【己を信じて杭となれ】雑だった動作を改める

前回から数週間空いての今回の釣行。

とりあえず1本獲れれば御の字と、ゆっくりめの時間に自宅を出発

した。途中の道の駅で休憩し、仲間に行く事を連絡すると、一緒に

釣行してくれるという、うれしい連絡があり、久しぶりに会う仲間

との釣りを楽しみに現地へ向かった。

地元は30度をきる比較的涼しい気温だったが、ポイントに着く頃

には30度を越え、運転しているだけなのに背中は汗でゴタゴタ。

水分多めにと、途中のコンビニでペットボトルを3本買い、クーラー

ボックスにぶち込んだ。

仲間と合流し、暫し談笑。この時間が何気に一番楽しい。とても

ブログには記載できない内容なのだが、久しぶりに思いっきり

笑ったような気がする。　　　あとは釣るだけだ。

思い思いの場所に散らばり、一通り流してみたが誰も反応を得られ

なかった。このまま同じ場所でマヅメから夜にかけてやってみるのも

いいが、少し下流に移動してみようということになり、このポイント

をあとにした。移動してきたポイントは、実績のあるところ。

ここでダメだったらあきらめもつくなと思った。

またそれぞれ散らばってキャストを開始した。私は暫く水面を

観察し、表層の反応を確認していた。ベイトはいるがそれを捕食

する魚は今のところ感じられない。耳を澄ましていたが、ボイル音

も聞こえず。でも必ず魚は居るはず。いつもはシャロー系のものを

使うところだが、レンジはやや深いと読み、それなりにレンジの

入るものを結び、キャストを始めた。

私はしばらく反応がない時間が続いていたが、上流に入っていた

仲間から、｢バラしてしまった｣と連絡があった。

一気にやる気が出た！！！

使っていたルアーを聞くと、やはりそれなりにレンジの入るルアー

だった。やってることは多分間違いないんだろうなぁと思いつつも

一度たりとも、｢コンッ｣すらない状況に悩み始めた。

何かがあってないんだろうけど、それがわからない。

同じルアーを使ってみるっていう手もあるが、入っているポイント

が違うので、流れも当然違う。いろいろ迷ったが、ここは一番

自分が信用しているルアーと交換し、キャストを再開した。

交換してから数投目。

流芯から少し外れたあたりで、

｢ドゥン｣　　　キタッ！！！

あまり大きくはないが、バラシたくないといつも以上に丁寧に

寄せに入った。がしかし・・・・・

エラ洗いしないことに気付く・・・・・

・・・・・

これってもしかして・・・・・

デターッ　　ニゴイ！！！(笑)

60cmぐらいだろうか、どおりでソコソコひくわけですよね・・・

結んでいたルアーを外し、しばらくこのルアーは使わない！と

思ったが、ニゴイといえど、反応をもたらしてくれたルアーを

終うのはおかしいと、もう少しだけ流してみる事にした。

数投しては少し場を休め、水面を見回していたが聞こえるのは

仲間のキャスト音とルアーが着水する音だけ。

今日はこの1本で終わりかぁと、ニゴイを釣った同じコースを

流していると、再び、｢ドゥン！！」

キタッ！！！

・・・・・

｢ドゥン！？｣

まさか・・・

ニゴイかぁと天を仰いだ瞬間、

｢ダババババッ｣！！！

エラ洗い～！！！

うひょ～！！！(笑)

雑だった動作を改め、丁寧かつ慎重に寄せに入り、無事ネットイン！

アブネェ・・危うくやらかすとこだった・・・

これも60cmぐらいだったがうれしい1本！魚についた砂を落とそうと

フィッシュグリップにかけて水につけたところ、魚は大暴れし

逃走。仲間が写真を撮ってくれていたのでよかったが、自分の

スマホで撮れずじまいに終わった。でも元気に帰ってくれたので

よしでしょう。COOLパパさん、写真ありがとうございました。

こうして今回の釣行は終了した。自分一人では魚にたどりつけなかった

ので、ご一緒してくれた仲間に感謝である。いつもありがとう

ございます。またやりましょう！

まもなくお盆休み。サラリーマンはこういうときにしか、長期休暇

がないので、ご先祖様のお怒りを買わない程度にまた行ってみたい

と思います。