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カゲロウ124Fファーストフィッシュと打開策を見出せない上げ潮

 前回のログにて、キャストした先の対岸付近と僕が立っている手前岸際では定位しているベイトが違うシチュエーションに遭遇した。


ひとつの河川で異なるベイトパターン 〜釣れない奥と釣れる手前〜


 この日の晩も水面に出るピチャッとしたベイトの波紋などから、前回と同じような状況だと推測出来るシチュエーション。


 ただ、前回は下げのタイミングで釣りをしたが、今回は上げのタイミング。全く真逆の状況で、果たしてどんな結果が待っているだろうか?そこを知りたくて、またも深夜に小規模河川下流〜河口域にエントリーした。



■ 限られた釣りに行けるタイミング


 ここ最近は深夜〜朝方の釣行ばかりであるが、フィールドコンディションに合わせてではなく、実は「釣りに行けるのがその時間しかないから」だ。


 今までは仕事終わりにそのままフィールドへ向かうこともあったのだが、もちろん自分が家に居ない間の家事や育児の負担は全て妻に掛かる。それを分かっていながら“甘えて”釣りに出ていたのだが、それじゃダメだとまたも遅れて気付いてしまった。


 だからこれからは、家族が寝静まった深夜〜朝方までの時間に釣りをすると決めた。睡眠時間を削るので簡単ではないが、それ故のメリットも実はちゃんとあることに気付く。


「毎晩同じタイミングでフィールドに立つから、良いタイミングも悪いタイミングも知ることが出来る」


 もがき、探し、試す。限られた時間だからこそ釣りはまた楽しくなるし、深まるものだと信じて突き進むのみだ。



■ カゲロウ124F × カッコ可愛いセイゴ


 すっかり潮位も低くなり、干上がったところも点在する下流域をチェックしながら歩き、先に河口エリアに入っていた友人と合流する。年間通して通ってきた河川ではあったが河口エリアにはちゃんと浸かったことがなく、友人から大まかな地形などの情報をもらう。


 それを踏まえた上で決めた立ち位置は、まだ上げの潮がしっかり入っているわけではないが、流芯となるエリアは時折ボラサイズのジャンプも見え、水面のざわめきは小さくはないベイトを想像させる。


 今日のテーマもやはり、コノシロを意識したルアーローテーション。最初からポジドライブガレージのスパンクウォーカー133Fをチョイスしキャストしていたが、こちらの気配に驚き泳いでいく足元の魚影は…10センチに満たないくらいの小さなベイトたち。


 ならばと、キャストした先はコノシロや大きめのボラが居るつもりで。流芯を過ぎると、小さなイナッコ系のベイトパターンのつもりで。


 そんなイメージでいくつかルアーローテーションをしていき、メガバスのカゲロウ124Fを気持ちよく投げ、気持ち良くただ巻いていた時だった。


「プンッ、パシャ!…ん?……パシャパシャ!」


 ピックアップまであと10メートルちょっとのあたり、つまり流芯から手前の小さなイナッコ系がいるであろうエリアでヒット!(なんにも考えていない時。笑)


 圧倒的な軽量感からくる小型であることはすぐに判明出来たが、その小さな身体で見せるエラ洗いは将来有望なファイターになりそうな片鱗を見せてくれる、“カッコ可愛いセイゴ”だった。


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 タイトルにもあるとおり、この1匹がメガバスのカゲロウ124Fでキャッチした自身初めてのシーバスだ。


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「水面直下のルアーは、割とサイズ感を誤魔化せる」という話をどこかで聞いたことがあるが、今回はまさにそれだったような気がする。


 手前に居たのは10センチに満たないような小さなベイトたち。食ってきたサイズからも明らかにルアーは大きいだろうに、何も考えずにふらふらとリーリングすることで消えた殺気も、プラス方向に働いてくれたと思うことにする。笑



■ まだ打開策を見出せない上げ潮


 過去にも何度か上げ潮でエントリーしたことはあったが、どれもこれもパッとしない結果ばかり。今回も結果的にその後魚を出すことは出来ず、今まで通り無音の時間が流れた。


 満潮からの下げがこのポイントの時合いと捉えているから、上げ潮に乗ってベイトとシーバスは入るはずだが、そのベイトはフィッシュイーター達に追われる感じはない。


 そして、思ったよりも上げの逆流が弱い。ただ単純に、潮位変動の時合いを考慮するだけじゃ打開策は見出せないこの小さな川が、ますます好きになり楽しくなってきたところで、完全に睡魔が襲ってきた。


 僕のスズキ釣りは、知らないことだらけ。どこに向かっているのか?と聞かれると、そこは「ハンドメイドルアーでメータースズキに出逢うこと」と答える。


 けれど、その過程を踏む中で知るこうした“まだまだ全然知らないこと”の多さに、極々僅かな絶望感と、先は見えないのに期待する大きな希望が複雑に入り混じる。


“じきに夜が明ける”


 ウェーダー越しに上げ潮が太腿を圧迫し、数時間前までは完全に干上がっていた地面は、今はもうすっかり水の底へと沈んでいる。




【タックル&ウェア】

[ロッド]ZENAQ PLAISIR ANSWER PA89 Technical Surfer

[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG

[メインライン]SUNLINE CAREER HIGH6 1号(16lb.class)

[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 16lb.

[キャップ]1989Luresフラットキャップ(OTTO)

[ゲームベスト]SHIMANO XEFO ショートゲームベスト VF-274L

[ウェーダー]Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V

[小物]Columbiaポーチ,CHUMSエッグ型コインケース



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