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川端浩二

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時間の流れが怖い

  • ジャンル:日記/一般
  • (家族)
小さい時から時間が流れる事が嫌い。今でもそれは変わらないがやっぱり嫌い。嫌いというか怖い。



幸い自分の家族は長生き家系らしく早死している人が少ない。それでも老いはどんどん押し寄せてくる。



祖父が病院に行っていたのだが、血管に腫れのようなモノが写っているという事で精密検査を受けていた。


その診断結果が判明し動脈瘤がある事が分かった。足の付け根あたりに2㎝程度のものと4㎝のもの。

動脈瘤は簡単に言うと血管が膨らんで破裂しそうな状態。

手術が必要だけど86歳になる祖父にはかなりの負担になり、成功したとしても色んな合併症、麻酔の影響でボケが強くなったりするとのこと。

動脈瘤のある位置は手術が難しいらしい。


医者としての見解は、年齢の事もあり助かるかもしれないけど、後遺症が残る可能性がある手術をするか、このままの状態で過ごすかを家族で決めて欲しいとの事だった。


手術しないと遅かれ早かれ破裂してしまう。

明日かもしれないし1年後かもしれない。

現在の症状としては傷み等まったくない状態。

医者に破裂した場合、痛みを感じなく死ねるのか?と聞くと、かなり痛みを伴って死ぬと。

一気に破裂した時は激痛で血圧があがって亡くなり、破裂の度合いが低いと痛みがずっと続いてしまう。

もし倒れた時は県病院か大学病院になる。

家から30分以上は掛かるので搬送途中に亡くなる可能性がかなり高いと。


大阪に住む従兄弟(母の兄)と母の見解としては、手術をしても後遺症が残りボケが強くなってもいけない。寝たきりのチューブに繋がれる延命生活も可哀想であるということ。


本人も周りに負担を掛ける生き方をしたくないと言っている。
祖母も同じ考えで後遺症が残るのは嫌であると。
祖母が手術をして今でも後遺症が残っているので一番分かっている。

家族と本人の考えとして手術を受けずに「来る時を待つ」という事になりそう。






あと5年もすれば90歳近くになる父方の祖母、母方の祖父、祖母は高い確率で亡くなると思う。




いづれは自分の父、母も兄も。


やっぱり時間が過ぎるのは怖い。

このままで時が止まって欲しい。
成長はしていくけど身内が死ぬという事が無い世界になって欲しい。

これは小さい時から強く思っている事。

同じ年の友達の母親が死んだ時の友達の姿を知っているけど、物凄く辛い。

小さい時から一緒で母親も知っていたから自分も泣いてしまった。


自分の身になった時がどうなるか想像出来ない。


突然、身内が死んでしまったらやりたい事、やってあげたい事も何もできない。



ただ今回はソレとは少し違う。




この病状が分かったからこそ、出来る事があるような気がする。


何かをしてあげたい事は思い浮かばないけど、祖父と顔を合わせて話をしたい。


残された時間がハッキリと見えてきた今、祖父との残された時間を大切にして行こう。





















 

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