応援で作業に行っている、会社の作業が週末ポッカリと空きました。

予期していない休日のため、週末の釣行計画なんてしてません（笑）



「S川で赤女」を狙おうと思い立ち、下見を兼ねて車を走らせる。

しかし・・・・・

ここ数日、時折降った雷雨によりS川は増水




行く前から、５０%位はダメかなと想像がついていたんだが・・・

画像ではわかりずらいが、かなり茶色

ウェーディングでは危険なほど流速もある。

潔く、赤女狙いは諦めてSKMにUターン。



夜のSKMにて、シーバス狙いのウェーディング。

上げ潮狙いは他に釣行者も居なく、

自分だけの時間が流れていく。

釣れても釣れなくても、このひと時が「至福の時間」でもあったりする。






淡々と投げながら、物思いに更けていく。

家族のこと

仕事のこと

釣りのこと




その沈黙を破って、アタリ！！

赤女も想定したドラグ設定で、一気に寄せズリあげる。

60cmちょい超えの、平鱸。




サイズに関係なく、狙って釣った魚は素直にうれしい。

至福の一時を味わう。




ふと思う。

何時もシーバス釣りには「ufmウエダ」のロッドが傍らにあった。

初シーバスの時も

メーターオーバーを釣った時も

数々の思い入れのシーンに



そんな、大好きなメーカーだから10本所有している。




解散するとの話を聞いたのは、2週間前。

信じられなかった。




エンジニアリングの仕事をしているから、

今の日本の「モノ作り」は疲弊していることはわかっている。

どんな企業でも無くなる可能性は十分ある。

冷静に考えればそれが今回、ルアー釣りを始めたころから

使っていたロッドメーカーだったというだけ・・・。




しかし、そう考えてしまうのは少し寂しい！

SPSの「曲げて獲る」は、何時どとなく助けてくれた。

一人でランディングしたメーターオーバーは「CPS－862EXTi」の

性能なくして、獲れなかったと思っている。







これから、「大事に使って行く」という方も大勢いるだろう

でも、私はこのまま「ガンガン」使っていくつもり。

「形あるもの何時かは・・・」だろうけど、使ってなんぼのロッド

形がなくなるまで、使われるのが「道具の宿命」だと考える。

それが、ルアーの楽しさを教えてくれたロッドメーカーへの

感謝の記しだと思っている。

 

〔釣果データ〕　
　ヒラスズキ：62cm：1尾
　
〔タックルデータ〕
【ヒットルアー】：タックルハウス・Tuned K-TEN　TKLM "12/18"・SHピンク
【ロッド】：ufmウエダ・STB－962EX-Ti
【リール】：SHIMANO・'10STELLA 3000HG
【ライン】：DUEL X-WIER 1.5号
【リーダー】：ナイロン30lb