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2011.10凄腕釣行2


いよいよサーフでの実釣開始。
 
この日の為に準備を重ね、あえて自分を追い込んできた。結果は出さなければならない…
 
誰も居ない真夜中のサーフに挑んだ。
 
暗闇はアングラーの視界を奪うが、それと対照的に指先の感覚や聴力、想像力は益々過敏になっていく。
 
このノイズのない世界は、キャスト&リトリーブする一挙手一投足の集中力を高めてくれる。
 
ランカークラスはリアクションを取りにくいと考えているため、トリッキーなアクションは封印した。

スロー&デッドスローリトリーブを繰り返し、ランカーの鼻先に自然な動きで通すことを常にイメージしながらリトリーブする。

シンキングを多用するのは、フローティングでは攻め切れてない場所が意外と多いと考えているからだ。

シマノ ヒラメミノーⅡ:



例えば30-40m先にある瀬の向こう側は、意外と深場になっていることがあり、良型はそのボトム付近に潜んでいることが多い。

そこを攻めるのはフローティングでは無理。

また、シンキングはボトムの形状を確認できる点も大きい。
 
そして序盤は、予想に反して波際にバイトが集中した。

どのくらい波際かというと、波際でヒットし、フックアウトした際にすっぽ抜けたルアーが砂浜にポコンッとでてくる・・・・それくらいの波際。

だから不用意に浸からない方がよいと判断し、最初は波際から十分な距離をとったうえで砂浜からキャストしていた。


 
序盤に定着した波際パターン。

カレントの逆流、引き波、使える物は全て使い切り、暫くこのパターンで魚を出すことができた。
 
しかし、良い状況はそう長くは続かないもの。

ある日の大荒れの後、サーフに入ると何か違和感を感じた。

暗くてよくわからなかったが、どうやらサーフの形状が若干変わったようだ・・・

このことが魚にどの程度の影響を及ぼすかわからないが、とにかくポイントを探り直すことしか思いつかなかった。

サーフは、ランガンスタイルで広く探りは入れるが、魚が出る場所は大凡決まっている。

その場所が移動したか、若しくは消滅した可能性すらあるのなら、このことはダメージが非常に大きかった。

案の定、いつもシーバスが着いているはずの場所はおろか、2時間サーフをランガンするも魚の気配すら感じない・・・

そして翌日、移動するはずのない場所があることに気付き、いきなりそこへ入ってキャストすること2時間、ようやく出た82cm。



ヒットした場所は、自分が最初に山を張った瀬の向こう側のボトムだった。

フィネスに近い、餌釣りのような掛ける釣り。この1本がまた格別。

この時、自分にとって最高の釣果を得ると同時に、ポイントを最初から探り直す覚悟を決めていた。


(つづく)

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