ショアシーバスにおけるベイトタックルの続き!

  • ジャンル:釣り具インプレ
前回のベイトタックルに関する続きの内容です。
※前回はコチラhttp://www.fimosw.com/u/nada/amb8m2y6hvvupb

前回はショアシーバスにおけるベイトタックルのメリット、デメリットをお伝えしました。
結論としては用途の幅広さではスピニングが勝るものの、状況によっては非常にメリットが多いのがベイトタックルで、スピニングタックルに代わるものではなく、補完するものというのが私の今現在のベイトタックルの考え方です。
今回は今秋、nada.からリリースされるベイトロッド二機種の解説とコンセプトをお伝えしようと思います。


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ND762MC
LENGTH:7,6ft
TAPER:REGULAR
LURE Wt:MAX 28g
SECTION:2pcs
¥19,800


今回のnada.の提案するベイトシーバスロッドのコンセプトモデル。
ナイロン、フロロカーボンラインをメインに使用することを前提に開発し、飛距離よりも、ライン強度、キャスト精度に重きを置いたモデルです。
PEラインでももちろん使用できますが、私はナイロン20lb(リーダー無し)をメインに使用。
ベイトタックルでのPEラインは若干の慣れ、もしくは専用リールが必要なのでどんなベイトリール、ラインでも使用できるようなガイドセッティング、ロッドパワーに仕上げています。
10g前後のミノーから28gクラスのバイブレーションまで幅広いルアーウェイトで、ベイトシーバスのエントリーユーザーにもストレスなく使えるモデル。



ND832MLC
LENGTH:8,3ft
TAPER:MEDIUM FAST
LURE Wt:MAX 28g
SECTION:2pcs
¥19,800


ND762MCがナイロン、フロロカーボンラインをメインにしたモデルなのに対し、PEラインの使用を前提に開発したのがND832MLC。
伸びの少ないPEラインでのミスバイトを減らすため、ミディアムファーストテーパーに設計しました。
スピニングに比べ飛距離が伸びにくいベイトタックルですが、少しでもそのストレスを軽減するため、キャスト精度、取り回しを損なわないギリギリの8,3ftにセッティング。
ND762MC同様、10g前後のミノーから28gクラスのバイブレーションまで幅広いルアーウェイトに対応します。
PEラインを選択するのであれば間違いなくこちらがオススメです。



nada.から提案する初のベイトシーバスロッドはスピニングタックルの長所と争っても意味がないので、あくまでもベイトタックルの長所を生かすための二本です。
メインラインがナイロン&フロロなのか、PEなのかによって選べる二機種です。
若干の長さの違い、パワーの違いはありますがライン素材の違いのみでコンセプトは同一です。

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商業ベースでみるとレギュラーサイズルアーを使うベイトシーバスロッドは決して需要が高いロッドではないので普通ラインナップに加えるのは怖いのですが(笑)、ウチのスタッフ、何よりも私自身が必要なので今回強行リリースとなりました。

今回、ウチのロッドでなくてもいいので、今後のベイトタックルの有効性の再確認になるような、そんな提案になれば良いなぁと思っています。

 

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