ソルスト廃刊

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また一つ釣り雑誌が消えます。
【ソルト&ストリーム】
20年発行されている雑誌なので、中学生の頃から愛読しています。
当時は、ルアー&フライの専門誌として産声を上げ、長良川のシラメや湘南海岸のシーバスなと、地方に特化した内容が多かったと記憶しています。
90年代も終わりに近づくと、フライの記事が消えて、ルアー専門誌として生まれ変わります。
この頃から、現代で活躍する有名アングラーが誌面に出始めています。
シーバス全盛期は99年~2005年だと記憶しています。多彩でユニークなライターさんがペンを取り、【シーバス】と言う1種類の魚に対して、最先端の情報が詰め込まれていました。
自分も、ソルストに影響され、車の免許を取った時期と重なって為、釣り人生の中で最もシーバスを釣っていたと思います。
その、ソルストが転換期を迎えるのが【付録DVD】。ファッション雑誌の付録ブームに乗ってなのか、実釣シーンが収められた豪華なDVDが付いてくる様になります。良く見ると韓国製の文字があるので、コスト削減の経営で苦労があったと思います。
それと同時に、内容もシーバスから【青物・フラットフィッシュ】に移り変わります。
なぜメインの内容を転換させたのか?
いつの間にか、青物&ヒラメ・マゴチ雑誌になっていました。
そのジャンルの専門アングラーが増えて、各メーカーも、ソルストの内容に合わせてシーバス以外のルアーが多数発売されました。
廃刊が決まった今でも、その内容は変わっていません。
廃刊の真相は解りません。
他誌が、入門編や基本テクニックを中心に誌面展開をする中で、ソルストだけは異質だったと思います。身近なシーバスにもう少し熱を傾ければ、もっと息の長い釣り雑誌になったのでは??そう考えても、間もなく無くなります。
最終号を手にとってみましたが、色んな意味でいつものソルストでした…。

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