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上宮則幸

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3月28日

  • ジャンル:釣行記
少しいつもとは違うタイミングから入水。
多少ボラっ気が多い気がするが、鱸の捕食音も気配すらなく時間だけが過ぎていく。

水は白っぽい濁り。
これは雨の影響の名残ではなく、田んぼからの排水が流入しているところ。
この濁りは暫く続く。
そしてこの濁りが入ると、ホームから鱸が遠退く。

あ~…春の大鱸は今年は無理かな…と思いながらお月様を眺めていると、目の前の水面が膨らんだような気がした。
何だろうか?と目をこらすと、『パン!』と、何かが弾けるような音と同時に、
小さく水しぶきが上がる。
続いてすぐ近くの水面が盛り上がった。
そして水中から『ゴッ』と、音と衝撃波が伝わってきた。

おれはこの音の主を知っている。

その音の辺りにソッとルアーを入れてみる。
何度も何度も入れてみたが、何も起きない。
相当長い時間が過ぎたが、鳥肌が立ったままだ。
既に完全に気配はない。

へなへなとしゃがみこみたくなるほど、やっと緊張が解けた。

今夜は眠れそうにない





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