SKF vol.32~鯛ラバ・キャスティング・ジギング編~

台風11号通過後3日目。



荒後の海に浮かびに出陣。



あまりの大荒れに回復具合が心配される。



でも、2週末連続で台風の襲来を受けて浮かべなかったオイラ。



釣れる釣れんはこの際どうでもいい・・・



海の上に浮かんで釣糸を垂れたい。



ただそれだけ(笑)



釣りがしたくてうずうずしてるんで~



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2日前には準備万端(笑)



朝イチ、海岸に着いてまずは海の様子を伺う。



ややうねりが残るものの涼しくてナイスなお天気。



あとは魚・・・



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期待を胸に出艇です(>_<)ゞ



さすがは大荒れの直後。



潮目には~



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ゴミがいっぱい。



でも潮目が探しやすい♪



潮目を探してうろうろしてるとどこからかボイル音が・・・



シイラ???



すると今度は目の前でボイル!



こ、これはシイラじゃない。



確信したところでキャスティング開始。



ボイル打ちとまではいかないけど、単発ボイルがあった周辺にペンシルを放り込む。



簡単には反応が得られないけど、ちょくちょくボイルが散見される♪



同行のフェザントテイルさんが近づいてきたのでおしゃべりしながらジャークを入れていく。



ペチャクチャ、ペチャクチャ・・・



ジャー、ジャー・・・



ペチャクチャ、ペチャクチャ・・・



ジャー、ジャー・・・



ルアーが近くまで来たんでそろそろピックアップ・・・



と、一瞬ルアーを止めた瞬間。



バシュッ!



出た!



目の前で炸裂した水面。



わずかに見えた魚体は尻尾が黄色い。



一気に横に走られながら、「こりゃシイラだな」と思い込む。



雑なファイトで寄せにかかる。



すると一気に下に突っ込む魚。



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ん?



跳ねない。突っ込む。



こ、これはもしや~



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やった、ハマチ!



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いきなりの青物登場にひと安心♪



そうか、ハマチも尻尾が黄色いね。



見た目で瞬時にシイラと思い込んじゃったけど・・・



よく考えたらハマチのバイトシーンあんま見たことないし(笑)



失礼しました(>_<)ゞ



その後もボイルが散発する状況のなか、ドラドスライダーで粘ってみる。



このドラドスライダー、アクションさせるとフロントフックにリーダーがよく絡まる。



タックルバランスのせいか腕なのか・・・



一度だけチェイスがあった瞬間もラインがフックに絡んでしまった(汗)



これはいかん。



と、フロントフックを外してみる。



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するとルアーのアクションが大きく変わった。



まさにその名のとおり大きくスライドさせることが可能に。



この方がオイラは好きだな。



アクションを確かめながらいろいろテストしてみる。



ふと気がつくと、いつの間にかボイルがなくなってしまった。



では・・・



ここからスロジギを試してみる。



前回の釣りで好調だったこともあり、スロジギに完全にはまったオイラ。



特に中層のフォールがとても有効なんじゃないかと・・・



しかし、この日はあまり反応なし(泣)



そんな中でも中層で唯一バイトしてきたのはE・S・O。



ボトムからかなり離してからのバイトだったんで期待したのに・・・



ここでシャクリ疲れてきたんで鯛ラバで休憩タイム。



体力のないオイラにはやっぱり鯛ラバが似合ってる♪



荒れ後の濁りがまだ残る海。



マダイに濁りはどうなのかなぁ・・・



と、心配しつつ流していくと何かがポツポツアタッてくる。



中層バイトが多い。



狙いは中層!



と決めた直後・・・



ググン!



きた~!



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うっ。小さい・・・



しかも食ったのはボトム・・・(笑)



では中層のバイトの正体は~



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あ・・・納得。



っていうかこの掛かり方はいったい・・・



マニキュアを縫った鯛玉鉛がまるでネックレスみたい。



これはちょっとおもしろい(笑)



と、メルヘンな気分に浸ってると静かな海面がいきなり炸裂!



ゲッ・・・



見てしまった・・・



30mほどの距離で巨大な生物が何かを捕食した重低音・・・



横目に見えた茶色っぽい魚体は・・・



サメ (;゜∇゜)



近くにいた同行の後輩Iくんも目撃してしまった模様。



今のはヤバイ。



あんなのがカヤックを襲ってきたら・・・



そら恐ろしさを覚え、陸に戻ろうか迷ってると、こんなタイミングでボイル音。



怖さをこらえて釣り続行(>_<)ゞ



しばらくすると同行の二人は先に上がるとのこと。



一人残されたオイラはサメの恐怖におののきつつ、ボイルの魅力に足留めをくらう。



すると目の前でボイル発見。



魚体が見えた。



サワラだ。



急いでサワラ用に用意したワイヤーリーダー付き100均ジグに結び変える。



その数投目。



まんまとサワラがヒットして~



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良型ゲット(>_<)ゞ



しかし、この近くにはサメがいるはず(汗)



カヤックの上での血抜きが超こわい。



ので、汚くなるけどコックピットの中で血を抜くことに。



足元は血だらけになりつつも、海に血を流さないように慎重に・・・



なんとか作業を終えたけど手に着いた血だけは洗いたい。



でも真横にサメがいたら・・・



万が一を考え、カヤックを漕ぎながら手を洗うことに。



進み出したカヤック。



海面に手を入れて血をすすぐ。



うん。キレイになった。



そんな直ぐにサメなんて来ないわな。



と、ひと安心した瞬間・・・



それはカヤック斜め後方10mのできごと。



ボゴンという重低音。



振り返る。



炸裂する海面。



得体の知れない茶系の巨体・・・



水の音の中に聞いてしまった「フォフッ」とかいうサメの息づかい・・・



半分パニックになりながら必死にパドルに力を込めて逃げ出すオイラ。



海の上にひとり逃げ惑うこの恐怖感・・・



ちょっと文章化する能力がオイラにゃ足りません。



夏の海。



なめたら痛い目にあいますね。



カヤック愛好家の皆さん、ほんと気をつけて遊びましょう(>_<)ゞ



最後はサメの恐怖に追いたてられた今回の釣行。



でもなんとかオカズをゲットして~



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お土産はこんな感じ♪



ちなみにアジはエサじゃなくて・・・Iくんの・・・。



なんとか先輩の面目は保ってます(>_<)ゞ



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