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夢溢れるトカラの自然

僕は今、鹿児島県三島村の黒島へ向かう「フェリーみしま」の船内にてブログを書いています。


先週は、十島村の中之島、諏訪之瀬島、小宝島と仕事で行ったばかり。


鹿児島に住んでいてもこれだけ離島に行く機会なんてそうないので、釣り好きにとっては嬉しい環境かもしれません。



ただ、今回も釣竿はナシ。


仕事を集中した終わらせたら、のんびり過ごしたいと思います。




■トカラという自然


よほどのキャンプ好きでもなければ、トカラという自然の中で何日も過ごすことは不可能でしょう。


自動販売機がない島、あっても1,2台の島、そして何よりそこにはシンプルで厳しい自然の離島の姿があります。


広大な海にポツンと岩で出来た島があるのだから当たり前ですが、そこで生活する人達がおり、その人達の助けなしでは僕なんてあっという間にその辺で野垂れ死ぬでしょう。


とはいえ、どういうところに行くのか?ということの自覚を持ち、事前にしっかり民宿の方とコミュニケーションを取れば、宿の美味しいご飯と有意義な時を過ごすことが出来るでしょう。




そんな島のライフラインが、フェリーとしま2。



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【中之島のフェリー着岸港から望むトカラ富士】


釣り人にとっては、夢運び船。


島民の方々にとっては、命を繋ぐ物資を運ぶ船。



この小さな船が担う役割は計り知れないほど大きいものです。



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小宝島で一周何キロですか?って聞いたら、2キロって言ってた。笑



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中之島の民宿のご主人は相当な釣り好き?

このステッカー見た時はテンションあがりました!笑



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様々なドラマが生まれてきている場所も、昼間にこうやってみるとなんともない普通の場所。


梅雨時期のジメジメナイトに、ジュルジュルあじ汁を浴びに来るのはいつだろうか?笑



そして、こないだの台風チャーミーがもたらした被害は僕の行く手を阻み、危うく仕事が終わらないという事態になるとこでした。


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当たり前に整備されてる道があって、当たり前に仕事が出来るのは、当たり前ではないと実感します。



「きっと、トカラはずっとこのままの自然であり続ける」


僕はそんな気がしています。




■諏訪之瀬島で出会った釣り旅人


民宿で隣の部屋にいらした方、聞けば仕事を辞めた後ずっと釣りして日本を回っているらしい。


「8月の北海道は涼しくて最高だったよ」


と言ったかと思えば、


「こないだ奄美の加計呂麻島でさぁ」


なんて言い出す。笑


それも屈託のない笑顔で。



65歳とおっしゃっていたような気がしますが、正確にはすいません忘れました。


その方の半分も生きていない僕に、同じ目線で話してくれること。


だから、細かいことは忘れてしまいました。



石鯛釣りの竿をふたつもって、特注の太鼓リールを持って、日本の各地で釣りをしながら旅をする。



「なんかデッカい魚がいたからエサ落としたらほんとにパクって食って、50メートルライン出されちゃってさ。たまんないよなぁ!」


だって!



そうこうしていると帰りのフェリーとしま2が、1時間遅れでやってきました。


そろそろ別れの挨拶を…と、2人して同じセリフが揃う。



「またトカラの海で会いましょう!」



これだから、釣りはやめられないよなぁ〜笑


スケールの大きな人でした。



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トカラの海、僕はまだそこに立つための道具を揃えていません。


いや、その前に心が揃っていないと感じるところ。


心技体のどれかが欠けたら、たちまちトカラの自然に飲み込まれ海の藻屑となってしまうでしょう。



今は目の前のスズキ釣りをやり切る。


でもいずれ、トカラの夢魚も抱きにやってくるつもり。



夢溢れるトカラの自然に身を置く日を夢見ながら、しばしフェリーみしまで夢を見ようと思います。笑




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