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上宮則幸

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われ凄腕かく闘えり

明日の仕事、家族、衰えつつある我が体力…
歳とった諦めか?あるいは賢さか?
ま、兎に角おれは以前のおれじゃない。
別に一番じゃなくていいし、そもそも釣りで他人様と競う気も失せていた。

凄腕

以前から参戦しているが、複数のメーカーからのサポートを受けるようになった現在は、参戦する意味が違う。

実力の証明?

ブログで能書きも必要だが、やっぱり他人様よりデッカいのを沢山釣ってなんぼって言うものは、多少なりとも必要な気がしているんだよな。
それには凄腕への参戦が手っ取り早いんだ。
DAIWA 全日本シーバス選手権 第7戦はこれまでと少し違うモチベーションで臨んだ。

ただ、おれのホームの肝属はここ数年、この時期は陸っぱりも浸かりも人が多いわけだ。
東京のアングラーぴすとるぴーとキノコ氏から聞いた関東の過密具合からすればガラガラなんだろうが(笑)

河口域は数型ともに良好ではあるが、時合いにバタバタとヒットする感じで、そのタイミングを待つのはそれはそれで楽しいし、サイズに恵まれる可能性も大きいんだが、おれは河口域での釣りを諦めた(笑)
おれが仕事終えて川にたどり着けるのはどんなに早くても22:30。
既に浸かり屋が多数。
やっぱり他人様の立ち位置やリトリーブコースを気にしながらの釣りはおれの性に合わない(笑)


今回の凄腕期間中の主戦場は中上流域に定めた。
結果、そのためにサイズが伸び悩み凡退したのは間違いないが、だぁれもいないフィールドでゾクゾクするほどの期待感の中、釣りができたのは非常に気分が良かったよ。
勝ちに徹して河口域を選択するのが絶対に賢かったなと今更思わなくもないが、楽しかったから闘い抜けたのは間違いない。

中上流域の釣りで、当初のメインベイトは落ち鮎。
昨年、散々踏査しまくり落ち鮎の溜まる場所を見つけていたんだが今年も見事にハマってくれた!
昨年の落ち鮎での最大は96。
今年は
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パンパンの92!
ヒットルアーはBlueBlueのプロト『スネコンS130』
一応、シンペンのジャンルに入るルアーなんだが、アクションはS字系ビッグベイトに近い。
大きなS字起動を描くスネコンをアップに撃ち込み、淵の中からランカーが水面割って飛び出すのには毎回チンコが縮み上がった(笑)
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いい食い方だろ?

このまま落ち鮎でグッドサイズを捕り続けられれば苦労はしないんだが、もちろんそんな美味しい話しは無く、中流域のイナ付きの鱸に移行していった中盤以降。

ただし、イナの群れはあちこちあるが、鱸が付く群れを探すのには多少骨が折れて、散々地形と流れに迷わされたが、全く予想外の場所でハマる。
普通ならブレイク狙いのために立ち位置にするような場所が鱸の餌場となっていた。
水深は深いところで60cm!

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フランキーを軸に魚を探して、イナ付きでもスネコンが大爆発!
本当にバイトが多発。
何故かミスバイトも多かったが、ガッツリ掛かった魚は全てコンディションのいい魚達。

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釣れることは非常に楽しいし、その日1日の満足は確かに得られるんだけど、勝ちにこだわるならば80を沢山釣っても意味がないよねぇ。

河口域でも可能性を探る

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河口域ではおれが仕事終えてたどり着いた頃にはメボシイ場所にはどこも人が並び、おれの付け入る隙はやはり無い。
他人様がやってない場所に浸かるが、どうにも90が出ない。
抜かれた後なのか?

後半戦は上流域の洗い直し。
奇跡的に鮎の落ちに巡り会えないか?にかけてみるも、もっと驚くべきベイトを見つけた!
サヨリ!!
鱸の大好物なのは皆様ご存知の通り。
ただし、そのサヨリがステイしているのは水深40cm程の激シャロー。
こんなところでデッカい鱸が出るとは考え難いんだが、深みにドップリ浸かってシャローに撃ち込むっていうヘンテコな釣りを数日続けた。
この釣りを信じていないからもちろん釣れない(笑)
たまに河口や中流域で80クラスに遊んでもらいながらも、毎晩サヨリ付きのタイミングを探った。

その時は唐突に訪れた。

河口で撃ち疲れ、潮を含んだラインを上流の真水で洗うためになんとなく上流のサヨリエリアに入るといつものシャローが何やら騒がしい。
釣れる積もりもないから何の気も無くライトで照らすと驚いたサヨリがシャッシャッと水面を跳ねる。
すると、突然の補食音!
シャローに隣接するちょっとしたドロップオフに鱸がいるらしい。
但し、単発っぽい。
実はおれ的サヨリパターン最強ルアーはスタッカリングスイマー125S。
こいつを超早巻きで通す。
スタッカリングスイマーを使ったことがある方ならばわかると思うがコイツを早巻きするとノーアクションで横を向き水面を滑る。
釣れない?
いや、おれは散々釣ってる。
そして一撃で出した。

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正直、この魚以降この場所でグッドサイズを抜いていないから再現性のある釣りだとは思わないが、狙い続けたからこその一本だと自負している。


凄腕のランキング上位に肝属からも数名ランキングされているみたいだが、おれが展開した釣りはまるっきり違うと思う。
でも、これは実は苦肉の策なんだよね。
どうしようも無い中で、もがいて見つけた釣り。
結果凡退だから笑い物にされても仕方無いが、次も頑張るよ。

どこそこのテスターって言われるより、『凄腕』上宮って言われたいしな。

はい、今回は負けました!!!


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