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▼ 荒川上流域 90アップ出ました。
- ジャンル:釣行記
先ほどの出来事です。94㎝の鱸が出ました。
地元荒川でランカー目指して釣行を続けてきました。ようやく出て来てくれました。
場所はいつもの荒川上流域、ストラクチャーとストラクチャーの間に出来たヨレをゆっくりと流す様にima iborn78fを通すとモヤっとした手答えを感じました。
余りにも不明確な感触の為、ロッドを立て少しだけテンションを掛けてみます。
すると、ゆっくりとその重みは動き出しました。
物凄く重いが遅い動き。エラ洗いはしません。
鯉やレンギョの類いのファーストランも有りません。
もしかしたらヤバイ奴かもしれない、けどもスレ掛かりした鯉かもしれない。
こちらもゆっくりと対応する事にしました。
無理に引っ張らない、テンションをなるたけ抜く。
するとストラクチャーの間からこちらに泳いで来ました。
水面を割る魚。明かりを照らすと銀色に輝く魚体
シルエットでシーバスと確認しライトを消します。
足元はテトラ帯、魚が下に下にと潜り始めました。
手元に伝わる、嫌な感触。糸が何かに擦れる感じです。
そこでベールを返しラインを指で押さえて最低限のテンションを掛け魚が落ち着くのを待ちました。
長かったけども多分、数分後。
魚が浮いて来たので勝負に出ました。
ライトを点け、ランディングネットを出すと嘘のように静かに入ってきました。
余りのデカさに呆然としました。
畏怖を感じ、最初は触るのを躊躇してしまいました。
ゴツイ頭の骨格、分厚い唇。シーバスとは思えませんでした。
気になったのが魚体の色、青白く元気がありません。
記録級の魚なので写真だけ撮らせてもらって、すぐに水の中へ。
そして蘇生しながら魚体を眺めました。
雨の中、膝をついて魚を前後に優しく揺すります
脳裏に浮かぶのは釣り友達の顔、アドバイスを出し続けてくれた先輩方の事。
そして今回の魚に導いてくれた、『シンヤさん』の事。
全く釣れなかったビギナーの頃の事。
少し釣れる様になってがむしゃらに通った頃の事。
そうこうしていると、魚がヒレを動かし始め回復の兆しが見えたので、手を離すと本当にゆっくりと荒川の闇の中へ帰って行きました。
それからは仲間に鬼電と迷惑メールしまくって、一人で河川敷で大笑いしちゃいました。
スゲー事しちゃった。スゲー楽しいや。
90は夢だと思ってたけど埼玉荒川上流にも居るんだな。
次は何目指すか分かんないや。スゲー楽しいスゲー幸せ。
あの鱸がまた元気に過ごしてくれると嬉しいな。
取り乱してしまいましたが、そんな事を仲間に伝え荒川を後にしました。
このimaibornはほぼ新品ですが、殿堂入りです。
お終い。
- 2018年6月9日
- コメント(18)
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