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キャストもハンドメイドも精度を欠く

「今日は仕事が定時で上がれたら釣りに行くから」

出勤する朝、毎日のようにその言葉を玄関で妻に伝え続けて1ヶ月が経った。


4週間に及ぶ現場は毎朝7時に会社を出勤し、定時に会社に帰ってこれれば良い方。

定時にあがれると思った日に限ってやはり緊急の現場のコールが立て続けに鳴り響くもので、俺は何か悪いことしたか?と処理を終えた現場からの帰り道、真っ暗な寒空を見上げながら呟くこともあった。


今日は遅くなろうがどんだけ残業させられようがロッドを振りに行ってやる。

そう決意し静まり返った我が家の玄関を開けるものの、時計を見つめイスに腰を下せばため息しか出ず、10分間だけでもとバルサを手に取る日々が続いた。

おかげで少しずつだが、ハンドメイドルアー製作は進んだのが唯一の成果だ。


そしていよいよその日が来た。
我慢に我慢をし、久しぶりにロッドを振る時。

ワクワクが止まらなくて、ガイドにラインを通しルアーを繋いだ後にベイトリールのレベルワインダーにラインを通すの忘れててまた通し直した。

結果から見れば、ワンチェイスのみのボウズ。

明暗に着くフッコサイズのサイトフィッシングにて、10Parabellumに鼻先を突く追尾があったのみだった。

この追尾、なかなかの勉強になる追尾だったものでこのログで伝えようとしたのだけれど…僕の文才じゃ伝えきれないからやめとこうと思う。

僕の今後のルアー作りのコンセプトを見つめ直すものであったし、シーバスという魚の魅力を知るものであった。

そのキーワードは、タイトル通りといったところなのだけれど。

今ある道具でどれだけの精度を出せるか…見えてる魚は釣れないと思ってたけど、あの魚は精度を極めれば獲れる魚だったと思う。



さて…最後に魚釣ったのいつだっけな?笑

相変わらずルアーばっか作って肝心の釣りに行かない変わったスタイルを貫き通してるけど、いつかそれが実る時を信じて、作ってはスイムチェックの工程を繰り返していきます。

YouTubeに動画アップする方法もわかったし、次は10Parabellumの簡単なスイム動画のログあげてみようと思います。




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<2018.2.18 記事推敲、タグ追加、リンク追加>

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