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トミジの海

  • ジャンル:日記/一般

震災から五年。


もう五年…。

まだ五年…。


時の感じ方は人それぞれ…。

「痛みを直接感じなかった者は徐々に忘れて行く…。」
と、被災された方が仰られておりましたが、確かに東北の地から離れれば離れるほどに最近では顕著にその傾向が出てきていると感じます。





先日、金華山で民宿を営んでいた斎藤さんと夜遅くまで飲んでいろいろな話しをする機会がありました。


震災前は毎週のように金華山の民宿で、私達が釣ってきた魚を斎藤さんの絶妙な手料理で酒の肴にしてもらい、夜遅くまで飲んで笑って飲みすぎて次の日の釣りが辛くて辛くて(笑)


そんな思い出話しに花を咲かせた一方で、最近の気になることも聞かせて頂きました。




いま斎藤さんは震災の悲惨さや津波の恐ろしさを後世に伝え、また同じような災害が起きたとき参考にしてもらい被害を少しでも未然に防いでもらえるようにと語部とし全国各地で公演をしております。

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千葉県のラジオ局ベイFMさんとのコラボ企画で斎藤さんの経験談も絵本にもなりました。



そんな斎藤さんが危惧していること…。

それは
「被災地から離れた地域では震災のことや被災地の現状を徐々に忘れていっているのが現実」
ということ。

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震災後2~3年は斎藤さんのもとに、ほんとに沢山の公演依頼が来て公演を開く度にものすごい反響があったそうです。


しかし…


「ここ最近では公演依頼もめっきり少なくなり、公演をしてもリアクションがだいぶ薄くなってきている…。」

これが被災地以外のリアルなのでしょう…。


そして被災地へ足を運んでくれる人も2~3割減少傾向にあるそうです。




復興へ向かい1歩1歩徐々にではあるものの再建が進む現在の東北。

毎年のように言っておりますが、人間ですから忘れて行くのは仕方がないことです…。けれど今日のこの日はもう1度思い出し、被災地のことを考えて少しでも身近に感じて頂きたい。

被災地に寄り添うことが復興への足掛かりの最初の第1歩になります。

被災地のために何が出来るのか?

これまでに自分は何か貢献できたのか?

「もう復興も済んだんでしょ?」
的なことをお考えの方がいらっしゃいましたらそれは大間違い。

復興はまだまだ道半ばです。


まず余裕ある方は被災地である東北三陸沿岸へ足を運んでみて下さい。

足を運び被災地のリアルを体感し、美しい東北の自然を肌で感じ、美味しい海の幸を食べ、地元のあたたかい人々と交流する。

それだけでも被災地の、そして被災された方々のためになるのです。

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頑張ろう東北!




14時46分。


黙祷



お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り致します。





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