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釣りの原点を見た気がする

  • ジャンル:日記/一般
ある港にふらっと立ち寄った時の話。

波止のテトラにたくさんの人が並んでます。


駐車場に面したところから水面を覗くと、手のひらサイズのクロが群れて、豆アジも居そう。


隣に、自分の娘と同じ年頃の二十歳ぐらいの女の子が独りで釣りをしてる。


タックルは、ロッドが70cmほどの長さで、ちゃっちなリールに緑のナイロンライン。

1000円もしなさそうなタックルセットだ。

それに浮き止めと沈み浮きでサルカンが4つほど付いて、いきなりハリスで針。

釣り針には冷凍アミ。


思わず「(それで)釣れますか?」と声をかけてしまった。

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言っておきますが、ナンパでは無いですよ(笑)


屈託の無い笑顔で、「三匹釣れたんですよ♪」と返事が帰って来た。

サルカン4つの訳は、オモリを無くしたんで、サルカンでオモリの代わりをしてるだそうだ。

本当、釣れそうにも無い仕掛けなんだけど、オレンジの沈み浮きが横に走るたびにアワセを入れてる。

聞けば、大学生でバイトもしてるけど、それでも生活が大変なんで、夕飯のオカズを確保に来たそうだ(笑)

オジサン、思わず財布から諭吉出しそうになりました(笑)

何度も言いますが下心は無いです。

そのタックルを1回だけ借りて糸を垂らすが、目感度の釣りでペラペラのロッドでアワセを入れたが乗らなかった(笑)



釣りは子供の頃に、お父さんに何度か連れていってもらったそうで、その時の記憶を頼りにやってるとの事。


船の時間もあったので、その港を後にして、車の窓から海を見ながら、いろいろと思った。



うちの娘は、どうなんだろう。

サビキ釣りには連れていったが、道具から仕掛けまで準備してやり、釣れたらアジを外すまでしてやってしまった。

たぶん、一人で釣りなどといった思考にはならないんだろうな。

今になって思えば、釣りは創意工夫を育てるには素晴らしい教材だと思う。

子育て期の釣り友を見てると羨ましくなる。

自分は甘やかし過ぎたかな(笑)


自分の子供の頃は、空き地でミミズを掘り、竹のノベ竿にオヤジの釣り道具を入れたガンガンの箱から勝手に持ってきた仕掛けを付けて、フナやオイカワを釣りに行ってた。

湧水の湧く川底の砂利が跳ね、金魚藻が揺らめく小川はキラキラと輝いていた。

釣りは特別でも無く、単なる遊びのひとつ。

竿や針に拘りも無く、あるのは浮き下の長さとミミズの付け方とアワセのタイミング。

とにかく釣れる事が楽しかった。




このところの自分は、ああだこうだと屁理屈を捏ねて、道具に拘ってコレクター化しているのかもしれない。

釣りが上手くなったのでは無く、道具が良くなっただけのような気さえする。



あの頃のキラキラした初夏の水面の輝きの中から婚姻色の雄のオイカワを釣り上げた感動を思い出した。

来年は、釣りをする時間をもっと純粋に楽しもう。

そうだ、来年はオイカワ釣りに行ってみよう。

追い星の付いた、イケメンに会えるだろうか。
 

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