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▼ リール修理②12LUVIAS3012H、マグシールド分解、グリスシールド化
- ジャンル:釣り具インプレ
- (12LUVIAS3012H, リールメンテ, タックル, リール修理)
12ルビアス3012Hと2510PEH。
シャワー洗浄だけで5年間使用したマグシールドはどうなっているのか。
ベール下がりの修理ついでに確認してみました。
ローターを外すところまでは、過去の12ルビアスのゴリ感修理で書いたので省略します。
ローターを外すと、早速マグシールド。
外側の黒い円はローターの回転でついたマグオイルの跡、または単純に磁石にマグオイルがくっついているとおもいます。
マグオイルの膜は1/3ほど残っているのが確認できますが、明らかに向こう側の黄緑色のパーツが見えてます。
バンドルを回せば遠心力で油膜を作っているのかもしれませんが、、、
マグオイルを取っ払うことにしました。
ローターを回すと見え隠れするMAG SEALDと書かれているパーツは、あくまで土台のようなもののようで、分解図上でもマグシールドキャップ。
ネジ2本で止められている金属の板が、分解図上ではマグシールドになっていて、磁石が入っているようです。
バラしてみると、さらにマグネットと金属部品に分解できそうでしたが、接着剤で固定されているようなので諦めました。
このマグシールドとマグクラッチリングの間にマグオイルの膜を作って異物や水分の侵入を防ぐようです。
ただ、そうなると、クラッチリングの中を通っているメインシャフトを伝ってくる異物や水分はどう防ぐのか?
ローターナットの上にゴムパッキンがあり、これで防いでいるようです。
マグクラッチリングの周りについている黒い液体。
たぶんこれがマグオイル。
これを上手いこと上の方に集めればマグシールドは復活するかもしれません。
また、マグオイルの膜が生きていたなら、そっとマグシールドとクラッチリングを取り出せば、磁石でくっついているため、マグシールドをそのまま活かすことができそうです。
拭き取ってみると、なんか汚い絵面に、、、笑
クラッチカバーとスプリングW(ワッシャーの略?)。
マグシールドのすき間からうっすら見えていたのは、ワンウェイクラッチだったようで。
左右の円盤状のドライブベアリングカバーとリヤーキャップSCを外す。
ここで気をつけないといけないのが、ドライブベアリングカバーを止めているネジが左右で違うこと。
リールフットが付いている方が右側のネジで、少し長くネジのピッチ(ギザギザの幅)が広い。
ボディカバー側が左のネジで、少し短くネジのピッチが細かい。
ドライブギア。
めっちゃ綺麗。
ドライブギアを外したボディ内部。
めっちゃ綺麗ですよね。
いやー、かなり綺麗。
マグシールドが異物や水分の侵入を防いでくれたようです。
てことは、マグシールドがダメになったのは最近?
やはり、ルビアスはミドルクラスのためか、オシレーティングギアはプラスチック。
ハイエンドモデルになると、ここも金属製になるんでしょうか?
ボディカバーを止めているネジですが、リールフット側だけ短いのでお気をつけを。
青い塗料が塗ってあったのでわかりやすいと思いますが。
最後にマグシールドがない分、グリスを塗っておく。
ハンドルを回すと、しっかりグリスで膜を作ってました。
そして、あとは組み上げて完成。
巻き心地は良くなったし、ローター周辺から少ししていた異音も無くなった。
マグオイルなくなっちゃったので、磁石を外すことができれば、もっと巻き心地が軽くなるかもしれません。
ネット通販では磁性流体が出回っているようですが、ダイワ純正のマグオイルが市販されるまではこれでいくことにします。
ちょくちょくメンテしてグリス塗れば大丈夫でしょう。
今回は5年経過しての分解でしたが、メーカーは1年毎のメーカーメンテを勧めています。
だとすれば、MAG SEALDの寿命も1年と考えてもいいかもしれません。
ここで気になるのが、もうひとつのルビアスのマグシールドがどうなっているか、、、
12LUVIASは番手違いの2510PEHも購入しているのですが、
こちらのマグシールドはどうなっているのかというと、、、
マグシールド、ご健在です!
おそらく、2510PEHは3012Hの半年後?くらいに購入したと思うので、4年半くらい経過しているはず。
てことは、マグシールドの寿命は1〜4年半くらいになるのかな?
リールのメンテ・修理は釣りに行けない時やシーズンオフのいい暇つぶしになりますね。
まあ、メンテ自体を楽しんでますが。笑
この2台にはまだまだ頑張ってもらいます。
iPhoneからの投稿
- 2017年1月27日
- コメント(5)
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