ルアー修理とか


雨が止みまへん。
長崎は今日も雨です。

木村です。

凄腕GW参加された方々お疲れ様でした!

僕はGW中に鹿児島遠征しかしてないので1本だけ…

しかもそれをウェイインすることすら忘れ、不参加という(笑)

まぁチビ1本だけとは何とも不甲斐ないので良しとしましょう(笑)



そんなGW前までの事はかなりすっ飛ばしてGW遠征記書いたので、数回に分けて何か書こうかと。


今日はルアーの修理ってことで。


ところで皆さん、ルアーってぶつけますか?

上手い下手ではなくても、橋脚やストラクチャーの際際を狙う時って少なからずぶつけちゃったことってありますよね。

あと足元バイトがすっぽ抜けて護岸にバシンッみたいな。


そんなことがあるとたまにルアー割れちゃいますよね。


材質を考えた修理。

まずはどこの家庭にもある、割れたハニトラ(クスクス)

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こんな感じでパックリ。

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手で力を加えると開いちゃいます。

こういう場合皆さんどうしてますか??

勿体ないけど捨てちゃう?

固定重心だからって気にせずそのまま使う?

瞬間接着剤でくっつける?

プラリペア?


まぁ捨てるとそのまま使うは論外として、

瞬間接着剤。
これはもう簡単にパリッといきますよね(笑)

応急処置にはいいかもですが。


プラリペア。
これはどうなの?

使ったことないけど、肉盛りして削ってというタイプなんですかね?
溶剤で溶かしてって書いてたからくっつきはするんでしょうね↑

割れて無くなったリップの修復とかはプラリペアとかUVレジンとかでいいのでは?


じゃあ何を使うか。

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はい、どこの家庭にもあるアセトンですね(クスクス)

一般的なルアーの素材として使われてるのはABSだと思います。

アセトンはABSを溶かすんですね。

理論的には破断面を溶け合わせて1つにしてしまうので、強度は割る前と同じくらいになるんではないでしょうか。(未確認)

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割れた部分を開いて少量(断面に行き渡る程度)つけて、

ぎゅーっと閉じる。

終了(笑)

この時、断面以外に付着したアセトンは素早く拭き取ってくださいね↑

塗装も剥げちゃいます。

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15分も押さえてるとこんな感じに手で力を加えても開かないくらい完全にくっつくんで、あとは放置。

1時間くらいすれば断面から溶けた樹脂が少し盛り上がるんで、軽くヤスリでならして完成!

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気になる人は再塗装でもしてください。


この修理ですけど、ボディはもちろんリップもヒビが入って今にも取れそう(X-80とかよくある)な時も、一旦取っちゃってくっつけ直すとガッチリ直りますよ↑

超簡単なんで是非やってみてくださいな。


ただ、シマノさんのいわゆるAR-Cシェル素材とか一部メーカーさんやハンドメイドに使われるウレタン素材には使えないと思います。


ちなみにアセトンはお近くのホームセンターでも手に入ると思いますよー。

かなり揮発性が高い溶剤なので使用後はしっかり密閉することと、室内で行う場合はしっかりと換気をしましょう。

家族からの苦情も出ると思うので、できれば屋外でやるのがいいですね(クスクス)


これを応用すると内部構造の小細工も…

おっと、これ以上はやめておきます(クスクス)




ちょこちょこ小ネタ挟んでいきます(笑)


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