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価値ある1本♪ ~初級者上達への道~

今年の釣りでホームに決めた隅田川水系の運河。


潮位の高いタイミングに釣りに行けずとも,釣り場の観察だけは続けていた。


そして,ボクが見た時間帯に限って確認できたことは・・・


  バチは流れていない。

  アミの量が著しく減っている。

  マイクロベイトが水面下20~30㎝のレンジにチラホラいる。


状況は厳しそうだということ。


それでも魚がいないとは思えないので,金曜日の夜に釣りに出掛けてみた。


+++


上げ止まり~ミオ筋だけ下げ潮が効き始めたタイミング。


この日のベイトの状況は,これまで観察してきたものから変化はない。今日も厳しそうだが,やってみないことには何も始まらない。


ソル友さんのアドバイスやログで教えてもらったことを思い出しながら釣りを展開していく。


  今の時期の魚は強く大きなアクションを嫌いがちだということ。

  同じレンジをキープしてルアーを引くことが重要ということ。


最初は静かに動くルアーで,明暗の境目をゆっくりタイトに引いて,表層からレンジを刻んでいくが反応無し。


下げが少し効きはじめてから,糸フケを使って橋脚の際にルアーを流し込んでみたり,明暗の奥までルアーを打ち込んでみたり,ボトムを探ってみたりしたが,結局反応は得られなかった。


橋のA面・B面の両方で同じように攻めてみたが反応無し。ここまでで約1時間半(観察,移動を含む)。


そして,このポイントに見切りをつけて,同じ運河筋の別の橋に移動。


+++


こちらもベイトの状況は同じ。


帰宅時間が迫っているので,表層にターゲットを絞る。


下げの流れがしっかり効いていたので,シンキングペンシルを使って,水面下20~30㎝のレンジをキープすることを「イメージ」して,
橋脚の際にできたヨレに流し込んだり,橋脚の裏側から橋脚を舐めるようにトレースしたりしたが,反応は出ない。


橋脚の側面に沿ってルアーを流しても反応がでなかったが,そこから流れにのせながらゆっくりとルアーを引いていると,コンとバイトが出た。


魚はいる。集中力が一気に高まる。


その直後,橋の反対側の明暗でライズが出た。


表層をデッドスローで引いて引き波を立てられるルアーは持ってない。


ライズが出た場所周辺の岸壁は工事中につき立入禁止なので,苦手なサイドスローで,しかも手すりから身を乗り出して窮屈な姿勢で投げなければならない。


キャストの「イメージ」が固まってからの一投目。ライズリングが出た場所を直撃してしまったが,構わずに,ロッドを立てて水面直下をトレースするとココンッと小気味良いバイトが出た。


なんとなく,もう少しレンジが下のように感じる。


その後何度かキャストミスをしたが,ようやくライズが出た場所の向こう側にルアーを着水させることができた。少しレンジを落としてデッドスローリトリーブ。


ルアーが明暗の内側に入った瞬間,再び小気味良いバイトが出て,アワセもきっちり決まった。


ゴリ巻きして一気に抜き上げると,可愛いセイゴが姿を現した。


セイゴン 35㎝くらい (ワンダー80)



ここまで30分。帰宅時刻が迫っているので,後ろ髪引かれる思いで納竿。


+++

おそらく魚はもっといるはず。上手な人ならもっとスムーズに何本も出せるはず。でも,自分なりに試行錯誤を繰り返して,ようやく出せた魚は,サイズに関係なく,とても嬉しい(負け惜しみじゃないんだよ・・・)


先週の70upも嬉しかったが,苦心の末に出せた魚もまた嬉しい(サイズは問題じゃない。プロセスなんだ・・・)


今週は天候が崩れそうで,夜の潮位も低くなるため,この場所での釣りが厳しくなる。


また,バチシーズンが本格化すると,満員御礼になって入れなくなってしまうこの運河。


今のうちに観察だけでもしておいて,釣りのイメージを高めておきたい。

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