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ブレイクに付く鱸

  • ジャンル:釣行記
秋雨前線が下がり、早秋の川から秋の川へ顔色を変え始めてきたこの季節

そして10月最初の大潮周り

今回は、中流河川のブレイクに付いている鱸を狙う

昼、下見をしているとかなりのスクールが見える

真っ黒く、悪そーな鱸軍団

ときよりアクビをしてる余裕っぷり



このスクールが、まーーーー口を使わない

正直苦手


夜釣りをしていると、ほんとにいるのか?

と思わせるほど生命感を消す
愛想の悪い連中だ(笑)


どこで口を使っているのか?

今回はブレイクがキーポイント

愛想の悪い連中に口を使わせる為、味方に付けるのは新月
ベイトはボラ、ハゼ、エビ、カニ
とにかく豊富
ブレイクを利用する
そして潮位

200センチをすぎる頃、ダラーーンとした流れから、一気に絞り込みが始まり、ギュッと流れて、止まる
 
この数10分にいかに食わすか


そして、ブレイクに付く魚はゆっくり誘いたいのと、トレースコースを外したくない

シャローが干上がる手前、ブレイクと水面が近づき、ベイトがそこに差し掛かった時食ってるのではないか?

さらに、良いサイズは夜ではないか?


が、狙い

とにかく大鱸狙いには変わりない


真っ黒集団は、見た目コンディション抜群
餌を上手く取って、美味い思いをしてる


そこを取れば


俺も美味しい思いができる(笑)


勝負の3日間


初日、仕事を終えタイドグラフを見ると上げ潮の潮位が170センチほど

薄明に差し掛かる絶好のタイミングだった


下の子が生まれたばかりの二児の父

釣り師の自分と、俺の帰りをまだかまだかと待ってるチビ。
父である自分との間で揺れた


相方に相談すると、よほどのタイミングと察したのか「家は大丈夫だよ」っと背中を押された

いつも釣りに行く自分を止める事はほどんどしない嫁に、心の底から感謝


上げのこの潮位、この季節。
仕事がら初めて入るこのタイミング


心躍った


秋、いよいよあのブレイクを狙う時がきた


先発はプエブロ、ダミービー
魚の餌かのように吸い込まれる、シンキングトップ

下流側にポジショニングし、アップで狙う

シャロー側から徐々に深みを打ちつつ、川との呼吸を合わせる




水に絶妙に絡ませ、流れが走り始めダミービーがシャロー側にきたので回収しよ~かな~



ドッカン!!



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食った!!

背鰭を水面に割り込ませ、真っ黒いアイツが口を使った!!

サイズは60センチほどだが、胸が高鳴った

今夜は狙える!



タイドグラフを見ると205センチ

やっぱり200センチか?




しかし後が続かず、全く反応ナシ


この感じ、わかりますか?



一度帰宅

飯食って
チビを風呂に入れ
絵本を読み



夜中、あのブレイクに立った

潮位は260センチ


大潮の下げ的な流れはあるが、釣れる流れはまだ来てない。


引き波を立てると小さいのが反応するため、ゆっくり巻きたい


先発は、迷いなくHOOTER80F
ガンメタスノーマン


本来ならこの手の釣りはマングース100Fに絶大な信頼を置くが、今回は手に取らなかった


プエブロルアーは表情のない目

カモメの目のような
(あんな充血してないけど(笑))

長く使ってくると、なぜかその目が語ってくる

時には、笑って
時には、まだまだだね


「今夜は新星に託せ」



そー語ってきたような気がした


上流側に立ち、ゆっくり巻く


セルテート3000番で、3秒に1回転くらい

正直手元に流れの感覚はない


小さい水の変化で、ヌルっヌルっとルアーがアクションしてるのが伝わる


潮位は感覚だが、240センチ

大潮なので、ぐんぐん下がる


230センチ

流れはまだなく、ベイトも見えない


少しずつ弱気になる


ほかに釣れるポイントを捨て、自分だけの1本を釣りたい

釣り方は合ってるのか?
トレースコースは間違ってないのか?
考えは合っているのか?
ほんとにいるのか?


昼間あれだけのスクールを見ててもこんな調子 


215センチ


雨の影響もあり、まだ狙いの潮位ではないが、少しずつ流れの絞り込みが始まった

手元の感覚も、ヌルっヌルっと言うのが増えて来た


潮位はあくまで感覚だが、狙っているタイミングまでいよいよだ



205センチ

本格的に流れの絞り込みが始まり、HOOTERは徐々にブレイク側へ流されるようになってきた


この時、今まで見えなかったベイトが浮き出した

浮いては、沈みを繰り返すが潮位が下がってくるため少しずつ沈まなくなる

ベイトの群はボラ
ほぼステイしてるが、ゆっくり上流側へ移動している

なにかに睨まれてるかのように


なぜ、こんなゆっくり巻くのか?

3秒に1回転でも早いくらいなのだ!!


あいつはいるのか?



少し立ち位置を変え
色も変えた

クリアチャート


200センチ


ゆったりした流れが慌ただしくなり始め、ヌルっヌルっと言う感覚が小さい流れの変化を捕らえ始めた



さー食え



左に膨らんだラインスラグを見た時だった


バコンッッ!

ジジジーーー!!!

食った!!!


合わせを入れる前に、ドラグが走った!!


よっしゃ!!


1回合わせを入れ、ドラグを1回転閉めた

ジジジーーー!!!


バットまで絞り込まれた


「おっ!デカいぞ」


ポンピングの3回目

ジジジーーー!!!


「元気だねぇ!」

思わず言葉が出る


もう1回転、ドラグを閉める



これが運命の分かれ道だった


ドラグに手を伸ばした時、魚は手前に猛追!


慌ててリールを巻く


バシャバシャーー

ポロ


「おい マジですかぁあ」

思わず言葉が出る


「新品フックで外れるかよぉお」


思わず弱音




沈黙





「バラしてばっかだなぁ。」


ボヤキ


スローの職人

な~んてブログのタイトルまで思いついてたのにぃぃ~~~(笑)



悔しかった

10分ほど天を仰ぎ、ラインを結び変え、川を見るともう干上がる手前

タイドグラフは185センチを指していた


案の定出ない


なんと言う時合いの短さだ




そして、HOOTER80Fを見た



かける言葉もない



が、俺の目に写った



狙いは合っていた
そして、新星に新しい明かりが灯ったと思う反面

掛けて、最初のドラグの音に反応した俺の心臓はまだドクドクしていた


秋は始まったばかりだ


このリベンジはまたしてやるよ


くそっ



その後寝不足のまま2日間ブレイクを打つも、初日のような絶好のタイミングには釣りがてきず撃沈


2晩粘って、1バイトのみ


大鱸釣りはこんなに厳しいのか?




嫌気がさす


仕事の合間ちっせージグを落として、チャリンコ釣って大笑いして今回の大潮周りの釣りは終わり


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台風過ぎたら、また狙おう



チクショーが





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