前回はゲームベスト本体について論じましたが、今回はウェーディングで使うゲームベスト周りの便利な小ネタ・秀逸な製品をまとめて紹介してみようかと思います。





まずこれが全体図。









ウェーディングを頻繁にしていると、道具達には避けがたい運命が待っています。








それは「錆び」。







この錆びを回避するために、できるだけ海水に浸からないところに物を配置するか、錆びないものを使う。



これが重要になってくるわけですね。











そして錆び対策と同じくらい大事なのが、いかにコンパクトに手の届く邪魔にならない所に必要なものを取り付けるか？ということです。










多くの道具を持ち込めず、動作も制限されるウェーディング。


使いやすいものを使いやすい位置に・・というのは気持ち良く釣りをするために重要です。















では早速・・
















①フィッシュグリップホルダー







ゲームベストのD環にフィッシュグリップをぶら下げると、ディープウェーディングした時にフィッシュグリップは確実に水に浸かりっぱなしになってしまいます。





こうなるとフィッシュグリップの寿命も縮まるし、フィッシュグリップを使う時に確実に手が濡れてしまいます。


季節が夏前後ならまだ良いんですが、秋冬で水に手を浸すと手がかじかんでやる気を失ってしまいます。。







それを回避できるのがこれ！





























「パズデザイン・リップグリップホルダーⅡ」





これを使ってゲームベストの肩部分にフィッシュグリップを設置するというのがウェーディングにはベストだと感じています。










それにしてもこの「リップグリップホルダーⅡ」。





良く考えられている逸品です。













幅広の布ゴムで本体をしっかり固定。


フィッシュグリップの爪先はクリップで固定されます。




フィッシュグリップを差し込むと、カチッと自動的にこのクリップに爪先が固定される仕組み。





ゲームベストへの取り付けも簡単。





お値段もリーズナブルで良い感じです。













ほんとはカイデックスという樹脂？で出来ているホルダーが欲しかったんですが・・何と言っても高価すぎる！



そして熱に弱いらしく、夏に車中に置きっぱなしなどはNGみたい。。





色々調べた結果、自分にはパズデザインのリップグリップホルダーⅡが向いていると結論付けました。














見た目のカッコ良さにお金を使えるならカイデックス。



実用性を取るならパズデザインのフィッシュグリップホルダーⅡ。



これで間違いないでしょう。






フィッシュグリップホルダーを使って濡れない位置にフィッシュグリップを配置するというシステム、実はまだ使い始めたばかりなんですが、なぜもっと早くこういうシステムにしなかったんだろう？と後悔してしまうくらいこれは快適です。













ちなみにこのリップグリップホルダーⅡ。




僕はオーシャングリップ2507、オーシャングリップ2510で使っていますがジャストフィットです。





皆さんのフィッシュグリップに合うどうか、参考にされてください。


















②XEFO ポーチ













見た目普通のポーチなんですが・・




二層式で、ここにスマホが入ります。










マジックテープで止まる仕組み。










こうしてパカッと開くとウェーディング中でもスマホで潮汐を確認したり、連絡を取ったりマップを見たりが楽にできます。










ありそうで無い、便利なポーチです。













内側じゃなくて外側が透明な素材のポーチはいくつか知ってるんですがね。



外側が透明でも外側からではスマホの操作がとてもやりづらいし、何より前から丸見えなスマホが醸し出す、「ここにスマホあり！！」的な存在感がかなりイケてません。笑











ちなみに僕はこのポーチにしてから2機種のスマホを使ってきました。





GALAXY S5active、Xperia XZ1compact。





GALAXYの方は限界ギリギリの大きさ。コツを掴めば入れられるといった感じ。



Xperiaの方は快適です。



サイズの参考までに。














③ピンオンリール&ラインカッター&スプリットリングオープナー



まず、取り付け位置はここ。











ゲームベストのピンオンリール取り付け用の場所に取り付けると海水に浸かりやすくなるので、すぐ錆びてダメになる運命は避けられません。









そしてピンオンリール自体にもこだわりがあります。




良くあるピンオンリールって、安全ピンで取り付けるようになってませんか？


そしてその安全ピンでピンオンリールを取り付けると、ピンが曲がってすぐ取れていつの間にか居なくなってませんか？











そこで便利なのがこのタイプ。












カラビナ？っぽいので取り付けるタイプです。

僕は錆びないことを追及してカラビナさえももぎ取ってしまってますが・・笑







ちなみにこのピンオンリールは100円ショップで買ったもの。


四つ葉のクローバーがお気に入り笑









浸水させなければ耐久性もなかなかのもので、今つけているこれはもう3年目。

いくつも買ってストックしています。













そしてまた逸品なのがこのハサミ。











「スノーピーク・ダインカットスプリットリングオープナーAC-116」










ハサミ部分はPEをスパスパ切れるし、先端のスプリットリングオープナーはシーバスで使うサイズのスプリットリングにジャストな大きさ。
















そしてこの絶妙なカーブがとても使いやすい。










僕は10年以上このハサミを愛用しています。















④インシュロック



タイラップなんて呼ばれ方もしてますね。結束バンドです。



フィッシュグリップ、プライヤー、ハサミ・・










これらをコードに繋げる時によく使われているのが金属のリングですよね。



スプリットリングのお化けみたいなやつです。










写真のやつはもう錆びまくりの腐食されまくりで表面がボコボコです。笑








この金属リング、強度面では問題無いのかもしれませんが錆びという面で見るとイケてない。。




錆びると強度が落ちるというより、その錆びがゲームベストの布地などに染み付いてとても汚い見た目となってしまいます。















そこで金属のリングの代わりに使うのが結束バンド！



100円ショップでも入手可能ですが、100円ショップのものはおすすめしません。


素材が安価なものなのか、劣化が早いんです。











おすすめなのはこれ！










ヘラマンタイトン社の「ガルバロック」。




Amazonで買えます。





耐候性、耐塩性。






100円ショップの結束バンドは劣化して切れたこともありましたが、これは今のところ劣化に対して驚異的な強さを見せてます。








おすすめです。














今回の紹介はここまでにしておきます。

もっとあそこがこうだったら・・こんな道具があったら・・という欲求はまだいくつもあります。







どっか叶えてくれないかなー・・笑