プロフィール

ISHIKAWA

神奈川県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/3 >>

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:7
  • 昨日のアクセス:16
  • 総アクセス数:1112923

QRコード

ATOLL

WITH

釣り助・オンラインショップ

山本釣船店

冷音の向かい風キャスト

冷音の『向かい風キャスト』について書いてみたいと思います。



jtjxdv76ihtcvyjofjdb_480_270-aea0dd0c.jpg



今期、邪道から発売されたちび冷音が思いのほかバランスが絶妙だったために、オリジナルである24gの方が“ちび“に少々押されぎみといいますか、オリジナルは『思ったより飛ばない』とか、『回転しやすい』とか、たまに釣り場などで耳にすることがあります。


得てして向かい風で熱い展開になることが多いのがシーバスゲームですから、そう言ったシーンこそ鉄板を前向きに入れていきたいというのもありますしね、余計に回転が目立ってしまうのだと思います。


鉄板全般に言えることかも知れませんが、鉄板の性質上たまに回転してしまうのは仕方がないことだと思いますが、完全に解消することはないにせよ回転しにくい投げ方というのがあります。


まず、藤沢さんが解説されている「フワッと投げ」。


これは自分も多用していますが、とにかくこれが楽ですね。キャストが苦手な方はこれが一番かと。


これは冷音の公式サイトからレクチャーしている動画を視聴することが出来ます。


冷音を使って頂いている方は是非一度、ご参考ください。



5sm3mccpzs4rmyhittjm_270_480-6fae5162.jpg



しかし向かい風がビュンビュン吹いている中でロングキャストしたい時ってありませんか?


自分はそういう状況の方が圧倒的に多いですね。


自分の場合、沖堤の釣行が多いので、大荒れ、強風などでの釣行が比較的多くなりますし、こうした厳しい条件下では鉄板の回転問題は一層顕著になります。


しかしながら、風上から魚が入ってくることが多くなるため、向かい風キャストが回転しやすいからといって避けては通れず、寧ろ、必然的に風上に移動する傾向がありますので、これはアングラーが自ら向かい風を求めているといっても過言ではないと思います。


そこで表題の『向かい風キャスト』ですが、自分のキャスト方法をご紹介したいと思います。



kmikribpoboegdxzfrx3_480_270-099428c4.jpg



何故、鉄板は回転するのでしょうか。


それは進行方向と異なる方向への外的力がキャストした時のルアーに作用するからです。ちょっと分かりずらいですね(汗)


進行方向以外に作用する力はいくつかありますが、最も影響の大きなものは以下の3つと考えてます。


・遠心力

・キャストのブレ

・向かい風


従って、これらの影響を受けずらいキャストをすれば、回転しにくいということになります。


まず、遠心力ですが。


遠心力がルアーにかかると、前方に行こうとしているルアーに上方向の力(遠心力)が作用しますから、ロッドを振り抜いてリリースした直後には、鉄板はすぐさま回転するはずです。


この遠心力は、キャストする時の“垂らし“を長く取ることで影響を受けづらくなります。


垂らしが短い時よりも遠心力が影響しないというよりルアーに伝わりづらくなります。


次に投げ方は、フリップキャストのような投げ方は避け、一旦後方でしっかり止めてから、毎回同じ軌道を描けるようにキャストします。


これは垂らしを出来るだけ長くしてるためこれが投げやすいという理由はありますが、キャストした時のロッドのブレを最小限に抑えることが狙いです。


最後に向かい風。


向かい風に対して、上方向の角度でキャストをすると下からアッパー気味の風を食らって毎回のように回転するでしょう。


非行姿勢がなかなか安定しない時はまずこの風が影響しています。


その様な場合は、狙う角度を低くし、低い軌道でキャストすることで回転することを最小限に抑えることが出来ます。


特に強風の時は思い切って投げ下ろすイメージでキャストしてしまうか、上の角度はせいぜい同じ目線からやや上くらい迄を目安に狙います。


その日の風向きによって許容となる角度は異なるので、色々探りながらキャストするとよいと思います。


纏めると、


垂らしは常に長く取ってブレないキャストに気を使えば回転しにくくなるので、後は風の影響を受ける時は低い軌道のさじ加減でOK…です。


鉄板の回転が気になっている方は是非お試しください。




冷音解説ページはこちら:
http://www.ja-do.jp/jado-web/contents/salt/rain/rain.html



 

コメントを見る

ISHIKAWAさんのあわせて読みたい関連釣りログ