【波止の上にも３年】一人勝ちの人

６番に上陸すると高台には多数の人が向かったため、私は取り敢えずカーブ付近にて、岸ジギスタート。

潮回りは中潮、水質：ドクリア。

潮が上げ止まる８：３０迄はまず最初の山と踏んで来たが、

なんだか厳しそうだ（汗）

キャスト勢を見るといつになく大人しい。

開始から３０分程経過してからブレイクのフォールに豆がヒットするがポイ～ン。

まあ、ばれるときゃばれる。

豆はそれくらいの意識で。

再びブレイクからの巻き上げにティップがゆっくりと入る、

鈍いバイトに合わせてようやく５０アップをキャッチ。

バイトの出方からして渋そうだ（汗）

ＡＴＯＬＬ『岸ジグ』30g（シルバーホロ）。

キャストする人を見ていると、魚は鉄板にはなかなか反応しないようだけどジグなら稀に口を使う。

そういうシチュエーションかもしれない。

いつもの折り返し地点でＵターンすると戻り方向は、ブレイクへのキャストを中心に、キワはスリットに１回落として確かめる、立ち回り。

目先を換えキワの速巻き。

スリットを擦るというか、ほぼ吸い込まれてる垂直巻き上げに元気良い個体が突然ドンとのってきた。

こんな状況でもたまにこういう異端がいるんですわ。

やってみてよかった、５０アップ。

先端付近へ行くと淡々とランディングするＴ田さんを発見。

話を聞くと、突然パターンが填りこの時点（9:00頃）で４０～６０がすでに９本らしい（最終１２本）

未だノーバイトの人もいるってのに、

Ｔ田さん、一人勝ち状態（驚）

勿論、ＡＴＯＬＬ「岸ジグ」も使って頂いてますよ。

思えばこの方とは、私が嫁を連れて初めて本牧に行った時からもう丸４年になるけど、

深みある凄腕ってのは無意識にオーラを出すからとても目立つものだ。

極めて紳士な内面からは想像しにくいが、見た目オシャレなちょい悪おやじ風。

とにかく控え目で、派手に振る舞うこともなく、

もし凄腕を数人上げろと言われたら間違いなくランクインする人。

本気で釣りをさせたら一番釣るんじゃないかな。

“元”バスアングラーのＴ橋さんをシーバスのフィールドに導いた方でもあります。

その後、Ｔ田さんが教えてくれたパターンで４０アップを追加し、

下げ止まりからキャストへ。

直ぐに反応のあった豆をばらし、続け様のヒットは手堅くキャッチ。

その後、延長するも出たのはガッシー１尾のみ。

早朝の岸ジギから感じたのは、岸ジギもキャストもジワーとのってくるバイトが目立った。

BIGBACKERでも１本出たけど、こういう時はメタルジグか、キャストならスピンテールがよかったかも。

水の中で色んな要素が絡み合い、最終的なこのようなアウトプットを生んでるだろうから一概に言えないけど、

微妙なレンジコントロールとそもそもセレクトするルアーで最終的な釣果がガラっと変わりそう。

ノーヒットなのに、突然、隣でボコられるなんて事件も起こる時期。

舐めたら痛い目を見ることもありそう。

まず、今の沖堤は要注意ですわ。

【 TACKLE DATA 】

[キャスト]
ロッド：DAIWA morethan AGS 85MLM

リール：DAIWA morethan BRANZINO 2508SH-LBD
ライン：YGKよつあみ G-soul X8 UPGRADE １号（22LB） 150m
リーダ：VARIVAS SEABASS SHOCK LEADER PREMIUM FLUORO CARBON 6号22LB
ルアー：BIGBACKER107　27g（コンスタンギーゴ）

[岸ジギ]

ロッド：APIA Foojin‘R WALLMAGIC B70ML
リール：SHIMANO ALDEBARAN Mg
ライン：FAMELL FLUORO BLAST 150m 12LB
ルアー：アトール岸ジグ 30g（シルバーホロ）
フック：　・GAMAKATSU チヌ（黒）針 #5
　　　　　　・YGK よつあみ SEA HUNTER 10号 70LB
　　　　　　・YGK よつあみセキ糸赤 1号（NO.6）