こんにちは。keenです。





いよいよ神奈川県内の
トラウトフィールドも解禁ですね。





長いシーズンですから
そんな焦っても仕方ないのですが、、





分かってはいるものの
毎年のことながらソワソワ
しちゃうのが鱒屋の性ですね。




私にとってはここからが新年です(笑)





何はともあれ、
今年もどうぞ宜しくお願いします。






そんな事を言いながら
今回も昨年の釣行記、、


まだ記憶に新しい
ウェーディングで狙う
湖トラウトの釣り
お付き合い下さい。






2019
11月中旬～１２月中旬
芦ノ湖ウェーディング

渓流の禁漁後、


毎年の楽しみといえば
芦ノ湖浸かりの日々




なのですが、、



昨年10月に襲った台風19号により
記録的な降雨を計測した箱根では
一日の雨量として
全国の観測史上最高値を記録。






芦ノ湖も相応の被害を受け
湖畔のボート屋さんは軒並み浸水し
係留していたボートが流され、
営業停止せざるを得ない状況に。



個々の判断ではありますが
我々ウェーデイング主体の
アングラーも釣りを自粛しておりました。







紅葉が色付き出し
ようやく芦ノ湖周辺も
落ち着き始めた11月頭。




まだ災害のガレキが残る
芦ノ湖でしたが

規模を縮小して実施された
恒例のキャッチ＆クリーン活動に私も参加。


中心で活動をされている方々には
本当に頭が下がる想いです。





そして、



私自身が湖に浸かり始めたのは

かなり遅いスタートとなる
11月半ばからでした。




台風の影響は未だ残り、
湖の水位は満水タプタプ状態。



まとまった降雨があると
すぐにまた氾濫危険水位に
達してしまう状況。



その都度、早川水門が開かれて
水位調整をしておりました。





水温に関しては
台風直後の１０月は
高水温が続いており、


２０１９秋シーズン
はトラウトの適水温になる前に
禁漁になってしまうのでは？
と不安になるくらいでしたが、





１１月に頭には私が
湖のウェーディングゲームが成立する
一つの目安としている１７℃台以下となり、
(まだシャローにはバスが多く、
ジギングやヘビースプーンで沖の
ブレイク狙いがメイン）





１１月中旬のスタート時は
１５℃前後で例年並み～＋１℃程度に。
（14.5℃以下目安）


シャローが面白くなってくる
季節が到来です♪






この秋一発目は




2019　11月中旬

レインボートラウト　40㎝
（スプリーモ）ロンズSP　7センチ



朝マズメ
明るくなってきた頃、
表層の流れをゆっくり引いてきたら
元気な虹が飛びついてきてくれました。





実は春はサクラマス遠征に狂っていたので
芦ノ湖には一度も浸かっておらず、、




2019シーズン、
芦ノ湖の初フィッシュとなりました。




さぁ、さぁ、ここからだ。






フィールドが自宅から
近いという事もあり





私の芦ノ湖での釣りは
基本的に丸一日通して頑張る
というのは稀で、

仕事前後の
朝or夕どちらのマズメに短時間で狙う
という事が多いです。





日中でも狙い方によっては
釣れるだろうし

一日通してやれば
また違う視点が
見えてくるとは思うのですが、




流れの釣りと違い
止水では集中が続きません(笑)





朝夕の１時間～3時間程度
の釣りを重ねていく方が
私には合っているみたいです。







紅葉シーズン

景色も鮮やかな箱根にて




そんなスタイルの釣行を重ね、

41㎝


45㎝


42㎝


40㎝、43㎝

鰭ピンピン！！



写真に残していない魚もいますが、
１２月頭までの約２週間で



これぞ秋という
好コンディションなレインボー君たちが
いっぱい相手してくれました♪





東岸のポイントに７、８㎝前後の
ウグイが2週間程溜まっており、
それを捕食しにかなり浅い瀬へ
差してきている魚が多かったでしょうか。
これにはミノーやシンペンが活躍。




また違うポイントでは
朝マズメ、目測で約80ｍ先、
かなり遠い沖表層に
ワカサギが浮いている時期があり、
そこを意識してジグを引っ張ってくると
面白い様に連発しました。



・目の前、シャローのミノーイング
・シンぺンをやや沖目の流れに乗せる
・沖ブレイクを狙い
ジグミノーをボトムまで落としハーフピッチ




といった私の得意な釣りは
風の強い日が圧倒的に
釣果が良いとこのログでも
頻繁に書いているのですが、




各ボート屋さんの情報を元に
ワカサギが釣れている
ポイントの動きや水深ライン
を注視しながら場所を絞り、

遠い沖表層を狙う
今回のジグでの釣りは

何故か凪の日の方が
良かったのも面白かったです。




そういう穏やかな日の方が
沖目にいるワカサギ達が
表層に浮いて来やすいのでしょうか？




来季以降も注目してみたい要点です。







と、まぁ、
虹鱒はよく釣れましたね。




改めて書く必要もないのですが、




レインボートラウトは
芦ノ湖のトラウトゲームを
代表すると言っていい
グッドファイターです。






他にもサクラマス、ヒメマス、、、
近年では岩魚なんかも
毎年放流され年を越し、
素晴らしい魚体となって釣れてくれています。






そして、忘れてはいけないのが
ここ芦ノ湖でレインボーと
双璧に挙げられるトラウト、



私が芦ノ湖で一番好きな
ブラウントラウトです。








が、しかし






昨年の秋は、
私にはブラウンの着き場が
見つけられないままでした。




一本も出ないのも珍しいなぁ・・・



釣れるのはレインボーばかり。

勿論、レインボーだって
釣れてくれたら嬉しいのですが、



いっぱい釣れると
欲が出てくるのが釣り人というもの。






ブラウン釣りてーなー

ブラウンどこいんだよー





呪文の様に
仕事中も呟いていましたよ(笑)




