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夏夜のボラ溜まり 2日目 〜待望のバイトはヒラセイゴ〜

 干潮の低水位でも、移動することなく溜まるボラたち。過去の経験から、真冬の時期には良い思いをしたことのあるシチュエーション。


真夏の今、同じような条件が目の前に広がっている。けれど、ノーバイトで終えた釣行初日。


「あれだけベイトがいるんだから、きっと何かあるはず」


その思いは継続したまま、昨日と同じ仕事終わりのタイミングに同ポイントへとエントリーし、2日目の実釣を開始しました。



■ 立ち位置を少し河口側へ 


 一番おいしいと思っているベイト溜まりスポットを通過し、水辺を下流側へと歩きます。そして、そのエリアでは河口側という立ち位置を選択しました。


昨日、そのおいしいスポットで待っていてダメだったので、僅かでも変化をつけてみることと、こちら側の足を使って魚との距離を縮める作戦。


といっても何百メートルも移動しているわけではなく、あくまでひとつのエリアとしての区切り内で、細かい立ち位置の微調整といった感じです。


 スナップには、いつものスウィングウォブラー85S/ポジドライブガレージ。


フィールド状況は昨日と同じ。ただ追われている気配などはなく至って平和なベイトの動向を観察しつつ、細かくキャストコースや立ち位置を変え広く探っていきました。





■ 確実に変化する川の雰囲気 


 上げ潮が効き始め、徐々に河川の水が干上がっていた川岸を飲み込んでいく。岸際を歩けば5〜6センチ程度に育ったイナッコ達が、こちらに気付いて騒ぎ出す。


「ベイトの量、雰囲気だけで言えば、このエリアが全て良さそうにさえ見える…笑」


岸際にベイトの反応があるのでアップにラザミン90/BlueBlueをキャストすると、何かにルアーが引っ掛ってしまう。


外しに向かうと、そこにはロープ付きのブイ。

なんとなく一旦そこで気分を切り替え、あたりの様子を今一度見渡してみると、確実に水位も上がってきて下流側の立ち位置は水に浸からないといけない状況。


あまり深く立ち込まないのがシャロー河川の攻め方のひとつであると強く思っているので、このキリのいいタイミングで、一番おいしいと思っているベイト溜まりスポットに戻ることにしました。


ルアーは、この日試したいと思っていたプエブロのダミービーにチェンジして。





■ ダミービーにヒラセイゴ 


 久しぶりに使ったダミービーのアクションを確認するようにドッグウォークさせ、目線は上げ潮が作り出す流れによりトロリとした表情を見せる水面を、注意深く観察します。


ボラが跳ねた、イナッコの波紋が広がった、コイが移動したと思われる水面のもじりが見えた…等、少しでも変化を見つけたら次の一投はそこにキャスト。


足元から数メートル先にある僅かなブレイクに差し掛かったあたり、ドッグウォークする手をトンッと止めるバイトらしき感触が伝わります。


思わず、声にならない声がこぼれ出る。でもまだ、それが確実にバイトだったのかどうかの自信は持てません。


その少し前に、ルアーを引いてくるコースにイナッコの波紋が広がったので、ベイトに当たっただけの可能性もあります。


ただ一つ言えるのは、やはり良い状況であるということに変わりはないということ。


 仕切り直した次のキャスト。ルアーのトレースコース上で再びベイトの波紋が広がったのが見える。


このままいけばちょうど良いところをダミービーが通過すると思っていた矢先、水面をバシャっと飛沫が立つのを目視しアワセを入れると、待望のヒット!


岸にズリ上げてみると、可愛いサイズながら綺麗な魚体をしたヒラセイゴをキャッチすることが出来ました。



※ヒラセイゴのヒットシーンあり


 自身、約一か月ぶりの釣果。久しぶりのスズキの顔を拝むことができ、充実感に満たされます。


アクションカメラ撮影での初めてのヒットシーンとなりいつもと少し勝手が違ったのもありますが、何より釣れてくれたことが嬉しくて、コンデジで撮影するのもすっかり忘れたままリリース。


ランディング後もほとんど水中に浸けていたこともあり、元気よく返っていきました。


 この後、アクションカメラのmicroSDカードのストレージ容量オーバーにより、気付いた時にはいつのまにか録画も停止し電源もOFFに。


車に予備のmicroSDカードを取りに行くか少し迷いましたが、“今目の前にある状況を楽しもう”と決め、同じようにダミービーをキャストしていると、ほとんど同じサイズ・魚体をした2匹目のヒラセイゴが釣れました。


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【ヒットルアー:ダミービー/PUEBLO】


 尺アジならぬ“尺ヒラスズキ”なので、たいしたことないサイズ。ですが、僕にとっては本当に格別の1匹であることに間違いありません。


良い状況と思いながら、ノーバイトを食らった初日。同じく良い状況が続いた2日目に、ひとつの結果を得ることが出来たよろこび。


「もう何も言うことはねぇ…!」


そう思いながら、満潮に近付きベイトの雰囲気が少なくなった河川を後にしたのです。




…と言いつつ、最後にたくさん足掻いて他にもいくつかのルアーを投入し数バイトを得たのに、全くヒットしてくれなかったのはここだけの秘密。笑


2日目の良い思いを持ち込みつつ、もうひとつ試したい(このログでは記載してないとあるシチュエーション)ことがあって、夏夜のボラ溜まりは翌日の最終日へと続きます。




【TACKLE DATA】

ZENAQ/PLAISIR ANSWER PA89 Technical Surfer

SHIMANO/18 STELLA 3000MHG

SUNLINE/CAREER HIGH6 1号(16lb.class)

SUNLINE/STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 16lb.


【WEAR & TOOL DATA】

Cap/1989Luresオリジナル(OTTO)

Life jacket/SHIMANO XEFO ショートゲームベスト VF-274L

Wedear/Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V

Porch/Columbia,CHUMS


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