釣りでバラす名人です・・・(笑)


悔しい気持ちを抑え、場を休ませます。

付き場もわかりバイトがあったのでキャストしたい気持ちはありますが我慢です。

これは雨後のような流れの速い時のシーバスによく当てはまるのですが、流れが速ければ速いほど、シーバスが付く、付ける、付く意味のあるピンの数は少なくなっていきます。

という事は今回の様に1匹シーバスを掛けても、しばらくすると同じピンに別のシーバスが付くことが多くあります。

この事から我慢して5分ほど休ませました。

そして休ませた1投目!!

完全に魚が着くピンは見えているので、さっきと同じようにⓐにスネコン90Sを落とし、少し掘れている①で・・・



「ゴンッ!!」


やっぱり!!

でも出来すぎ!!(笑)

今度は心の準備が出来ていたので思いっきりフッキングを入れファイト開始!!

がエラ洗いせず雨後の速い流れに乗って一気に下流に走る!!

めちゃくちゃ引く~!!!

楽し~い!!

そして・・・



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カッコイイ顔つき!!


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やっぱり、そのピンの1発目のシーバスより少しサイズは下がった感がありますが十分なサイズです。


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SNECON90S ピンクチャートクリア



うん満足!!


でもまだいるはず!!

もう①の1度ピンを休ませ、ルアーローテーションも行いますがノーバイト・・・


次のピンを探します。

シャローからの馬の背があるのを知っていたので、今度はそこを中心に探ります。

ヒットルアーのスネコン90Sで一通り探りますがノーバイト・・・

そしてボトムに当たりません。

レンジがずれているのかも知れません。

ボトムをゆっくり攻めたかったので立ち位置をⒷに移し、ルアーの波動をしっかり出しながら馬の背の淵や一番変化のある所を探していきます。

この日のような雨後の流れの速く、濁りも強い時は、波動をしっかり出して、シーバスに明らかに「ゴミじゃない」と思わせることが重要に感じます。

波動をしっかり出せてボトムを引けるルアー・・・

バイブレーション!!

ナレージ50をセレクトしました。

馬の背の上流方向から少しずつ攻めていき、馬の背が終わる所を探します。

そしてナレージ50をⓑに落としてボトムドリフトをしていると・・・



「ゴンッ!!」



そこから一気に下流に突っ走る!!



気持ちい~い!!!!




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こいつもいい顔つき!!


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頭もデカい!!


少しサイズアップ!!


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Narage50 クリアオレンジ(イベント限定カラー)



これ・・・釣れ続けるんじゃないの・・・と思い、また場所を休ませてNarage50でカラーローテーションも行いますがノーバイト・・・・


波動の質を変えようと、丁度ボトムにレンジが合った裂波、ショアラインシャイナー140Fに替えるもノーバイト・・・

更に波動の質を変えようと、弾丸ソバットに替えるもノーバイト・・・

最後はパンチラインマッスル95に替え、先ほど見付けた馬の背が終わる②にアクションさせながら流し込む為に、さっきナレージ50で釣った時より少し上流のⒸに落として・・・


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狙い通り!!


これ・・・ずっと釣れ続くんじゃないの・・・と思いましたが、下げに入るとノーバイト・・・

付き場が変わったのでしょう・・・

まだまだ修行が足りません・・・

でも十分楽しめた釣行となりました。

どうしても雨後の流れの速い時は表層系のルアーで勝負したくなりますが

「雨後河川で上げ潮のボトム」

これは、かなりハマることがあるので是非試してみて下さい。




さてここで雨に対する考え方です。

今回は私のホームである木曽三川を例に挙げますが、この考え方はもちろん全国で通用する考え方です。


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これは木曽三川の地図です。

長いですね・・・

広いですね・・・


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河口は川幅1km以上ありますからね・・・

一般的にシーバスが釣れると言われている木曽三川の右岸、左岸合わせて120kmの中からシーバスを探していきます。

ぞっとしますね・・・

しかも雨が降ったらどこでも釣れてしまいそうなので、更に大変です。

絞り込みです。

最近ゲリラ豪雨が多く、テレビを見ていても「〇〇県〇〇地方に大雨洪水警報が発表されました。」という速報をよく目にします。

気になって雨雲レーダーを見ると、本当にピンスポットで雨が降り、隣りの市では全く降っていないという事が多くあります。

例えば・・・

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犬山市で雨が降った場合

基本的に木曽川をメインにゲームを組み立てます。



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大垣市で雨が降った場合

揖斐川をメインにゲームを組み立てます。

この考え方が基本です。

今、自分がいる所で雨が多く降ったとしても、河川にはほとんど関係ない事も多くあるのです。

そして同じ量のゲリラ豪雨でも小規模河川では一気に増水しますが、木曽三川位大きな川では、ほとんど変化がないということも多くあります。

河川の回復スピードも小規模河川はすぐに回復しますが、大きな河川はなかなか回復しません。


これらの考え方と、把握しているベイトを合わせて考えてゲームを組み立てます。




具体的に説明させて頂くと、このような場合

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この状態が2時間続いたとします。

ここ1週間全く雨が降っていないなら、雨の影響が出やすい中規模河川をメインにゲームを組み立てます。

前日も同じような雨が降ったのなら、大規模河川の上の地図でいうなら「愛西市」より下流ををメインにゲームを組み立てます。

しかしこの雨より前でアユに付いたシーバスが上げ潮で調子が良ければ雨の影響の少ない「養老の滝」より上流でゲームを組み立てます。

ベイトがイナッコで急な水温低下でイナッコが弱ると思えば、各河川の河口をメインにゲームを組み立てます。

そしてその中からベイトがどういう状態でどの流速に溜まりやすいのか、インサイドなのかアウトサイドなのか、上げで少し緩くはなるが下流に流れる方がいいのか、下げで流速が速いほうがいいのか等を更に考えて、その日のポイント、時間別のポイントをセレクトしています。

少しでも参考にして頂ければ嬉しいです。




最後になりましたが、雨後でも上流から流木や大きいゴミが流れて来る可能性がありますのでウェーディングは控えています。

皆さんも安全な釣行を心がけるようにお願い致します。



 

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