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上宮則幸

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14カルカッタコンクエスト100

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ソルト対応になり、鱸釣り師の注目を先代以上に受けているであろう14カルカッタコンクエスト。
目新しい機構であるX-SHIP、MMギア、SVS∞を搭載しつつ、先代のイメージを踏襲した外観でデビューしたわけです。

シマノの丸型リールのハイエンドモデルの当機ですが、ある方の計らいで使用させていただく事になりました。
メーカーのサポートではありませんので悪しからず。

ただ、その方からの要望でこのリールのインプレッションをログにアップする事を約束していましたので、今回はそれを書こうとおもいます。
ちなみに、およそ50時間ほど使用してからのインプレですので、もっと使い込むうちに、異なる印象を持つかもしれません。
その際にはまたアップさせていただきます。


さて、先に使用開始し始めた14スコーピオンとの比較を簡単にしてみます。
5点満点での評価です。



①外観、パーミング
カル 4
スコ 4

外観は好みが別れるところですが、わたしはカルのゴージャスで堅牢な感じを高く評価します。
スコはプライスを考慮すれば全く悪くありませんが、相手が悪い(笑)
パーミングに関しては両者しっかり握り込みが効いて、文句なしですが、カルは少し小さすぎて親指がレベルワインドに挟み込む事もあります。
少し窮屈です。
スコはパーミングは良好で文句なしです。



②キャスト(8~15gプラグ)
カル 3
スコ 4

スプール径の差が出ました。
スコの勝ちです。
34mmのスコが機敏に回り始め、36mmのカルはもたつきます。



③キャスト(15~20gプラグ)
重要項目なので細分化しました
カル 4
スコ 4

この重量からはスコの後半の伸びが貢献し始めます。
それでもスコも十分優秀。
ちなみにこの重量でのアキュラシーに関してはスコは5をあげられます。
トータルで見れば同点ですが、微差でスコが勝ちか?


④キャスト(20~28プラグ)
カル 5
スコ 4

カルのスプール径のメリットが最高に生きるウエイトレンジです。
後半の伸びは快感の領域です!
スコには不満は無いですが、比べてしまうとその差は歴然です。


⑤キャスト(28~35gメタルジグ)
カル 4
スコ 4

比較的大きなルアーやメタルジグでメッチャ飛ぶルアー達です。
両者不満無い飛距離ですがスプールの幅(カル21mm、スコ25mm)ラインキャパ(♯3でカル100m、スコ165mm)の違いがありますので、ラインが出るとライン巻きレベルが落ちてしまいカルの後半の伸びが頭打ちになり始めるウエイトレンジです。
PE♯3ではほぼ同等か、ややスコが有利かと言えるでしょう。
もし、スコにカルと同形状のレベルワインドが搭載されていれば④⑤の結果はずいぶん違うかも?


⑥巻き スムーズさ、感度、パワー
カル 6
スコ 4

カルは満点超えます。
超絶スムーズ、究極感度、絶対パワー。
小型シンペンの首振りがノブに伝わるなんて当たり前。
ローギアならではのパワー。
感動、驚愕の性能!
スコも十分優秀です。
比較するのは乱暴ですが、ステラもイグジも全く及ばない。


⑦ドラグ
カル 4
スコ 3

カルは結構スムーズ。
使える。
だけど、Max4kgは若干不満。
スコはMax5.5だが、高負荷での放出にスムーズさを欠く。


まぁこういった印象です。
使用時間がまだ十分でないので、耐久性に関しては割愛させていただきました。

参考までにナナロク、ナナテンへのマッチングもスコアにしてみます。

・ナナロク
カル 4
スコ 4

・ナナテン
カル 4
スコ 5

かな?




総評

わたしが行うシャローでの浸かりの川鱸釣りにおいて、カルカッタコンクエスト100とスコーピオン200を比較した場合により適していると感じるのは意外にもスコーピオンです。
正直な話し、カルカッタコンクエストを買うならスコーピオンを二台買います。
もちろん、スタイルや場所、使用ルアーによりインプレッションは人それぞれに違うと思いますので、違う意見があっても全く不思議は無いことを了承していただいた上で、参考にしていただければ幸いです。

ベイトタックルにおいてリールの選択はスピニングよりはるかに重要です。
『竿は頭脳、リールは心臓』だと思ってます。
ロッドは同じでも、リールの違いでアキュラシーや飛距離が全く違ってきます。
違うと言うか、生かせない事があるかも?

リールを複数購入する事はわたしにも経済的に非常に困難ですが、正直な話しメーカーの宣伝や個人が公開するインプレッションのあてにならない事と言ったら話になりません(笑)
わたし自身、スコーピオンにせよカルカッタコンクエストにせよ、自分で使い込んでみて初めてわかる事や思い込みが多々ありました。
そう言う経験の上で自分の立場でこの記事を公開するのには若干の勇気が要りましたが、思うところを好き勝手書かせていただきました。







うん、カルカッタコンクエストはバスの巻物用だな(スマホじゃ小さな字で書けないのが残念)









 




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