こんにちは。keenです。





ここ最近、朝晩はグッと冷え込み
秋の雰囲気が一気に増しましたね。





湖もそろそろシーズン突入。



仲間内では良い話も聞こえて来て
そろそろ私も早朝の箱根新道
登りが始まります。





一方、
山の釣りはというと




前回ログ
北海道遠征へ行く手前




今年の8月は台風が多く
山の水は潤沢で
山女魚達も元気に。

型は出ていませんでしたが

渓を歩けば、当たり前の様に
パーマーク達が遊んでくれます。
夏山女魚、美しい！



しかしながら、
仕事の繁忙期、遠征の準備、、
そしてオフショアの釣りへも
行っていたので




山への釣行回数を増やせず
結局9月の渓流釣行はゼロ。。。




盛期～夏渓の山というのは
それはそれは楽しいモノですが、、、


渓流シーズン終盤にしかない
秋の山というのも魅力があります。







このまま終わりにはできないよ。








幸いにも地元酒匂川水系の禁漁は
本州の一般的な禁漁日よりも遅く
先日の10月14日まで釣行可。



というワケで
禁漁日の約一週間前。




今季ラストの山へ
行って来ましたので
その釣行記を。








10月上旬・
酒匂川水系支流

AM4:00～PM1:00
天気　曇り時々晴れ
気温　21.3℃/13.2℃
水温　14.7℃
増水により若干笹濁り残る沢筋あり





禁漁間近。
台風通過後数日の西丹沢。

今年は度重なる台風通過で
この渓が潰れてしまわないか
心配でしたが



幸いな事に無事、
このエメラルドブルーはそのまま

水量豊かな流れが
しっかりとそこにはありました。





夜明け前から林道を歩き
約一時間。



明るくなる頃に
目当ての区域

まだ薄藍色の渓にて
今季ラストの愉しみを。




定石通りまずは
ミノーをトゥイッチで。




無反応。




もう少し重いミノーで
低層を転がすも何もナシ。





魚が残っていれば
このポイントは出る場所。






先を焦る釣りではありません。
もう少し粘ります。



スプーンを使い



ダウンクロスで




赤金、青銀。




ダメです。



チャートは？




何もなし。




黒はどうだろう。





色を変え、
もう少し動きが大人しい
スプーンで
ユックリとダウンに流す。




すると

結構良いサイズ♪

出ましたね(^-^)




AM5:00過ぎ

山女魚　29.5㎝
(AS)オリエン8.0ｇ　HRR




グッドサイズな秋山女魚。
いきなり尺かな？




とも思いましたが
少し足りずの泣き尺。




しかしながら、
凄く嬉しいので



ちょっとの間、
名残惜しく

この泣き尺山女魚を観察していると



写真では
分かりづらいですが



おっ

側線に朱点がある個体ですね(*´ω｀*)



酒匂川水系では
これをアマゴとは呼ばないですが
時々こういう魚が釣れますね。



もうこの一本で

今年は十分だな(*´ω｀*)




とは思いつつ
まだ山に入ったばかり。




もう少し先へ

季節の終わり。

秋渓の釣りを楽しみます。





標高がある渓ではないので
まだ紅葉の本格シーズンではないですが

少しずつ色付きは進んでいます。
今年は少し遅いかな。




いきなりの
泣き尺に気を良くしますが






この季節の釣りは
結構シビア。




神奈川県内の川は
かなりプレッシャー高く
特に酒匂川水系は9月末以降も
釣りが出来るという事で
釣り人が集まります。



また9月以降の渓流釣りは
雨ごとに水温が下がり
魚達の活性や付きドコロが
変わってきます。








秋の釣り。






盛期～夏の釣りの様に
足で稼いで反応の良い魚を
ドンドン釣っていくというよりは




そのシーズン通し釣り歩いてきて
目星を付けていたポイントで
気難しい秋山女魚を如何に釣るか。






先行者が釣りきってしまい
魚が残っていなかったら
仕方ないですが



手を変え品を変え色々やってみる
粘りの釣りで、良い魚が出る場合も。





今年はまだ緑も綺麗ですが

夏渓とはまた違う



ヒンヤリとした

空気の中で。





もう渓流の季節は
終わりだよ。


ちょっぴり物悲しさも
ありますが
そんな気配も味になり。


私は大好きな季節です。










この後は







小さい岩魚を
手前でバラシ(゜o゜)









もう今日は
釣れなくてもいいや






と釣りはテキトーに
沢歩きをしていると







最初に釣れた
山女魚と同サイズくらい。


尺前後の魚が
低層を流すミノーに飛び出す！




が、
手前までチェイスしますが
喰ってくれません。





またデカかったなー(笑)






一日の釣行の中で
尺クラスの山女魚に
複数回遭遇する。。


流石にそこまでは
期待していませんでしたが


秋の渓流では
有り得ることですね。



ヒットはしませんでしたが
私は独り笑ってました。




山中で独り笑う
危ないオジサンです。



数は釣れませんが
こういう釣りは本当に楽しい。







ここで終わり
でも良かったのですが






あと少しだけ





あと一投だけと





釣果を求める
というよりも





もう少し
この釣りを楽しんでいたい。






そんな気持ちに
応えてくれたラストの魚は





AM11:30頃

山女魚　25㎝
(スプリーモ)バイラ50XH　
Sホロリウムレッドパー




紅葉同様

朱色がまだ濃く出てませんが

うん、素敵な秋山女魚ですね(^-^)




これぞ
私の愛するパーマークです。






これで思い残すことなく
今季の山釣りを納竿。






後日、



10月１4日にて
酒匂川水系禁漁。




西丹沢は

一週間でまた

秋色が進みます。



私は御神酒を持って


季節の挨拶へ。




今年は春先から坊主なく
楽しませてもらいました。


7月に出た​
夏尺にも痺れましたし


最後も
良い釣りになりましたよ。





そして、何よりも




また今年も


無事にこの山の釣りを
楽しませて頂き



どうも
ありがとうございました。

来年もまた
どうぞ宜しくお願いします。









と、いうわけで








渓流好きの皆さま
シーズン通し
お疲れさまでした(^-^)/






また来る季節が
良き塩梅になりますように。










keen








【使用タックル】

(ザンマイ)レヴェルトラウトsolist5.6MT
(シマノ)12カーディフCI4+C2000HGS
(モーリス)STAサイトエディション 4Lb