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ある日の爆釣劇

秋が近づくと、僕はノスタルジックになる。
過去に起こった色んな出来事に思いを馳せるようになる。
これから綴ることは、僕を最もノスタルジックにさせる出来事の一つだ。


1 序章

釣りの醍醐味は様々だが、その一つに、出来るだけ大きいターゲットの魚を
出来るだけ多く釣り上げることが挙げられると思う。

そのために僕達は、事前に様々な情報収集を行い、釣率を高めると同時に、
釣りという趣味をより楽しいものにする努力をする。
fimoで出会ったソル友達が交流を深めているのは、その証左であろう。

未知のフィールドで釣りをする時に、ソル友から授けられる
情報がどれほど貴重なことか、いまさら言うまでもないだろう。

ただ、私のようなウィークエンド・アングラーで、釣りに行けるかどうか直前まで
判然としない者の場合は、釣り当日に現地をウロウロして、地元のおじいちゃん
釣師と仲良くなって、鮮度の良い話を聞くのが一番手っ取り早い。

妻が一緒にいると、更に心強い。釣り場に(比較的)若い女性がいるのは珍しいので、
妻はいつも地元のおじいちゃん釣師と仲良くなり、必釣メソッドを伝授されている。
少し引っ込み思案な私は、妻が得た情報のおこぼれにあずかっている。(^_^;)


2 厚意と情報

話は、遡ること約1年前。

妻のリクエストで千葉県の道の駅に行き、お買得な野菜や花を買った。

「せっかくだから少し釣りをしたいね」ということになり、近くの漁港に立ち寄った。
そこでは、地元のおじいちゃん釣師がウルメイワシを釣りまくっていた。


(ベイトは十分いるな。( ̄∀ ̄)ウシシシシ♪)


そのおじいちゃん釣師に話しかけると、
「夜になったら、ライトの下にスズキがたくさん集まるよ」と、教えてくれた。

そして、「イワシを釣るなら、こっちに入りな」と、快く潮下に入れてくださった。
おじいちゃん釣師のおかげで、アミコマセを買う必要もなくなった上に、
あっという間に100匹以上のウルメが釣れた。ありがたいことだ。


3 実践と分析

「そろそろ夕マズメだなぁ」と思っていた頃、シーバスの捕食音が響いた。


急いでタックルを準備して、トップからレンジを刻んでいく。
しかし、マズメの間は、何も起きないまま時間が過ぎていった。

すっかり日が暮れ、常夜灯の明暗が海面にくっきり浮かんできた、その時。

ゴゴゴッ! シーバスだ!

ウルメをたっぷり食べているせいで、すごく元気がいい。
十分に釣味を楽しんでランディングしたのは、58㎝のフッコ。

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それが、怒濤のラッシュ、まさに「爆釣劇」の始まりだった。

一本しかないシーバスロッドを妻と交替で使いながら、釣り続ける。
釣れるシーバスのサイズは、少しずつ大きくなっていく。

これは、妻が釣った65㎝。 実は、彼女の人生初シーバスだ。

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僕が釣った70㎝。お腹がはち切れんばかりにパンパンだ。

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久しぶりの70upなので、ブツ持ちをしてみた。

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僕が釣った62㎝ ちょっとサイズが下がったが、元気いっぱい!

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明暗の明るい所にルアーを落とすと同時にジャークを入れ、
ミディアム・リトリーブをするのが、一番反応が良いことがわかってきた。

それを妻に伝えると・・・・

人生2匹目のシーバスをゲット。しかも70up! 
彼女は、どうやら釣りの神様に溺愛されているらしい。

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調子に乗って、ストリンガーに繋いでみた。


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最初はマメに撮影していたが、だんだん面倒になり、釣りに集中することにした。

いつまでも釣れ続くのは、それはそれで楽しいのだが、
目の前で起こっている事態を分析し、自分の経験値を少しでも高くしたくなる。
(僕も少しは大人になった・・・)

どんなルアーで、どんなカラーで、どんなレンジで、一番深いバイトが得られるか。

結果は・・・
どんなルアーでも
どんなカラーでも
どんなレンジでも 釣れる、だった。
(ただし、1m以浅。それ以深は探っていない)


ただし、良型のヒットは、大きめのルアー、チャートバック・パール・オレンジベリー、
水面下80㎝位に集中していた。

具体的には、ショアラインシャイナーSL14-FGとsasuke裂波120が
グッド・サイズを連れてきてくれた。


ファースト・フィッシュから約1時間半。
妻の腕に乳酸がたまってきたようなので、これにてストップ・フィッシング。

最終的に、私が58~70を8本、妻が45~70を5本(2人ともバラシ多数)。
シーバス・フィッシングを初めて以来、こんな短時間で、
こんなにたくさん釣ったのは初めてだ。

まさに、釣りの醍醐味の一つである、
【出来るだけ大きいターゲットの魚を出来るだけ多く釣り上げること】を
堪能した夜だった。


4 終章

あの日の爆釣劇から1年。もうすぐ秋がやってくる。
今年もあの醍醐味を味わえるだろうか。
残暑厳しい今、僕は、早くもあの日の出来事にノスタルジーを感じている。


追記
後日、妻が自分専用のシーバスタックルを購入したのは言うまでもない。

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