有名ポイントも自分だけのポイントも
満遍なく本命を探し続けていましたが



ライズの気配すら掴めずに
12月に入りました。





禁漁まで残り２週間を切った頃、
水温は12℃台へ突入。





ここ近年、芦ノ湖では12月禁漁日前後でも
10℃を下回らなくなってきていますが、




目安としては１０℃台に
近づけば近づくほど、
(理想としては9℃台がベストでしょうか)




産卵を意識した
大きなブラウンが瀬に入ってきて
ルアーに強く反応してくれる
イメージを持っています。










この時を待ちに待ち。










12月に入ったある日、、


2019　12月上旬

ブラウントラウト　48㎝
(シマノ)トライデント90S　AR-C


銀色が強いですね♪
回遊性が高い個体と思われるブラウン。



カッコイイですね～、
このタイプのブラウンも大好きです。




もう今年はダメかなーと思いながらも
諦めずに芦ノ湖へ通い詰めて出た一本。




中型の魚ですが、痺れました。









そして、ラスト数日。。



12月中旬

ブラウントラウト　52㎝
(スプリーモ)ロンズSE




秋の色をした
素晴らしい雌のブラウンです。

ありがとう、と言葉をかけ
優しくリリースしました。








50upまできましたね。






いいねーいいねー
これだよ、これ。

秋の山上湖はこれでなきゃね。






この魚と対面した後、
シンペンで探っていると


この魚よりも強いファイト。









ウネウネと首を振り、
鈍く重くドラグを出され












バラシ。。








うーん残念無念。






実はこの数日前にも同じ様に
良いサイズであろう魚をバラシし
疑念が湧いてきたので、



この秋から新しく使っていたロッドを
今まで使っていて
馴れているロッドに戻しました。















そして臨んだ夕マズメ。

この日は友人と一緒に
有名ポイントへ乗り込みました。





周りにも同じ狙いのアングラーが数人。

平日でしたが、ルアーマン＆フライマン
私達も含め周辺７、８人いたでしょうか。









皆、一本の杭となりて







信じる。














陽が沈み。
辺りが薄藍色になってきたでしょうか。







天気が急に悪くなり、雨が。




遠くで雷鳴も。






マジか。
こえーな(笑)















遊漁時間残り僅か。





日程的にも
もうすぐ禁漁です。







まだ帰れない。




幸いなことに
雷も遠のき、

















後悔なく、やり通す。

皆同じでした。

















信じる。
















うおー

シャクれ顎、ワニ顔。










出たよ。











出た出た。











12月中旬

ブラウントラウト　60㎝
(スプリーモ)ロンズSE







シーズンを締めくくる





これぞと言える
雄のブラウントラウト。




黄金色とも表現される
ブラウンイエロー

そして、数多い黒斑点の
周辺に差した銀白色。





成熟した雄のブラウンの中でも
こういう個体は本当にカッコイイ。






ヒット直後に隣の友人に






デカいぞ！と
言ってしまいましたが




揚げてみて
思ったよりは、、
といったトコロでした。






70には遠く及ばないものの、
結構苦労していたので





この一尾を目の前にガッツポーズ。
痺れています。












友人もすぐに近寄ってきて
握手と祝福を。








こんな魚がこの湖に居るのか。。



いや、もっと凄いのが泳いでいるぞ。















そんな会話をしながら
記念写真を撮っていると、、





周辺で釣りをしていたアングラーの一人が
私の名前を呼び、、近づいてくる。




暗くてよく分かっていませんでしたが
知り合いのＹさんでした。



















蘇生し、ゆっくりと湖へ帰る
ブラウンを三人で見送りながら、、








また握手を。















おめでとう！



ありがとうございます！！













これだから魚釣りはやめられない。
これだから芦ノ湖はやめられない。










北海道や中禅寺には
私の認識を超える魚が居るはず。




芦ノ湖にだって
もっともっと凄い魚が
泳いでいるのは確実で
こんなトコロで止まってはいられませんが




この日のお酒は
間違いなく美味かったです。









さぁ、今年も
もうすぐ解禁となる芦ノ湖。






私も今季は少しだけでも
春に浸かろうと考えています。









そして、秋は全力で。











また今年も

こんな魚を、
これ以上の魚を











信じ続けます。






keen















【使用タックル】

(ヤマガブランクス)ルーパス・サクラ86  モンスターチェリー
(イトウクラフト)エキスパートカスタム ボロン EXC820MX 花梨
(ダイワ)12イグジスト2506
(YGKよつあみ)G-soul UPGRADE PE X8 1.0号22Lb
リーダー ナイロン12Lb