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上宮則幸

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7月28日

昨夜、とりあえずの釣果が漸く出た。
バイト多数と言うわけでもなかったが、それらは力強く明確なもので、やはり狙い方に間違いは無いように思う。

ただ台風の接近が気になるところで、雨次第では地形が様変わりしてしまうだろう。
恐らく、増水がなくても現在は河口付近の地形変化の過渡期で、今のトレンドを見るにどんどん淀みは深くなっていく傾向にあるはずだ。
次の手も視野に入れなければいけない。

明日は日曜。
日曜の夜は魚釣りに行かない事にしているおれにとっては、今夜が恐らくこの淀みからの定点撃ち最後の夜になるだろう。
天気予報では月曜からは数日雨だ。
モンスターに口を使わせられるのか?

うんと上流から各支流の水質を見ながら河口に着くと予定していた時間丁度だった。
昨夜に続き今夜も釣り人は皆無だ。

淀みに降りる際に足下を照らすとベイトが岸際から逃げるのが見えた。
おや?と思って岸際に平行にライトを向けると、疎らながらも小魚が見えた。
体調10~15cmくらいか。

手でライトの光が拡散しないように足下だけ照らしながら進むとまた小魚が数尾。
小さなコノシロだ!
水質は昨夜よりも更にクリアアップしている。
一連の釣行の最後に相応しく、最高の御膳立てだ。

立ち位置に着いた。
今夜は竿をベンダからクローラ83に持ち代えた。
昨夜のヒットルアーがアイマのアイボーン98。
そこで比較的小型のプラグを多く持ち込んだから、ロッドもそれに合わせたわけだ。

暫く投げずに流れを見つめる。
定点付近に僅かに見えるヨレ。

ん~もう少し下流に立ちたいなぁ…と思って潮位が下がるのをそのまま待つ。ジリジリと歩を進めて、丁度いい場所に着いた頃にまた流れが加速して自分の背後で水面が微かにざわめく音がした。
淀みから流れに吸われ落ちるベイトの群れだ!
数日前に描いたシナリオそのままの展開に我ながら驚く。

昨夜のヒットルアー、アイボーンで第一投。
頭を下流に向けるようにドラッグをメンディングしながら定点に向けルアーを流すと、手前でコン!と小さく短いしかし力強い、明らかにバイトと分かるショックがクローラのティップを震わせた。
セイゴだから合わせるな!と心の中で呟いた刹那、ズン!!と、ウエイトがロッドにのし掛かった。

反射的に合わた!
一瞬水面が小さく爆ぜたかと思うと、いきなり猛然と魚が下流を目指し始めた。
デカイ!!
バタバタと竿を叩き魚が水中で首を振る様が手に伝わる。

カワヌベだと思った。
シーバスじゃないこの重量感は。
魚を走らせながらドラグを少し緩めおれは浅い方に歩を進めた。
ちょっとこの魚をこの深場で相手するのは心許ない。

ジリジリスティーズのドラグを滑らしながら歩いているうちに魚の突進が止まった。
流れの中で頭を上流に向けてステイしているんだろう。
微かに左右に首を振る様子だけが伝わる。

腰までの水深に辿り着いた。
途中からスプールをハンドドラグで押さえながら魚を引きずったが、ヤツは無抵抗だ。
足元を整えてファイト開始。
ドラグを軽く滑る程度まで絞めた。
竿とラインの確度を90度にして竿のダンパーを使う。
決してポンピングはしない。
また魚が暴走を始めかねない。
竿の角度を一定に保ち、ゆっくり慎重にスティーズを巻く。

ヤツはとんでもない重量感を手元に伝えはするが、全く無抵抗で拍子抜けするほど呆気なく寄って来た。
水面を盛り上げ、時折尾びれが見える。
間違いなくまだまだヤツは余力を残している。
いつその尾びれを振るって猛り始めるか?
恐怖にも似た心情でおれはゼクサスを焚いた。

予想に反し、目は赤くは光らない。
しかし驚く程の巨大な鱸が閃光に驚き横に翻った。
カワヌベのような体高。
全長は120~130クラス。
暗い水の中に眩しい位の明るい銀輪が光る。
間合いは1.5m。
それを遠ざけるが如く鱸がおれの横をすり抜け上流に突進!
すぐにスティーズのドラグが唸り始めた。
ヤバイ!と思い指をドラグに伸ばし開放しようとした時、ヤツが水面に躍り出た!
閃光の中で手が届きそうな至近距離で巨大な鱸が全身を曝して身を捩る!

対応が遅れたおれはそれでもクラッチを切りスプールを開放、始まった怒濤のランに耐える。

ギッギッギッ

この瞬間クラッチに頼った自分を呪った。
濡れた指に引っ掛かりライン放出がスムーズに行えない。
ヤバイ!と思いクラッチを繋ぎ、ドラグを開放したその瞬間、水面が再び爆ぜた。

そして、クローラが弾け上がりテンションを失ったレジンシェラーがだらしなく垂れ下がった…

痛恨のフックアウト!
嗚呼、無念だ。

もっと淀みの浅瀬まで遊動してファイト再開すべきだった。
やはり、魚をライトで照らすべきではなかった。
クラッチ操作はダメに決まっている…

いや、そもそも一投目から食って来た事に驚いているようでは端から主導権は向こうに握られていたようなものだ。

何年やっても下手の横好きのままだ。

フッと全身からチカラが抜けてしまった…

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