反則ランカーと教訓

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先程、ランカーを獲りました。
捕獲の様子は、GetBookに記載したような状況でした。
サイズは83㎝。
自身初のランカーだし、普通なら大喜びなんですが、喜べません。
理由は、掛かり方(スレ)と、危険なランディングをしていたからです。

以前から、ネットを持って行くと釣れないジンクスがあり、本日もネットは無しでの釣行でした。
それでも今まで、70オーバーは2本揚げています。両方共フィッシュグリップでランディングしました。
水位や立ち位置を選べば、大丈夫と言う過信がありました。

今日も自身が立っている堤防から、水位は僅かに低い程度。ズリ揚げてしまえば何も問題はないし、揚がらなくとも、グリップで口を掴めばランディング出来る筈でした。でも、今日は魚がスレで掛かってました。
ラインを引っ張っても、グリップを口に入れられません。
リーダーを手で掴み、波の勢いを借りてなんとかズリ揚げしました。
3~4回はズリ揚げをトライするも上手くいかず、魚に余分なダメージを与えてしまいました。

魚は写真撮影の後に、充分時間をかけて蘇生し、無事に帰って行きました。

帰りの車の中でよく考えてみると、危険極まりない行為をしていた事に気がつきました。

「もし、フックが延びていたら。もし、身切れしていたら。」
ルアーはリーダーを掴んでいる手に直撃してるはず。
万が一、直撃を避ける為に腕を回したりしていたら、ルアーは自分の体に直撃していた可能性もありました。
病院直行で完治すれば良いですが、当たりどころが悪ければ、どこか動かない部位が出来ていた可能性まで思い浮かびました。

「釣れないジンクスだから、持って行かない。」なんて、よく言えた物だな。と自分の考えの浅はかさに愕然としました。

釣り人でいられるのは、仕事があり、家族があるからです。
大怪我して回りに迷惑をかけて良い訳がありません。
ましてや、つまらないジンクスがきっかけなんて、馬鹿馬鹿しくて、話にもなりません。ランディングネット、自身を危険から回避し、魚へのダメージを最小限に留める大切なツールとして、次回からは持参致します。

今日は、本当に運の良い日でした。
釣り上げた魚にも無事に帰ってもらえ、自分も無傷だったのですから。
次回からはこんなラッキーは無いと、肝に命じます。



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