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上宮則幸

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川内川遠征釣行記

とりあえず、何処へと言うことも無く「遠征すっぞ!」と言う話しをしたのが確か3月だったと思う。
理由も確たるものも無い。
強いて言えば「レベルアップのため」になるのか知らん。

当初の予定地は筑後川。
それが6月には大分の大野川に変更になり、つい先月熊本の緑川に再変更。
そして更にグダグダと話すうちに何故か先週、川内川に再々変更の紆余曲折を経た。

予定地を良く見て欲しい。
我々の住む鹿児島県鹿屋市にどんどん近寄ってきている(笑)

そんな今回の遠征のパートナーはこやつ
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今吉君。
なかなかのいびきだ(笑)

ちなみに我々はほとんど川内川での釣りの経験は無い。
今吉君が数年前にちょっとだけおさわり程度に釣りと下見をしただけで、わたしはその河原に降り立った事すらない。
そして、今回はガイド無しで敢えて事前情報も積極的には仕入れていない。
現在の釣況すらもわからない…
つまり、完全なるアウェイ戦であり、開拓的釣行に臨むこととしました。

日程は金曜日の20:00に鹿屋を発ち、また鹿屋に帰着するのが日曜日昼過ぎの予定。

一応、金曜夜中も釣りできるわけだがメインはやはり土曜のナイトゲームを主軸とし、他の時間はその下見的なランガンに費やす事にしました。

今回の釣行で開拓したいのは川内市街地よりも数十キロ上流の中流域で、わたしと今吉君の意見は共通していました。
あわよくば、いかにも『清流域』と言える上流での釣りを希望していましたが、現着して朝から上流に向かうと、『遊漁券無き者の漁業活動を禁ず』の看板がいたる所にあります。
加えて、今吉君によると知人と鮎釣り客とのトラブルの話しなどもあったらしく、無用なトラブルは回避するために、南瀬下よりも上流は諦めて、中流域での釣りに絞ると決断しました。

ちなみに、諦めた上流域…何カ所か河原に降りてみましたが、エントリールートを全く知らない我々がウロウロできるほどイージーな印象でもなく、ましてやナイトゲームで攻略できそうにもありません。
上流エリアは二泊以上滞在できる機会を設けて開拓したくなるほど魅力的な景観と地形でしたが…

しかし、中流域と行ってもやたらと川幅も広く延長も長い!
両岸が護岸されたエリアからほぼワイルドリバーなエリアまで状況はあまりにも多様です。
何処に降り立って振ればいいのやら…
2人してGoogle earthを使ってめぼしいエリアを見つけてはクルマで向かってみます。

紆余曲折、沢山のエリアを廻りながら最終的にナイトゲームで実釣するエリアを二カ所に絞り込みました。

一カ所は回り込んだ大きなカーブに出来た深い淵とシャローの隣接するエリア。
もう一カ所はそこから少し上流の瀬と橋脚と明暗が絡むエリア。

淵を選んだのは地形と流れとベイトの複合要素からあるパターンが見えたからです。
もう一カ所の瀬と橋は淵で不発の場合の保険でした。

つまり、実質的にはこのエリアで勝負します
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地元の方はこの画像でわかるんでしょうか?

画像右手がカーブ外側で淵を形成し、岸際にテトラポットが入っています。
流芯はカーブ手前でそのテトラポットにブチ当たり、左側のシャローエリアに微妙な反転流をつくだします。
デイの下見では対岸のテトラポット際で数発の補食を見ました。
間違い無く鱸がその淵に潜んでいます。
しかし、このエリアの川幅は干潮でも130メートル以上。
浸かって釣ってもテトラポット際に有効なキャストを撃ち込めそうにありません。

我々が予想したシーバス捕獲のシナリオはこうです

『対岸のシーバスが手前のシャローにベイトを食いに差すタイミングを狙い撃つ』

確信はありませんでしたが、夜中の下げ時合に発生する反転流により、手前のシャローにイナッコが押し寄せるイメージが我々にはありました。
これは肝属川で幾度となく経験している事ですが、この時期間違い無くシャローがシーバスの補食場所になるはずです。
昼間は散漫にイナッコが散っているだけのシャローが阿鼻叫喚の補食場所となるのは、もちろん肝属川だけではないはずです。

我々は肝属スタイルそのままで、この大河川内川を攻略する事に決めました。



実釣の解説はおよそ無用なので致しません。
エリア選択と、シャローを信じる事だけが全てでした

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2人で6本のシーバスと出会えました。

結局、実釣四時間で水位に合わせて入水した場所から数メートル前方に移動しただけです。
現場でアジャストする必要があったのはトレースするレンジだけ。

この川が近況魚影が濃いとは思えませんが、2人で20回近くのバイトを出しました。
肝属スタイルにより導き出した釣果。

このエリアの潮止まりを迎えて2人満足して納竿といたしました。


結果的にランカーは出ず。


しかし、それはまたの楽しみに。


素敵な川でした




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