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▼ WSS関東大会2013第3戦
- ジャンル:釣行記
- (WSS)
関東大会の出場は第3回(最終戦)にして、実は今回が初。
今年からバレーヒルの協賛がなくなりモチベーションも若干低下したという理由が大きいですが(*協賛メーカー以外のメーカーは公表出来ないというルールがある)、メーカーは第2回から「邪道」として協賛になった。
第2回は第1回からの流れのまま何となく見過ごし、そして第3回の最終戦に満を持しての参加。
舞台は旧江戸川。
珍しくバッシー氏を誘い、前日のプラから着手した。
というのは大会有効エリアが広大で端から端まで歩いたら推定1時間はかかる。
旧江戸川ディズニー側から対岸迄、葛西臨海公園をはさみ荒川河口までという数時間ではとても攻めきれない範囲のため、前日に釣り座を絞り込んでおくことが狙いだった。
プラでは一旦臨海公園側に入り直ぐに対岸に移動した。
この辺りの河川は実に変化に富んでいる。
橋脚に牡蠣瀬、澪筋。
河川の瀬はカーブの内側に出来るが、しかし埋め立て地の場合は特に外観から予想出来ないような場所にも瀬が隠れていたりする。そうした場所は海面の波の立ち方から判断するしかない。
30分ほど歩いて、澪筋と牡蠣瀬のナイスな複合ポイントを見つけた。
いつも人がいるので直ぐに見つかる場所ではありますが。
結局、プラではシーバス×1ばらし、マルタ×2という結果でしたが釣り座が決まったのでまずは一段落といったところ。
キッチリ攻めようとするとロストは免れないが、プラで8ロストは予想外。
もっと気楽にやるつもりだった(汗)
そして翌日の本番。
澪筋のブレイクを攻めるためにチビ冷音のフックをフロント#8、テールはスプリットリングを外してカルティバダブルフックの#6にしてきた。このバランスで飛行姿勢と泳ぎは申し分ない。
開始早々、時合いっぽいのが早めに来た。
釣れていたのは早くから釣り場に入っていた一般の人。
しかしシーバスがバイトする範囲が狭く、瀬のある区間だけ。
一人帰るとバッシー氏が丁度よいタイミングでそこへ入り、すかさずキーパーサイズをゲット。
それからチヌの時合いらしきものがあったが、このポイントでシーバスは2本出たのみだった。
完全に乗り遅れた。
そしてポイント周辺の人も減り、遠目に大会参加者が数人。
終了1時間前、帰りの移動時間を考えると実質残り30分。
澪筋のブレイクにコンと当てたところでシーバスがヒット。
良型!!
ブレイクから一気にリフトアップした所でプツンッ…
ラインに傷が入っていた?!
連続ヒット。今度はリーダーを牡蠣瀬で切られた。
難しい…
60~70m先にある澪筋から巻き上げてブレイク上でヒットさせたら最初に魚を引きずり上げなければいけないことはわかる。
しかし良型だったということもあったが、なかなか上手く行かない。
ブレイク手前側ではバイトが出ないジレンマもあった。
澪筋に沈めた場所でヒットするとラインがブレイクに引っかかり、テコの原理でエイと勘違いするほど重い手応えに変わる。
最初のリフトアップをもっと強くだ。
ええい、もう一度!
今度はチヌのヒットにラインがプツン。
“終盤の壁”、この時合いの4ヒットは全てラインブレイク。
2本はシーバスだったでしょう、しかしお手上げ。
私はパワーには自信がある。しかしこの釣り方に合ったタックルを用意しないと如何せんどうしようもなかった。
“たらればの話”はやめておこう。
今の私にこの魚は釣れない。
潔く諦めた。
結果は総ウェイインが3本。
いつもに増して激渋…それより“終盤の壁”のことで暫く頭がいっぱいだった。
優 勝:よっちゃん
2 位:nori2さん
3 位:バッシーさん
入賞された方、おめでとうございます!
序盤で46cmをウェイインしたバッシーさんは見事3位入賞で同時に年間チャンプを決めた。
苦手な若洲を克服し、諦めずに取り組んだ結果でしょう。
釣友として素直に喜ばしかった。
どちらかが入賞した時に恒例となった帰りのラーメン。ある意味入賞ペナルティ的な?(笑)
格別にうまいラーメンをご馳走になった。
次回はお返しできるように頑張ります。
今回の最終戦、結果ノーフィッシュに終わったが今回は本当に出場してよかったと思った。
帰りの車中でバッシー氏とも話したのは、自分が意図しない釣り場というのは普段なかなか足が向かないので、こうしたトーナメントを通じて自分の許容が広がると言った意味では大変有意義なものにもなる。個人の考え方次第ではありますが。
今日の釣りで言うと“終盤の壁”に尽きる。
クリアすべき課題が出来たということは、私にとっては最高の釣りに出会えるチャンスでもあるということだから。
- 2013年9月8日
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