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山田直樹

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お見舞いに感謝

  • ジャンル:日記/一般
風呂あがり、仲良くなったギャルと話込んでいると背後からダークな空気を感じたのだった。
ふと振り返ると、そこにはアウトローな二人が。

ヤバい!彼らだ!
早く人目のつかない場所へ連れてかないとポリスがやってくる!

速攻で病室へ連行。

アウトローは『お見舞い』という粋なはからいでカモフラージュし、病院内へあるものを堂々と持ち込んでいたのだった。


中身はナイトウルフ。彼らはそう呼んでいた。
どうやらドラッグの一種らしい。


リキッドと錠剤にわかれていて、同時にやるとスペシャルにトリップするようだ。

トリップはそう…。
ラム(羊)からウルフ(狼)に変身するくらい激しく萌えるものだ。

羊どころかチキンな僕は、喉から手が出るくらい欲しかった。
そこで彼らに『そのお見舞いは幾らか?』と、訪ねてみた。
100ドルもあれば、買えるだろうと考えたのだ。

すると意外にも金はいらないと言う。
うさんくささを覚えながらも彼らに礼を言って、勧められるままにナイトウルフをやってみた。


そのときの様子をホンダと言う売人に撮影してもらった。
彼らも既にナイトウルフをやり、トリップしていたようで写真が逆さまになっていた。


ラムからウルフへ。
ちなみに残念ながら、僕はどんな風にトリップしたのか覚えていない。
チキンな僕は、きっと立派なホーク(鷹)となったに違いない。

面会終了時刻丁度。
彼らは人目をはばかることなく寒い外へ消えていったのだった。

僕は彼らに大きな感謝の気持ちを持っている。
下手をすれば、その仕事柄から人目につき、通報されて檻に入れられるかもしれない。
しかしながら、そんな危険を冒してまで僕のところにやってきた。

それを考えるとありがたくて泣けてくる。
ありがとう、本当にありがとう。
退院したら飯でも食いに行こう!

仲間は宝だ!

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