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▼ 磯ヒラシーズン開幕!だけど・・・
- ジャンル:釣行記
- (沖磯)
5/12土曜日、小潮、AM4:00
渡船に乗る準備をしている体に季節外れの北西風が冷たく当たる。
車の温度計は、「9℃」の表示!
季節が1ヵ月以上、逆戻りした感じだ。
念の為に車に積んであった、長袖シャツとフリースを着込む。
高知西南部周辺のキビナゴの産卵期に熱くなる磯ヒラ
例年だと、そろそろ開幕のころだと思い。
カミさんの実家の「いのうえ渡船」で、柏島の磯に渡ってきました。
実はGW前半の無理がたたってしまい、左手首の炎症が悪化、
握力はほとんど無い状態に。
持病だから仕方ないものの、通っている病院で「炎症抑え」を患部に注射し、
痛みを和らげてもらった。
そんな経緯のあった今回の釣行。
友人からは「そこまでして行くか!?」とも・・・(笑)
一番の沈静手段は安静すること、使わないのがいいのだそうですが。
5:30
北西風の風波で、いい感じのサラシが出来ている「赤バエ・東のハナ」に
下ろしてくれた。
今回は磯ヒラシーズンを楽しむべく、O君が同行。
KAMIWAZAタックル2セット。
先に準備が出来た、O君が開始早々ヒット!
波でタモ網入れを手こずったもののなんとかキャッチ
68cm、まずまずの型!
もう1尾居てもおかしくない「いいサラシ」に、
自分もルアーを打ち込むが反応なし(泣)
青物でも狙うかと沖目に向けてキャスト。
1投目で青物らしいアタリ!
底に向かってグングンと突っ込む引きから、「カンパチ」か「ヒラマサ」だと察する。
サイズは大したことないから、磯ヒラ用ロッドでも問題なし
ロッドのパワーで浮かせ
波高が高かったから、O君がタモ入れしてくれる。
ネイリ(カンパチ)・50cmをゲット!
欲を言えばもうワンサイズ大きいのが・・・
このサイズでも根に突っ込まれると、ラインブレイクすることもあるから
侮れない相手。
(実際、リーダーはズルズルだった・・・汗)
引き味よし、食べてもこのサイズは最高に美味いから
磯ヒラより嬉しかったりする(笑)
8:00
アタリも遠のいたところで、お弁当船が到着、「磯変わり」をしてもらう。
石鯛シーズン最盛期で、1級ポイントは埋まってるらしく、
広範囲に探れる「幸島のナダレ」に渡る。
まず気になるポイントを探ってみるが、反応無し・・・
9:30
ちょっと早いけど潮止まりも近いことだし、お弁当を頂く。
女将の手作り弁当
オカズもどっさり、ご飯も「ギュウギュウ」に詰めてあって、
兎に角ボリューム満点、お腹いっぱいになります!
10:30
小潮だが以外にも満潮からの引き潮で潮が動いている!
黒潮が接岸したのだろうか・・・
風はおさまる予報だったのが、おさまるどころかより強くなり、
磯際は取り込みが難しいくらいに波高が上がっていた。
磯ヒラには好条件な状況だが、「ヒットしても取れないかも?」と不安が横切る。
その予感は的中した!
ポイントを打っていくと。
爆初的とはいかないまでも、磯ヒラ5ヒット!
しかし、ズリ上げた後の取り込みでフックアウトし
海に帰っていったのが2尾
やり取りの際にバラしたのが3尾。
何れも、70cmオーバーの良型だっただけに・・・
この日はヒラ鱸に運が無かった、悔しい1日でした。
O君はこの日、ヒラ鱸に運があったのか、60cmを追加でゲット!
(1尾で十分だから、リリースしたようだ。)
まぁ、そんなもんでしょうね。
自分とO君は基本、「自分で取り込み」するスタイル。
(一人での釣行も多いから、自分でやらないとどうにもならない。)
波高が上がると、途端に難易度が上がる取り込み。
それがまた、ハードルが上がって面白かったりするんですよね。
一人で安全にかつ、確実に取り込むには、それが出来るタックル、
スキル等が必要になります。
タックルデータを見てもらえれば、ヒラ鱸狙いでは
少々オーバータックルなのがわかると思います。
ズリ上げで取り込む際には、リーダーを直接持っての
「ズリ上げ」や「ぶら下げ」がどうしても必要なときもあります。
その為の50~60lbのリーダーです、5~6キロなら十分ぶら下げ可能。
それ以上のサイズはギャフの出番!
2m伸びるギャフの柄と併用して使う、今回は用意してたのに使えなかった。
(使える間も無く、波にさらって行かれたというのが正しいか・・・)
ギャフ+ギャフの柄[神通力・チタンΦ6 + ブラックランチャーKWB-200]
青物用ロッドの「ショアマサ」なら、60cm前後のサイズであれば、
足場の高い所からならブチ抜きも可能、サイズが小さいなら、有効な手段です。
これからの季節は柏島の磯に限らず、高知西南部の磯は、
南からの風でウネリも入り易く、磯際の高低差が2~3mになることはよくあります。
ライトなロッドとライトラインで磯ヒラを取るのは、ある意味カッコいいのかもしれません。
しかし、それは命取りになる可能性も出てきます。
これからの季節の、釣行の安全係数を上げるためには、
ロッドパワー及び長さ、ライン強度を上げて挑んでください。
5・6月の磯ヒラシーズン開幕した雰囲気です。
5月中に、もう一度沖磯行こうと考えてますが
それまでに、左手の炎症が抑まることを期待しなければ・・・(笑)
〔釣果データ〕
ネイリ(カンパチ):50cm・1尾
〔タックルデータ〕
【ヒットルアー】:タックルハウス・K2F122・.S・ゴールドブラック/オレンジベリー
【ロッド】:バレーヒル・KAMIWAZA・トビワタリ136
【リール】:SHIMANO・'01STELLA SW5000PG
【ライン】:DUEL X-WIER 2.5号
【リーダー】:ナイロン50lb
〔タックルデータ〕
【ロッド】:バレーヒル・KAMIWAZA・SHOREMASA[ショアマサ] 118
【リール】:SHIMANO・'09TWIN POWER SW 5000HG
【ライン】:DUEL X-WIER 2.5号
【リーダー】:ナイロン60lb
【ギャフの柄】:バレーヒル・KAMIWAZA・BLACK LAUNCHER[ブラックランチャー] KWB-200
【ギャフ】:バレーヒル・KAMIWAZA・神通力・チタンΦ6
- 2012年5月16日
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