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上宮則幸

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込みの中潮初日

  • ジャンル:釣行記
ゴミ拾いしながら地形の変化を観察していた。
ふと気付くと水鳥がポツンと一羽だけ強風で波気立ったシャローに舞い降りてきた。
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慎重な足取りで目を水面に落としシャローを歩き回り餌を探し回っている。
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水が濁り波立った川面では餌も探しにくかろう。
それでも止めない。
意地になってるのか?他にもっと探しやすい場所もあるだろうに…
意固地なヤツめ。

まるで昨夜のおれみたいだなと我が事のように暫くこの意固地を見守った。





昨夜

この時期の肝属で大切な事「綺麗な水を探せ」。
田んぼからの泥濁り水には鱸は付かない。
科学肥料の影響なのか?
因みにソル友さんによると、最近の科学肥料は河川に流入しても生態に影響を与えないように製造されているとは言うが、実際大量に混入されれば魚は死ぬらしい。
とにかく、この時期川に差してくるキビレも鱸もこの濁りを嫌う。

昨日はまだ明るい時間に川に向かい、水質のいい支流の流れが本流と交わりどのようなルートで流れ下るのかをじっくり観察して立ち位置を決めて時合いに備えた。
この水とブレイクが交わるあたりを外さず撃ち流す作戦。

天候は下り坂。
昼から吹いていた強風は20:00ごろから弱まる予報だったのだが見事に外れて益々酷くなるばかり。
このまま諦めて帰ってしまってもいいのだが、今夜はヤツが差してくると予想している夜。
浸かってダメならまだしも、浸からず後で後悔したくはない。
迷わず浸かった。
風裏の別河川でとりあえず魚を見るような釣りも選択肢としては間違いじゃない。
ただ、この場所をカワヌベが通る確信がある。
カワヌベが欲しい!
それだけのためにいくらホゲようとも構わないさ。

しかし、ベイトユーザーにとって10mを超える風に完全にアゲインストで撃ち続けるのはホント苦しいねぇ(笑)
SVSのブロックを2つONにして、それでも真っ向フルキャスト!

通常ならばストレスのたまるアゲインストでの釣りを成立させてくれたのはDUELのTT120F。
Mariaのフラペンと合わせてインプレをしたいのは山々なんだが、マトモな釣りが出来ないほどの厳しい状況だったため詳細はまだ書けない。

おれは、この立ち位置でいい!このアングルでいい!そう信じ続けていつも結果を出す。
この夜も信念を曲げずに撃ち続け流し続けた4時間。
結果一度のバイトも出せずに川を上がった。

悔しいねぇ!
でも負けた気はしない。
ここでいいしこれでいい、次もやり切るさ!!




昨夜の自分とヒトリボッチ意固地に風に向かって立つ水鳥を照らし合わせてボンヤリ眺めていた。

唐突に意固地がクチバシを水面に撃ち込んだ!
一撃の元に20cm程の多分マゴチを仕留めやがった!!

意固地は暫くのすったもんだの末にマゴチをしっかりくわえ直し、そしてどこかに飛んで行ってしまった。
おれの上空を飛ぶ意固地の目が勝ち誇っているように思えたのはおれの感情移入によるものかもしれないが、おれも意固地スタイルのままでいこうと誓った。





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