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川端浩二

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【日向灘の怪物】

  • ジャンル:日記/一般













何十年振りかに綾の吊り橋に渡りました。長い間、工事していたようでしたが、随分と綺麗になっていました。
橋長250m、高さ142m。










宮崎のサーフには色んな怪物が潜んでいます。
オオニベ、ブリ、マダイ、ランカー平鱸、ランカー鱸、座布団鮃。







この日はベイトも入っているようでした。






西から吹く冷たく寒いフォローの風がいつものように吹く。その風に乗せるようにナバロン150Fをセット。

この時期は怪物が掛かる可能性もあるので、フックは2フック仕様に、フック、リング共に強化して不測の事態にも対応していた。


何度かベイトがルアーに当たる。



「ベイト入ってるなぁ~」

暗闇の中で一人、期待に胸を膨らます。
月明かりに目を凝らし潮目と小さく沖に払いだしたカレントを見つけた。


切り裂くような風が耳に当たり少し痛い。思わずフードを被る。

フォローに乗せて飛ばし、スローに巻いていく。
波の盛り上がる周辺にルアーが差し掛かった瞬間に、



「バガッ!!」


流れてくるベイトを待ちわびていたような深いバイト。



大型魚特有のズシっとした重い踏ん張り。

ガマフック♯2の比較的大きなサイズだから食い込ませるように追い合わせを2発入れる。


その瞬間にスイッチが入ったように沖に向かって走り出した。
本能的に恐怖と歓喜を呼び起こすようなドラグ音が鳴り響く。




「ジィィィィィイッ!!」











「バチッ!」


抵抗できないまま一瞬でラインを出せれ無念のラインブレイク。
ファーストランで切れたのでラインに傷が入っていたかもしれない。














正体不明の「日向灘の怪物」に一瞬でやられてしまった。




























2度目のチャンスは無いと分かっていたが、怪物が潜む夜の黒い海にルアーを投げ続けた。

























 

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