【波止の上にも３年】「いい釣り」がしたくなる

今回はニコ生に助っ人として一緒に出演していただいた滝田さん、高橋さん達との釣行。

釣りバカが集まれば「いい釣り」がしたくなるもんだ。

いつもと違う沖堤へ来た。

ここは一面ディープエリアというわけでもなく、ゴロタのシャローエリアから潮通しのよい堤防の先端側まで変化に恵まれた実に楽しいフィールドだ。

雨天＆北向きの強風ということで難しいシチュエーションではあったが、どうせ渋いなら色々試せて退屈しない場所がよいと、

どんな時もゲーム性とおしゃべりを重んじるのが高橋ニズムだ（笑）

堤防へ渡ると、人が少なくフカセも居なかったので、まずはミノーでテクってみると、

開始から５分もしないうちにロッドが曲がった。

なぜか気になり衝動買いしてしまった「Graver Hi 68S」。

この日の立ち回りをどうしようか悩んではいたが、この魚のフックを外しながら何となくイメージした。

AM7:30からの「下げ」が効き始めるまでは、シャクラで水深2-8mの堤防先端側を叩く。

しかしスタート直後は魚はいるが渋め。

近くにいた滝田さんも似たような様子だったが、早々に動きはあった。

当たりレンジを探りつつ、潮目の中層を漂わせてからブレイクで誘ってみると、

パンパンと強く入れた跳ね上げに魚がリアクション。

なかなかのファイターだった。

ATOLL「ＪＪシャクラ」（22g）テストカラー：

一応、これが今日イチの68cm。

今、テスト中のシャクラ（22g）にガッツリ行ってくれた。

やはりディープエリアとは違い、魚の移動スピードが早い。

面を素早く、広く探ることが釣果アップの鍵だが、魚が出る場所には一定の法則はあるにはある。

次に高橋さん、ある場所のパターンを掴んだようで立て続けに魚を出していく。

ATOLL「ＪＪシャクラ」（22g）テストカラー：

今日のアベレージからすればなかなかのサイズだ。

続けて滝田さんも。

ATOLL「ＪＪシャクラ」（22g）テストカラー：

滝田さん、この日早くも「テストカラー３色制覇」とのこと。

ノルマ達成～なんてね（嘘）

さすがです！

AM8:00。

本格的には「下げ」からかなと思っていたが、満潮が過ぎると「下げ」はイマイチ流れきらない様子。

潮の上げ返しに合わせて魚の反応が止んだため、

ここからシャローを叩きに向かうことにした。

シャローに向かうにつれ、ワームには時々反応しているようだがブレードにはなかなか口を使わない。

そこで、上のレンジを探ろうと再び取り出したのが「Graver Hi 68S」。

朝はテクっただけなので気が付かなかったが、とにかく飛ぶねコレ。

あの飛距離は…私が知っている小型ミノーじゃない。

風速5-6mの向かい風キャストも（汗）

どんなに渋いときでもルアーを換えたとき、仕事をするルアーは釣れそうな雰囲気というのを感じるもの。

表層直下の速巻きは、この時のシチュエーションに合ってると思っていたが、

まさか、ここから２ヒットの仕事をしてくれるとはね。

厳しい場面で納得の１本。

アジャストできる範疇が広いブレードはパイロットルアーに最適だし、

渋めのシャロー帯ではミノーということで、それぞれの長所を生かす釣りができた。

十分過ぎるくらい楽しめたな。

ハードルアーだけでそれなりに釣れるなら個人的にはそれだけでもイイかなと。

【 TACKLE DATA 】

ロッド：DAIWA morethan AGS 85MLM

リール：DAIWA morethan BRANZINO 2508SH-LBD
ライン：YGKよつあみ G-soul X8 UPGRADE １号（22LB） 150m
リーダ：VARIVAS SEABASS SHOCK LEADER PREMIUM FLUORO CARBON 6号22LB
ルアー：ATOLL「JJシャクラ」 22g（プロト）
　　　　　JADO「Graver Hi 68S」 11g（レッドヘッドクラッシュ）