プロフィール

hiratch

鹿児島県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

タグ

アーカイブ

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:22
  • 昨日のアクセス:139
  • 総アクセス数:1027179

QRコード

船上に思う

仕事と言えども南の島に行けるのは良いもんだ。

鹿児島本土に住んでいる人でもあまり離島は馴染みがないって人が多いのもまた事実だけど、僕の場合両親が喜界島だから離島への心の結び付きは鹿児島本土で生まれて本土で過ごしてきた人よりはあると思っている。


そのせいもあって、離島は好きだ。

何が好きって聞かれたら、大抵の人はこう答えるだろう。


何もないところが好き。って。


確かに本土に見るモノはない。
何もない。
だけど、離島に本土のモノが必要か?と問われれば、必要ないと僕は思う。


そういうもんだと思う。

それが島の良さ。


実際に今回僕がどう過ごしたかと言えば、行きのフェリーでビールを飲み、18時間の船旅を終えて沖永良部の喫茶店で飯を食い、夜は旅館で飯を食いビールを飲み、帰りの18時間のフェリーでの船旅でビールを飲んでいる。


ほんとに、そんなもんである。


沖永良部は2回目だけど、春に来た時は風が強くフェリーも和泊港でなく風裏の伊延港に着岸した。

そして、今回も台風の影響で風表の東側は荒れ、伊延港からの乗船となった。

それでも、沖永良部の海は青かった。

5gf9wweg9xasr9fy5uip_920_690-04c394f6.jpg


仕事が終わって少し空いた時間で島を一周してみた。

ちょこちょこ寄り道しても1時間で一周できる。

沖永良部って喜界島に形がそっくりだよね。

偶然なのか必然なのか。


ビールばっか飲んで、でもその分尋常じゃないくらいの大量の汗をかいて仕事をこなす。

そんなひと時を過ごしたけれど、島にいると空を見上げる機会が多いことに気付く。

たぶん、何も他にすることがなく水平線が永遠と広がる景色だから、きっと空を見上げることが多くなると思うのだけど、その空を見ると毎年この季節に思うことがある。


この青い豊かな海を持つ島々を目下ろしながら、一体どれどけの零戦のパイロット達がこの空を飛んでいたんだろう、と。

70年前も空の景色は同じで、島の景色は同じだったはずだ。

零戦のパイロットだけじゃない。

地上で戦ったたくさんの人達も同じ景色を見ただろう。

今って2015年でしょ?
たった70年でこれだけ変わるのかと。
激動だよね、ほんと。


僕が乗ってる船はもう少ししたら奄美に着くけど、外はもう暗くなってきた。

日中はまだまだ暑いけど、最近すっかり日没が早くなってきたよね。

秋は気付いたらすぐそこにいるから、油断しちゃならない。

油断してると外気温の冷たさにふとした瞬間に気付いて、秋をせつないと思う人が多くなるんだよきっと!笑

でもほんと、リリーフランキーじゃないけど秋って箸が転んでもせつないよね…笑

さて、ビール2本目だけどいけるとこまでいって、長旅を終えることにします。

明日は朝鹿児島に着いて、そのまま仕事だ。

1日仕事をしたら、ほんの数日間離れた家族の元に帰り、また普通の毎日を過ごす。

70年前にそれが叶わなかったたくさんの人達がいると考えたら、今の自分がどれだけ幸せな生活を送れているかなんて考えるまでもない。


戦争は二度と繰り返してはいけない。


tj2xnvobztxsnro3ig29_920_690-4ffbf967.jpg


仕事を言い訳にして、ビールばっか呑んだくれてる釣りに行かない釣り人からの投稿。笑


■ハンドメイドルアーやシーバスフィッシング情報などのリアルタイム更新をTwitterにておこなっています♪ お気軽にフォローして下さい♪

http://twitter.com/hira__tch


■Facebookページはこちら♪ 釣りだけに限らず色々投稿してます

https://www.facebook.com/1989Lures


■Instagram始めました♪ コンデジ"Nikon COOLPIX A900"で撮った写真達を紹介しています

https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/



<2018.2.8 記事推敲、タグ追加、リンク追加>

コメントを見る