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山本釣船店

▼ やばい貼りもの


今週はタラッサに付ける初期フックのテストを兼ねて沖堤へ。

初期フックだから何でもよいというわけじゃない。

・・というのは長年言いたかったことでもある（笑）

ジグのテストをいくら入念に仕上げても、最後に適当なフックを付けることでバランスが崩れてしまっては本末転倒だ。

初期フックが気に入らないなら交換すればよい・・・であれば、最初から付けずに少しでもジグの価格を安くしてほしいと思う人が多いんじゃないかな。

買って、すぐに外して、捨てることが何より無駄。

市販品でよく見かける格安フックを実装しても製造コストというのは必ずかかる。

いっそのことフックを付けずに割り切ってしまうのもありかなと思ったが、よく考えてみるとそれもどうかなと。

もしそのジグ、その釣りに最適なフックが最初から実装してあれば、使う人にはその方が有り難いに決まってるからね。

テストの結果、決まったフックは店頭で売られているものではないけど、某メーカー品と殆ど遜色ないものだ。

やはり歴史ある釣りもので揉まれてきたこの“フック”の完成度には目を見張るものがある。

“使える”初期フックを「Gjタラッサ」には実装する。



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で、釣りの話。

暗い時間帯はテクるのが定石になりつつある沖堤。

勿論、その方が早朝はキワについている魚を楽に出せるけどやらない（笑）

テクトロは嫌いじゃないが、今は暗い時間の「岸ジギ」をテストするチャンスだしね。

沖堤に上陸すると潮がヨレる場所へ入り、手際よくジグを落とす。

すると、ファーストフォールにズバリ！

まだ歩いてる人がいる中、失礼（笑）

カップラーメンより早かった63cm。



63cm/ATOLL「Gjタラッサ」（30g）白アワビ：
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これを撮影した時は薄明るくなっていたが、ヒットした時はまだ暗かった。

よくファイトしたからね。

この後、アジ・サバのプチラッシュに子シーバスが混ざり、



ATOLL「Gjタラッサ」（30g）白黒ハーフ：
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周辺を叩きはじめ、最初の場所に戻りもう１本。



ATOLL「Gjタラッサ」（30g）白黒ハーフ：
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本格的に日が昇り始めると、Ｔ田さんにもらった強烈フラッシングを試す。

拾い歩きを開始。

この得体の知れない張りものが凄いの凄くないのって（汗）

水面のピックアップに、シーバスがジャンプして飛びついてきますわ、マジで。

猪突猛進というか、正直、こんなバイトの仕方は暫く見てなかった。



ATOLL「Gjタラッサ」（30g）カスタム：
ft8jw3vrc789eckt7ebe_480_360-c09125d6.jpg



突然、フォールが止まって合わせると、ノーテンション？！

動かず、抜けるような手応え・・

確かにフッキングは決ま・・

すると、でかいシーバスが太刀のような垂直立ちでユラ～と表層に上がってくる。

やばい、横へ・・

バシャバシャ。

時すでに遅し。

やっちまった（汗）

油断大敵。逃がした獲物は大きいというが、どう見ても７０アップだった。

そして良型の余韻が残る場所で粘る。

渋めのキワは、まさしくタラッサが真価を発揮するシーン。

キワを入念に刻んでいくと再び、

コン！

サイズは下がったが、岸ジギには申し分ない６０。

この日、２本目の６０アップが出た。



ATOLL「Gjタラッサ」（30g）カスタム：
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この日はアジ・サバは好調で、なんだかんだ最終２０本前後。

シーバスは全体的に少なかったが、出るなら早朝の３～４時間ってところ。

フックがどうというのはやはり魚を釣らなければ分からない。

そう言った意味ではテストには有意義な釣行だったかな。

特にタラッサはボディ形状をを小型に絞っているためフックとのバランスが意外とシビアなのだ。

自分の釣りのベースがあったからと言えるが、初期フックが無事に決まり、まずは一安心といったところ。

ちなみにトリプルフック？・・・ナイナイ（笑）



 
 
【 TACKLE DATA 】
 
ロッド：APIA Foojin‘R WALLMAGIC B70ML
リール：SHIMANO ALDEBARAN Mg 
ライン：FAMELL FLUORO BLAST 150m 12LB
ルアー：ATOLL Gjタラッサ 30g（白アワビ・カスタム）
フック： 　・テスト用フック
　　　　　　・YGK よつあみ SEA HUNTER 10号 70LB
　　　　　　・YGK よつあみ セキ糸 赤 1号（NO.6）
 

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