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生命を抱いた

久々に釣れた。
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先月スズキ様を釣り上げてから幾度となく釣りに那賀川を訪れたが、今日まで全く釣れなかった。

目標を達成した事でモチベーションが下がり、釣りがより一層雑になってしまってるのが原因だと思われる(時期的なものもあるけど)

どのぐらい雑かと言うと、フェザリングやサミングの存在を忘れる程だ。
(先週末大京橋の下でポイントを譲って下さった方、あの時の愚か者は私です。もしこのブログをご覧になっていましたら、この場で謝罪させて下さい。本当に申し訳ございませんでした。)

これではいかんと、改めてキャスト練習をするために昨日の夕方、那賀川を訪れた所、バシャバシャゴポゴポ卑猥な音が鳴り響く魚の酒池肉林に遭遇した。

ハーレムやんけwww

と、意気揚々とショアラインシャイナーz97fをキャスト。
少し早めに巻いているとすぐにHit。
が、乗らない。
その後も何度もキャストするが、「グググ」という確実な当たりがあるにもかかわらず、乗らない。
色々ルアーを変えてみるも、終いには当たりすらなくなってしまい、気がつくとハーレムタイムは終わっていた。

しかし、あんなに何度も当たりがあったのは初めてだった。
雨上がり、夕マズメ、大潮、下げ、満月、無風
数え役満、まじ恐ろしい子。

そして今日。
今日も大潮。
どうしてもリベンジしたくてエントリー。

昨日程ではないがそこそこシーバスの捕食音が聞こえる。

「これはいける」と2時間粘るも2度の当たりのみで乗らない。

寒さでテンションも限界に近づいて来たため、
最後の最後に私のパイロットルアー、スーサンをキャスト。
それなりにの速度で巻いていると

ゴンッ

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初の丸呑み。

大興奮。

近所に住む実家の母に
「次釣れたらもってこい」
と言われていたので、袋に詰めて実家へ。

が、おかんがおらず。

電話した所、
「食事に出ているから置いておいて。」
との指示。

陸に上げてから10分ぐらい経つし、死んでるだろう。
けど血抜きをしようとまな板へ




シーバス「ビチビチ」




生きとったんかワレ!!

陸に上げたら5分ぐらいで死ぬもんだと思ってた・・・。

さぞ苦しかったでしょう・・・。

とりあえずエラの付け根を切断したら死ぬはず。
「すんません。すんません・・・。」
と謝りながら切断。

血抜きにもなるだろうし水道の水に晒そうとシンクに置いた所、





シーバス「ビチビチ」





まだ生きとんのかワレ!!

エラの付け根断ち切れば即死だと思ってた。

さぞ苦しかったでしょう・・・。

尻尾の付け根に急所がある事をネットで調べ、
「すんません。すんません・・・。」
と謝りながら包丁でブスリ。

血抜きにもなるだろうし水道の水に晒そうとシンクに置いた所、



シーバス「ビチビチ」




まだ生きとんのかワレ!!

急所っていうぐらいだから即死だと思ってた・・・。

さぞ苦しかったでしょう。

エラの中にあるビラビラを切断すれば死ぬと言うのをネットで知り、
「すんません。すんません・・・。」
と謝りながら切断。

血抜きにもなるだろうし水道の水に晒そうとシンクに置いた所、

シーバス「ビチビチ」

ええ加減死んでごぜーやい!!

その後エラから中骨を断ち切り、ようやく逝かせる事ができた。

凄まじい生命力。

というかこんな事言ったらアレだけど、デカい魚グロい・・・。

今横で嫁がバイオハザード7やってるんじゃけど、ゲームとはまた違った生々しいグロさだった。
故に生命を感じた。
次は自分で捌いて自分で食べようと誓った。

っていうか那賀川このサイズ多すぎじゃない?
たまたま?
それとも同じ子なの?

何はともあれ、嬉しい。
釣れてとても嬉しい。





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