ワイルドレインボーⅡ

  • ジャンル:釣行記
しばらくホームリバーに天候のせいで行けなかったが、今回はそのストレスをぶつけてきました。
久々のホームにテンションが上がる。
このテンションが落ちないことを祈りながら釣り場へと急ぐ。
いつものポイントは今年の前半戦であまりよくない事を感じた自分は
新規開拓ポイント探るべく下流へと車を走らせた。

ポイントに向かう中、こんな「もののけ姫」に出てくるようなシーンに遭遇。川を悠々と渡ってきたときはかっこよかったですよ。

今回もルアーで言うところの超ウルトラライトタックル。
フライをやる人なら分かると思うが、#5シングルの9ftロッド。
ラインはいつもの6Xから5Xという極細ライン。
ポンドで言うと4ポンドぐらいかな。ナイロン0.8号から1号。

別にラインを細くして記録を狙ってるわけじゃないんです。
ルアーならミノーがデカイのでさほど沈み抵抗以外は気にしなくても
釣れますが、フライはそれ自体が小さいので、ラインも異物に
見えてしまうと、デカイ魚は食いません。
ダブルハンドで度派手なデカイフライを流しガツンとやるスタイルとは
自分は違うのでこういう方法になってしまいます。

ポイントとなるべく場所に着くなり、まずはドライで攻める。
ただ、これはなんとなく出ないとは予想できていたので10分ほどで
やめることに。そんで沈める系のフライにチェンジ。
それも出ない・・・
いつもならこのフライで何匹か釣れるのに。
ならばと必殺?のフライをつける。

これが正解。
30台から40台の子ニジが4本立て続けに釣れる。
ただ、デカイのが居るはずと、少し奥を流す。

良いラインを流れる・・
一瞬インジケーターが小さく動いたように見えた。
すかさず合わせてみる。

魚の振動がロッドから伝わってくる。
それも結構良いサイズ。
そしてさらにテンションを掛け、岩盤に潜られないように浮かせる。
一瞬浮いて、もがいた魚の背中は明らかに60後半。

今年は泣き60ばかりでまだ60アップを出していない、掛けても切られるの繰り返しで、ここは絶対に取りたい!

ただ、こいつは一筋縄ではいかない相手だとすぐに判断。
無理は禁物でテンションをかけすぎないようにする。
あまりかけすぎると猛ダッシュしかねないからだ。
こんなタックルでダッシュされたら絶対に取れない。
水の抵抗だけでラインは簡単に切れてしまう。

それでもある程度はかけたり抜いたりだましだましやり取りする。
もちろん何度か凶暴なダッシュを見せたが、今回はまだ切れていない。運が向いているように思えた。

しかし、すでに掛けた場所からは200mは下流に来ている。
そう、このシステムは自分も道具なんです。
常に追っかけて、魚の下に自分が回らないと絶対に取れません。
こんな細い糸で、馬鹿でかい重量のあるニジマスを上流から引っ張っても取れるわけない。

だからとことん走られないようにするしかない。
けど、気づいたらこんなとこまで・・・
手首折れそうです・・ジギングのときより辛い・・
ロッドもほぼ180度曲がってます。
よく折れないなと感心する。

これ以上いくと深く、このときすでに下半身はうまり、お腹まで水に浸かってる。その先は深く早い瀬がある。
どっちみちそこに行かれたら取れないので、勝負!
一か八かでラインにテンションを限界だと思われるところまでかける。
そして何度となくランディングに失敗しながらもネットインした魚がこれ
67センチのママレインボー しかも太すぎる!
ロッドとリールのセットより、尻ビレ部分の方が全然太い。
写真はそこまで太く見えないかも知れないけど、太さでいけば
去年の69センチよりも太かった。
重量なんて半端なかったですよ。

こいつがメスで良かった・・オスでこのサイズならまた切られていたかも
ファイト時間は15分ほどかな。
流れの中を彷徨ったから足はガクガク、腕、手首はパンパン。
もとの位置に戻るまで大変でした。

その後、違う場所でやっていた名人O氏と合流。
早速ヒット。サイズはそうでもなかったが良い引き
釣れたのは48センチ。それでもこの走り。ここのレインボーは凶暴です。
その日は、なんだかんだで十数匹を釣り終了。

次の日にmacoronが参戦。
彼は3年目、しかし50オーバーはまだ釣れていない。
なんとか釣らしてあげたい僕は、前日60オーバーがライズしていた場所に彼を立たせる。
一時間ほどやるが釣れない・・
彼がその場を離れ下流に移動したのでそこへ移動。
一投目でインジケーターが潜る。
こいつも引きやがる。5分ほどファイトして釣れたのがこれ
61センチ メスのこれまたぶっといレインボー 
このあとmacoronに肩パンチされました・・・
だからそこにいるっていったのに・・ね
えっ?って感じで振り向くmacoron 悲しい顔しないでよ。
テンガローハットが良く似合ってるよ♪

その後、またまた目の前で60オーバーが激しく何度もライズを繰り返す。macoronが「それを俺にやらせてくれ!」っていうから
場所を譲ってあげたけどまるで無視されて、フライの横でバシュッ!
馬鹿にされてました。
結局この日の彼はひょろ長いアメマスを一匹釣っただけ・・
「島牧じゃねーんだから!」とつぶやいていました(笑)

その後、自分は50センチジャストのワニ口雄レインボーを釣り
↑
小さく見えるよね、ネットがデ過ぎなんです。
でもこいつはめちゃくちゃ引いたよ。流石オスだね。暴れ方が半端ない。60オーバーかと思っちゃったぐらいファイトしました。

数匹釣った後、macoronには何とか釣ってもらいたいのでロッド持たずにガイド。でも釣れませんでした。

週末も行きたいけど天候がまた・・・
今年の目標は70アップ。
いつか狙うぞ、夢の80アップだ!

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