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▼ 不運と不注意
- ジャンル:釣行記
- (【対象魚】シーバス)
土曜はいつもの沖堤へ。
船着場には無数のクラゲ。
ここが沖堤ならチャンス到来って感じでしょうか。
船が颯爽と走り出すと、ミヨシの方から眩しい程の朝日が差し込み、一瞬視界が奪われる。
それから常連達との会話に夢中になり、ふと我に返ると目前には赤灯台。
移動中に幾度となく見てきた光景のはずだが、飽きないね。
つくづく飽きない。
今日は1番へ。
丁度、潮が上げ返したタイミングからスタートした。
スタート直後から先端では40後半サイズがポコポコ出ていたが、2人ほど2番側にいた自分には何故かバイトが出ない。
こういう時は自分には間が悪かったと思って素直に移動する方がよい結果に繋がることが多い。
ちょっと場所がずれると全く釣れないなんてこといくらでもあるからね。
1から暫く内側をキャストしていると外側に居た人がクラゲが流れて来たことを教えてくれた。(ありがとうございます)
折角なのでということで外側へ移動。
ブレードを遠投し、しゃくり上げてのフォール…ボトム付近まで落としたところでいきなりドンッ!
それまで殆ど上層で魚が出ていたようだが、これは何故かボトム。
しかもこいつ…デカイ!!
次の瞬間、魚が50m程先の海面に顔を出した途端、ルアーが宙に舞った。
不自然なバレ方だったのでルアーを確認すると、やはりフックが取れてなくなっていた。
ついてないな…。
この日、魚はある定番ルアーで連発していた。(IPじゃなく)
他のルアーでは、中層から上層に誘い上げてから早いアクションでスイッチ入れてやるようなパターンが比較的よかったと思う。
2~3番では、1キャスト1バイト状態にあったが、捕食下手なシーバスの口にきちんと入れるのが何とも難しい…
結局、キャッチしたのはこのサイズが2本だけだった。
40後半:
釣れる時はボコボコ出るサイズなんだけどね。
食いが浅いうえにアベレージがこのサイズじゃ、難しいはず。
回復傾向ではあるものの、まだ状況的に良いとも言えず。この日は2本で上がり。
地道に待つしかないですね。
そして日曜はt@98さんとの浸かり。
やはり今は河川や干潟などのシャローの方が魚影が濃いことは間違いない。
しかし今回は不運も重なり、この釣りが難しく、とても危険であることが骨身にしみた釣行となった。
タックルもそいうだが、それ相応の準備は絶対に怠ってはいけない…
立ち込みポイントに到着すると幸先良くまずは1本。
40後半:
冷音 14g(OTOHIME):
潮位が下がりソコリ手前になると時合いが断続的にやってきた。
t@98さんはミノーやバイブレーションを使って順調に出し始めた。
流石、ここでの釣りはこなれているようだ。
開始から2~3個ロストしたところでようやくココの牡蠣瀬の形状が把握できた。
デカイ魚に近づこうと、所々盛り上がった牡蠣瀬の際どいラインをロッドワークとリトリーブを駆使してチビ冷音を通していく。
中間地点の牡蠣瀬をかすめ、手前のボトムがえぐれているところに落とし込んでからのスロージャークにズンッ!
2本目はレギュラーサイズの背掛かり。
50アップ/冷音 14g(花火):
3本目も同じパターンで。
コレも残念ながらスレ。
50前後/冷音 14g(EHIME):
途中から違和感を感じていたのは、やや左側手前にすぐに入られる根のようなもの?があった。
水の上からは様子がまるで分からないが…
ヒットしてから強引に引き寄せてきてもその場所に到達するとピタとラインが止まって微動だにしない。
既にその場所で出せるはずの良型を2本やられていた…
移動すれば良いわけだが、今更移動する間が取れず、やむなく続行。
そしてソコリを迎えた時、ようやく見えてきたのは細いクイのようなものだった。これはやられた><;
それからキャストする角度を替え、ダウン気味一辺倒に。
次にヒットした魚も良型だったが、踏ん張ったところでラインブレイク。
さっきのクイでラインにキズが入っていたのかもしれない…。
しかし、ここの魚のパワーはハンパない。
こちらは水に浸かり足場も悪い。魚との距離感が少し近づいたというだけで堤防などでの釣りとは魚から受けるパワーがまるで違う。
t@98さんがミディアムヘビーな約10ftのロッドを使っている訳がよく理解できた。確かにソリッド系ではココでは釣りにならないだろう。
その後、何本かばらした後、ようやくキャッチした魚は黒鯛。
まだ縦ジマの残る綺麗な魚鯛だった。
黒鯛 40cm/冷音 14g(メッキイワシ):
その後、潮位が上がりそろそろ釣行も潮時という時。
不意をつかれたというか、これは完全に自分の不注意…。
牡蠣瀬の上を歩いていると少し見えなくなっていた窪みに足を引っかけて転んでしまった。
牡蠣瀬に手をついた。
!!!
一瞬の間だった。
以前、t@98さんから転んでも牡蠣瀬には手をつかないようにと言われていたことが脳裏をよぎった。
これはやばい、やばいぞ…
恐る恐る自分の左手を上げて見ると見事にやられていた。
手首の肉が…(これ以上の表現は自粛します)
幸い、大間の鮪漁師さんがこの辺の土地に詳しかったので、病院での処置も早く軽傷で済んだ。(ありがとうございました)
日焼け跡が気になり、たまたまグローブをしていなかったというのが悔やまれるところであります。
教訓として、何があってもグローブは絶対必要。できればここでは、多少値が張っても手首まで保護できる頑丈な革製グローブ。
今回、大事に至らずよかったと思いますが、準備を怠ってはいけませんね。
ちょっと反省してます。
一緒に浸かった皆様、大変お騒がせ致しました。
http://www.ja-do.jp/jado-web/contents/salt/rain/rain.html
【 TACKLE DATA 】
・ロッド:DAIWA MORETHAN AGS 85MLM
・リール:DAIWA MORETHAN BRANZINO 2508SH-LBD
・ライン:RAPALA RAPINOVA-X MALTI-GAME 0.8号 17.8lb 200m
・リーダ:VARIVAS SEABASS SHOCK LEADER PREMIUM FLUORO CARBON
4号16LB
・ルアー:JA-DO 冷音 14g(OTOHIME/EHIME/花火/メッキイワシ)
- 2013年6月24日
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