【★お魚捕獲奮闘記★】赤女(アカメ)連発！

　
強い日差しが終わりを迎え、夜の帳が落ちてくる時間。

また、今日も「赤女（アカメ）狙い」が始まる。

運良く取れた3連休の最終前夜、この日で3夜の連続釣行となる。

休日の平均睡眠時間は5時間ほど。

好きな事をしているからっても、流石に疲れが溜まる。

以前のブログに「赤女狙いは修行」と書いたが、昨年くらいか

ら、もう少し気楽に楽しむようにしている。

赤女狙いが出来るだけで十分、良さそうな時は粘り、良く無い

ならさっさと撤収するのだ。

休憩時にはアウトドアチェアに座り、満天の夜空を見上げる。

連休中は天気が良かったから、ゆっくりと眺める事が出来た。

時折見える流星や、壮大な天の川を見ていると、心が洗われる。

「釣れなくてもいいや。」と思えてくるから不思議。

連休2夜目に、60センチと小さいならが1尾を上げた、今年2尾目。

シーズン中の週末に通っても、「年間1尾だけ」はよく有る事。

2尾目の釣果で少し気持ちが落ち着いた。

3日目は前夜の釣況に潮回りと天候も良く、何時になく釣れ

そうな予感がするが、「欲は言わない。」そこそこのサイズを

1尾でいいのだ。

期待十分で最終日を臨んだものの、空しく時間は過ぎていく。

一息の休憩を挟む、この日も雲の無い夜空から満天の星が

降りそそぐ。

一人でゆっくりと満天の星を眺めながらの釣りは、不便な田舎に

住んでいるからこその特権だ。

疲れ気味の気持に再度、やる気を注入。

ブレイク絡みのポイント狙いから、シャロー狙いに切り換える。

かなり浅い為、BKFのオリジナルのリップでは釣りにならない。

毎釣行前にBKFのリップを、削っては調整をしてきた。

シャローにアジャスト出来たはずのものが数本は出来た。

投点を変えならがの数投目に赤女がヒット。

大きくは無い！余裕のやり取りが裏目に出てバレてしまった。

そんなに落胆は無かった。

むしろ、シャローに回遊してきている確信が持てた。

バラしての2投目、前のヤツとは明らかに違うサイズがヒット。

静かなポイントにドラグ音だけが、鳴り響く。

走る方向によってはブイに絡む可能性もあるため、スプール

を押えてプレッシャーを与えると、必ずヘッドシェイク。

ライトに映し出されるその姿にはドキドキさせられる。

慎重にやり取りをしながら、3度ほど走ると寄ってきた。

ライトに反射する、あのルビー色の目は何時見ても、ゾクッと

してしまう。

誰もがあの目の虜に、なってしまうのだろう。

魚の動きに合せ、河原にズリ上げる。

メーターは超えてないのは直ぐにわかったが、十分なサイズ

であることに間違い無い。

このサイズになると、完全に成魚の風格。

ゆっくりと見ていたいところだが、重さも計らずにささっと

リリース、ゆっくりと闇に消えていった。

サイズ的にも、何時もならもう十分。

この日はまだ釣れそうな気がして、一息もつかずにルアー投入。

BKF175で、60センチを追加。

その後は気配も消えて、時合が終わった。

今年の1尾目から週末の度に釣行する事、10回以上。

空梅雨だった為、今年はホントによく通った。

アタリすら無い日が当たり前の結果になっている、赤女狙いで、

2尾の釣果にもう気持ちは十分だった。

落ち着きを取り戻し、頭上を見上げると天の川銀河が眩しい

ばかりの光を放ち煌々と輝いていた。

※後書き

数ヶ月に渡りった多忙と、釣果も無かった為、ブログの

更新が滞りました。

何時もチェックしてくれてた方々、ありがとうございました。

ひと先ず繁忙はひと段落つきましたが、春と初夏の磯シーズンは

無情にも過ぎてしまいました・・・

夏期は赤女狙いを中心にやっていきます、さらなる釣果を期待

してください。
　
　
　
〔釣果データ〕
7/15 赤女(アカメ) 60cm BKF140リップカットチューン

7/16 赤女 80cm BKF140リップカットチューン
　　　　〃　60cm BKF175リップカットチューン

〔タックルデータ〕
【ヒットルアー】：タックルハウス・BKF140・チャートバック
　　　　　　　　　　　　　〃　　　BKF175・サバカラー
【ロッド】：Gクラフト・セブンスセンス・MID REEF MRS-962-BLS
【リール】：SHIMANO・'13STELLA SW 4000XG
【ライン】：YGK G-soul X8 UPGRADE 2.5号
【リーダー】：SUNLINE ソルトウォータースペシャル
　　　　　　　　システムショックリーダーナイロン60lb
　
　