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高知県

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1m48㎝のアカメと1時間の激闘


久々の投稿になります、先日の3連休の釣行記です。



8月中は天候も今一つだったので、9月の連休はアカメ狙いの遠征者も

多いだろうと思い、ポイントの混雑をさけて柏島の沖磯に釣行する

つもりでいましたが、3日間ともにうねりで出船は無理となってしまった。



天候にはあらがえないので。

連休初日からアカメ狙いに切り換えて、干潮時にポイントを下見。

元来、偏屈なんで人が居ないポイントで一人静かにやるのが好き。

そんなポイントを探しながら、満潮からの下げ狙いならここだろうと、

思うポイントが1箇所だけあった。




連休初日は雨が降ったり止んだりで微妙な天候に、どうするか悩んで。

夕方の天気予報を確認すると翌日は「晴れマーク」に変わっている?

水温は上がると予想し初日はやらずに撤収、翌日に掛けることに。




翌日は朝から快晴!

朝一はエギングで食べごろサイズのモイカを2杯仕留めて。

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午後から少し早めにポイント入りする。

マイナーなポイントだが3連休中ということもあり、誰かが入る

可能性もある、シーズン中のポイント争いは厳しいのだ。




狙いは満潮からの下げ。

ベイトになるであろうボラは満潮になるにつれ、それなりにポイントに

入ってきた。

この日は中秋の名月より2日後、満月の翌日ということもあり、それは

きれいな月が東の空に昇る。

下げ潮が動き出すのを待ち、月夜の定番?クリアカラー系を投げ込む。

ボラも跳ねていて、まだアカメの回遊は薄いか・・・




満潮から2時間、下げの流れも早くなってきた。

ルアーはクリアから、逆に目立たせるようなカラーをチョイス。

ダウンクロスで投げたルアーを流れに乗せてアピールさせると。

「ゴン」っという衝撃の後、ゆっくりと走り出した!!




今年の初物、慎重にやりとりするとと意外にすんなりと寄ってくる??

時計はこのとき9時、ヒット後から5分くらい経っていた。

「80㎝くらいのアカメ?」、無理なく取り込めそうかなと頭の中を

過った時、凄いトルクで走り出す。

止まらない!40~50m?は一気に走られ、その先でエラ洗い!

月夜である程度の様子はわかる、大きそうではあるがサイズまでは不明。

この時はまだ、自己記録の113㎝は超えてるくらいのサイズだろうと、

高をくくっていたが。




寄せては走られを繰り返され、あまりの長い緊張状態に心臓の鼓動が

わかる。

血圧高いのにファイト途中でぶっ倒れないか?・・・




200mほど上流に昨年会った若い人がやっていて、声をあげれば気が

ついてくれるだろうけど・・・。

でも、一人でランディングすると決めて、このポイントに入ったのだ。

最後まで一人でやりぬこう!




冷静になるために時計を確認、既に30分は経過していた。

アカメの走りの勢いは弱まる気配が無く、遊ばれているようにすら

思えてきた。

ラインから嫌な感触が伝わってくること3・4回、フッキングポイントは

何箇所かは見切れしたか、伸ばされたか折れたかでフックアウトして

いるはず。

バレてしまう可能性も高まってきているが、取り込めるのか?




その後も何度も寄せては走られを繰り返してるうち、いつの間にか

気持ちは落ち着いてきていた。

アカメの動きに合わせて、走る時は「走らす」、寄せるときは

「ゆっくりと」、けっして無理なやり取りはせず。



そしてついに!

魚体が見えるところまで寄ってきた、もう今しかない。

後退りしながら浅瀬に誘導、魚体は横になりもう逃げられないはずだ。

一見して、自己記録の113㎝は軽く超えてる!

下顎をオーシャングリップで掴み、水の無い場所までズリ上げる。

途轍もなく重たい!



時計を確認すると針は10時ちょうど。

記録モノのランディング時には自然と「ガッツポーズ」や「歓喜の声」

や感動のあまり震えてるところなんだけど、1時間余りの激闘の末に、

気持ちは意外にも落ち着いていた。

それはこの大きさのアカメに対する、感謝の気持ちだったのかも

しれない。




急いで数枚の画像を撮り、メジャーを当てる。

120㎝のメジャーで足りない??

もう一度、下顎のメジャーの[0]の位置を確認するもズレてない!

120㎝を超えてる!?



メジャー終端120㎝ところに指を置き、そこからメジャーを継ぎ足す。

継ぎ足したメジャーの30㎝近くのところに、アカメの尾の端がある!?

いうことは・・・

ちょっと頭の中がパニックってる。

冷静にもう一度、数えるように10、20・・・・8、28㎝。

合わせて、1m48㎝!!
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もう驚愕サイズのアカメです。

推定40㎏オーバー?ひょっとしたら50kgはあるのかもしれない・・・
(K2F142が小さくみえます)




よくぞ一人でランディング出来たものだ!

ランディングした時は、やはりリアのフックが1本だけでした。

ホントに紙一重でした。

このサイズの魚を獲れたのは、全てのバランスが丁度だったのだろう。

(ドラグ設定は決して「緩い設定」ではないので、ご理解ください。)



結果として、釣り上げたアカメには相当な負担をかけてしまった。

ランディング後は暴れることすらしてない。

もう2度と釣れるサイズでは無いから、記念に物持ち写真も撮りたいが

ランディングした場所からは、上流の釣行者が直視出来ない所だし・・・

だだっ広い川原にストリンガーを結わえる場所も無いし、引きずって

行くのも、アカメには負担が大きすぎる。



このサイズまで大きくなったアカメを死なせたくはなかった!

その思いを優先させ、股下ほどの水深の流れのある場所で蘇生させる。

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自発的に泳ぎだせるようになるまでに、かなりの時間を要したが、

オーシャングリップを外すと、無事に流れに乗って見えなくなった。

ありがとう、元気に生き残ってくれ。




このサイズを超えるのは、もうこの先無いだろう。

一生の思い出をこのアカメからもらいました。




最後に。

帰宅後、画像を確認するとピンぼけも多く、全長全てが写ってないし、

大きさ感が今一つわからないし・・・

「ホントにその大きさあったの?」と言われると、現認者もいないし・・・

そこだけが残念でなりません。


ブログ投稿を休止していたのは、あまりにも文章の美しい釣りブログに

出会い、私が書くものではないと思っていました。

こうして、もう一度書いてみようと思ったのは、このアカメのお陰です。

もう少しだけ、頑張ってみようと思います。


〔釣果データ〕
赤女(アカメ) 1m48cm 重さ:未計測


〔タックルデータ〕
【ロッド】:Gクラフト・セブンスセンス・MID REEF MRS-962-BLS
【リール】:SHIMANO・'13STELLA SW 4000XG
【ライン】:YGKよつあみ G-soul X8 UPGRADE 2.5号
【リーダー】:SUNLINE ソルトウォータースペシャル 
       システムショックリーダーナイロン60lb

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【ヒットルアー】:タックルハウス・K2F142・BR1デイライトムーン
【フック】: がまかつ・トレブル RB MH #1


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