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▼ 乾燥干潟

  • ジャンル:日記/一般
5月
24時間雨粒が続いたのはたった3日間だけだった。

欲しい時の雨は少し足らず、降ったかと思えば1日の雨量が1ヶ月分を超えた地域もあった。
季節は気難しい。
そして5月31日、鹿児島県南部で長い梅雨入りが発表された。

''雷が鳴れば梅雨が明ける''

そんな言い伝えがあることを毎年思いだし、ゴロゴロ響く光を見て、''夏''が来た！

既に、気分は浮わついた夏ビキニ。笑

もう梅雨明けの事を考えるほど、ジメジメ感は嫌いだ。
やっと訪れた夏も、人間の芸術と職人技で、火薬の匂いとカラフルな色合いが夜に光る頃には夏の終わりを意味し、これまた人のいないボーリング場のような気分になる。

足元を見れば、ツブツブしてるが硬い甲羅。

干潟の主人で

いつものピースサインで

応援してくれるが少し恥ずかしがりやで

そんな小粒達に、ブツブツ答えを問いながら沖を行き、気がつけばほとんど皆勤賞だった事に腰の疲労感とともに思い出す。

雨が欲しい。

ジメジメは嫌いなくせに、もう雨を求める。
帰るハズのラスト1投は真っ赤な嘘。
しばらく釣りは。。
なんて言葉も当然上っ面で、気がつけば蒸し蒸しのズボンを履き、引き波の残存を引きずりながら沖を目指す自分がいる。

鹿児島は9年目だが、梅雨鱸を追うのは今年初。
魚信は乏しいが腹は決まっている。
週間天気予報がモチベーションの１つで、小さな自然の変化と勝手に''性○''が強いと踏んでいるKYT''宮田玲奈''アナウンサーを、逆さテルテル坊主代わりに程よい雨を祈る。笑

乾燥した干潟のデイはなかなか厳しいので、鱸そっちのけでフロッグ作りに夢中。
陽が高く、相方の気分が高い時は、カバーから飛び上がる迷彩柄に夢中だ。
新地開拓ではパラ菱を見つけただけで30歳のおっさんは少年へタイムスリップ。笑
釣った気分満載で、連敗鱸の気持ちはどこへやら？
そんなルンルンの時、ふと、

バチ抜けの朗報を知らせただけで

「もう釣った気分だよ」

「いやまだまだ！笑」

っと仲間に激を飛ばす資格が無い事に今、気づく。笑


祈る気持ちが乗りすぎたのだろうか？
浮かべて目を凝らすとシンキングポッパー。
キス釣りに行く途中、晴れ予報の空には大粒の雨粒。

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空回り、遠回り人生。
こんな日もある

いや、こんなんばっかである。笑

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