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川端浩二

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清流鱸とオッカム剃刀







天候も落ち着き、河川の増水も落ち着いたかと思いきや、また明日からずーっと雨。
憂鬱です。
娘が人生初の風邪を引きました。
鼻づまりで息がとても苦しそうです。
変わってやりたいとはこの事ですね。

良くなるまでは釣りができそうにないので、タックルボックスを絞って整理してみようと思います。

竿を握らずにできることをしよう。
自分の釣りを客観的に見つめ直してみます。

僕の場合はレンジ、流しやすさ、流速幅が基本軸になっています。

中流や河口、季節によって中身は変わりますが、現場に持ち込むボックスは最大2ケースまで。

予備は車にスタンバイさせフィールドに応じて入れ替えます。

持ち込み過ぎると選択肢が増え、判断に迷いが出てしまうのがあまり好きじゃないんです。
条件、パターンを知りつつ最低限のルアーでカバーしたい。


知らないフィールド、パターンを見つける時、可能性を見つける時、開拓する時はパンパンに増えます。

熟知したからこそ、ルアーは増える。
熟知したからこそ、ルアーは減らせる。

これはどちらも正解と思っていますが、どちらかというと後者。

様々なフィールド条件を熟知すればするほど絞りこみ、減らしていきたい。

物理の言葉ですが、”オッカムの剃刀”に似た部分があります。
「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」という考え。


もちろん必要な仮説まで切り落としてしまうのはダメなのでそこは十分な見極めが必要。

要は理論はできるだけ単純にせよ、だけど限度があるてこと。

水温、水質、光量、ベイト、流れ、潮位、潮回り、ルアーシルエット、カラー、サイズ、アクション、等、フィールドを知れば知るほど、通えば通うほど、ルアーを知れば知るほど様々な条件に気付き、複雑に考えがちになる。

だけど不要な条件を削っていくと、真実の答えが見つかりやすくなる。

結果、必然的にルアーも絞れていければいいなぁと。
あくまで熟知した上で成り立つ考え方。


自然が相手である以上、同じ出来事が無い。
それを考えると、どちらも成り立つ。

この先、更に経験を積んでいくと考え方が変わるかもしれませんが、今はコレですん。

オッカムの剃刀で条件別にフォーカスを当てても、色々と見えてきます。

前置きが長くなりましたが清流鱸のルアーを整理してみました。

トップ TDソルトペンシル120  リップルポッパー90 フェイキードッグ90

表層 ごっつあん89 スーさん TKLM90
BMC100
BMC120 アーダ86

中層 Blooowin!140 NI-SAN

ボトム
ミニヨレ
マリブ

切り札&ジョーカー
海燕
スネコン
ファルケン

高い実績を誇る一軍ルアーだけに絞ると、トップから表層まではカバーできる。
けど中層からボトムが弱い。

むしろ穴が開いている部分が多い。。

サイズしかり、アクションしかり。。。。
恐ろしい釣果を叩き出したBMC、スーさん、ごっつあん89Fに頼り過ぎたかもしれません。

減らしていきたいと思っているけど、全遊泳層、飛距離等をカバーできるシステムを考えると確実に増えます。

増えるのは良いけど、納得するものを組立てようとすると恐ろしい時間が掛かるような気がします。

タックルボックスを注視すると今後の清流鱸に必要な部分が見えてきました。

あぁ早く綺麗な河川に戻って清流域らしい釣りをしたいです。

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