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殺気をコントロールする

今昼、最近シーバス釣りを始めた友人とシーバスゲームへ。

今日の目標は友人に釣らせること。これです。

目の前で釣られると悔しいですが、今回は釣れるピン全てを友達に打ってもらうときめて、あえてリーダーを結ばずにきました。(それでもタックルは持ってくる笑)

今回の場所は、魚の数が多いものの、入れ替わり立ち替わりで人が入っているので、スレが進行してる場所。

なので「殺気をできるだけ伝わらせない」という事が重要になってきます。

この日一緒に行った友人は、かなりセンスがあり、言ったことをすぐに理解して自分のものにできます。運動神経もいいのでキャストもビシバシ決まります。

僕はあえて、キャストするピンだけ教えて、「殺気を消してみてね」それだけ伝えました。

キョトンとしてましたが、おもむろにキャストを開始します。

しかしやはり、ロッドの角度、巻き方、着水音等、こちら側の殺気、具体的には、「釣りたいという気持ち、この速度で巻けばいいのかな?」といった感情が、殺気、気配、という形になってルアーに伝わってしまっています。

難しく書いていますが、釣りを一年もやってる人なら、おそらく釣りにおいての「殺気」という概念に薄々気づいてくると思います。

例えば・・・・

帰ろうと思ったらボイルが始まる。

帰ろうと思ったら魚が見える

友人と会話しながら巻いていたらヒットする

変なこと考えながら釣りしてたらいきなり魚がかかる・・・etc

全て、偶然では片付けられないような事が、よく起こります。

僕はこれを「殺気」という概念で見ています。

おそらく、いい意味でも悪い意味でも、進化してきた人間である僕達には感じる事ができなくなった何かを魚は感じているのだと思います。

語りが長くなってしまいましたが、釣行のシーンに戻ります。

友人の操作するルアーには、上記の殺気が伝わっており、なかなか魚が反応しません。

一投だけ、友人からタックルを借り、魚のいるピンのかなり手前に落として、ロッドの巻き方、水に対してのラインのつけ方、ルアーの動き、等々を伝えていた時。

ガツッ ガツガツッ!

⁉︎

これも殺気です。水面で元気よくエラ洗いするシーバス。

明らかに何もない、魚の居なそうなピン、適当に着水させ、説明しながら巻いていたリール。そしておそらく、僕自身に、魚を釣ってやるという意思がなかったのだと思います。

よくありますよね、ガイドしていると、ガイド役の人が釣っちゃう現象。

こういう時に限ってバレない。適当なやりとり、友人が左利きなので普段やらない右巻き。

無事⁉︎キャッチした魚はいいサイズcf6z4a32g4guzdk6cd7m_518_921-f55d11f4.jpg

「てめぇ!全然ルアーにやる気が感じられなかったからイケるかと思って食っちゃったよ!」

絶対そう言ってましたこのシーバス

11月の魚は回復が早いです。タモリリースすると素早く水面にもじりを立てて逃げて行きました。

シーバスはバレたり、一度釣られたりすると、そういうフェロモンをだして、周囲の魚が釣れなくなるらしいです。そういう説があります。本当かな?

なので合わせもあまり強く入れない方が連発させられるらしいです。本当かな?

気を取り直してキャスト開始。といきたいとこらですが、10分ほど、雑談、説明をしながらポイントを休ませます。

この10分間で、考えた結果、友人には、ジャークをやってもらうことにしました。

理由は、テンションをかける瞬間が少ないので、殺気が伝わりにくいのと、しっかりスラッグを作ればバレにくい、そして勝手にフッキングするという点からです。

ルアーはハードコア ベイシャッド80S。

その4投目、友人がキャストしたルアーが着水。

そして4ジャーク目に移行したその瞬間。

ドン。友達のロッドが止まりました。

⁉︎としている友人。

「根掛かり?」と聞いてきましたが、水深はおよそ5m。

瀬もない、なにもない。とっさに、「合わせて!」と叫ぶ。

水面に顔を出すシーバス。その首振りの感じから、おそらく引かないタイプのシーバス。

散々、ユーチューブで動画を見てるようで、友人はファイトがうまいです。

そして無事キャッチ!y3z5sgzxnraak939842s_518_921-78607da6.jpg

3回ほどハイタッチ。とても嬉しい瞬間でした。

サイズは先ほどの60センチを上回る、70センチ。

「殺気をコントロールする」

メディアが発達した今、小手先だけのテクニックが目に入ってきやすいと思いますが、意外と、人間側の気持ちやジンクスなど、そういうのを大事にすると、また違ったものが見えてくるかと思います。

帰りに食べたラーメンが格別に美味しかったランチタイムでした。







やべニンニクくせ〜。

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