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▼ 【出張釣行旅】トカラ列島 宝島 〜特別な存在となったカスミアジを追って〜
- ジャンル:釣行記
- (DAY -デイゲーム-, Beams RIPLOUT 7.8ML, Handmade Lure -ハンドメイドルアー-, 離島出張釣行旅, Fishman -フィッシュマン-, DAIWA -ダイワ-, HARBOR -港湾-, SUNLINE -サンライン-, ZILLION SVTW 1016SV-SH, ROCK SHORE -磯-, Pazdesign -パズデザイン-, GT -ジャイアントトレバリー- etc., 10Parabellum -イチマル パラベラム-)
今年2度目となるトカラ出張。
今回の舞台はトカラの有人島としては最南端に位置する、周囲約13キロの小さな島「宝島」。
この小さな島には注意しなければならない点があって、あの奄美大島に生息する猛毒のヘビ「ハブ」のトカラバージョンがいるらしい。
同じハブのくせになぜ毒の威力に差があるのだ?
"トカラハブ"だからなのか?
後にトカラハブの毒性について教えてもらったが、奄美のハブほど強くないとは言え、それでも"死なないだけでかなり痛い"らしく、噛まれたらどちらにせよヤバイらしい。
例のごとく、鹿児島港を23:00に出港するフェリーとしま2はほぼ満席で、寝床は臨時のレストランの座敷スペースとなった。
午前中のうちにチケットを購入しておけばよかったと後悔しつつ、これも旅の醍醐味と捉えることにする。
レストランの飲食スペースから聞こえてくる話し声からは、釣りのキーワードがかなりの頻度で登場していた。
梅雨のトカラ堤防GTシーズンということを改めて認識。
狭いスペースに隣同士で寝ることになった方にも「GTですか?」と聞かれたが、「仕事の合間のちょっとした釣りです」と答えた。
その方は初めてのトカラGT狙いとの事。
「まずはフィールドに立ってみないと始まらないなと思って」
それぞれの思いがあって、行動を起こす人を乗せたフェリーとしま2は、豊かで圧倒的な大自然へと深夜の海を進む。
宝島に着いたのは約12時間後の11:30。
【一面に描かれた壁画は独特な雰囲気を醸し出す】
今回お世話になる民宿は"さんご礁"さん。
港まで迎えに来てくれ、宿に着いたら早速お昼ご飯を用意してくれていた。
食べたらすぐに動き出す。
宝島にやってきた目的は"仕事"だ。
仕事故にヘタはこけない。
1年で1番集中しているのではないか?と自画自賛したくなるほどの仕事ぶりで片付けると、仕事の用事で浜坂荘さんに寄った。
まず出迎えてくれるのは玄関先に立て掛けてある、ステラSW14000とUZU梅雨ブギィが繋がれたゴツいタックル。
その他、明らかなまでのGTタックル達が"そこにいる光景"にしばし見惚れる。
"宿のご主人は釣り好きだよ"
会社のメンバーから事前にそう聞いてはいたが、釣りをしない人はご主人が何者なのかを把握出来ていなかったようだ。
好きなの飲みなよ、と言って玄関先の冷蔵庫からジュースを頂くと、宿のご主人としばしの時間話し込んだ。
この梅雨時期のリアルな堤防GTのこと。
タックルのこと。
カスミアジのこと。
その話の内容全ては僕にとってこの島名のようなもので、次来る時はよろしくお願いしますといって後にした。
まずはフェリーが着岸する前籠港の湾内から、10Parabellumのジャーキングで探っていく。
湾内とはいえトカラの青い海はいつでも可能性を匂わせてくれる。
途中2匹のカスミアジが2センチ程もないマイクロベイトを追いかけ回していた。
案の定、ルアーには見向きもしない。
おそらくダツと思われるバイトが一回あったのみで次の場所へ移動する。
【前籠港の内湾にて】
なんなら島を一周してしまおう、そう思いながら車を走らせる。
事前にGoogleマップの衛星写真でチェックしていた「宝島港」にたどり着くと、思わず言葉を失うほどのスカイブルーの海が広がっていた。
【宝島港とリプラウト】
水深が浅いわけでもないのだが、底が砂質だからこそこのスカイブルーを生み出しているのだろう。
綺麗な海は上から覗けば魚たちが見える。
中には70くらいはあろうかという色鮮やかな魚も、岸壁側をウロウロしている。
サラシと言うには大袈裟だが若干のウネリが白い気泡を纏い、海面に覆っている場所。
10Parabellumを一投毎に少しずつずらしながら通していると、やはりその時は訪れた。
足場が少し高く、10Parabellumがもうこれ以上水中を引けずに水面を滑り出す寸前に、スーッとルアーの背後に近付いてくる魚体。
「カスミアジだ」
だがもう10Parabellumは水面を滑り始めていて、ピックアップ寸前といったところ。
反射的にこちらに気付かれないようにしゃがみ、足元で8の字を描くようにルアーをなんとか空中にあげてしまわないようにすると
「バンッ!」
と言う破裂音と共に、"あの強烈な引き"がリプラウトを絞り込んだ。
この破裂音は、中之島で敗北を機した"あの時"聞いた音と完全に一致した。
即座に海面を覗くがもう魚体は見えず、海底へ勢いよくラインを引きずり出して走る。
中之島での敗北からファイトのイメージは何度も重ねてきた。
立ち位置やハンデになってしまうであろうストラクチャーの位置を考慮し、獲れると思って10Parabellumをキャストしやっと掛けたこの1匹。
「このファーストランさえ凌げばイケる」
冷静に判断出来ていたし、ファーストランが終わった後のこちらの反撃に移ろうとそう思った次の瞬間に、フッと軽くなるロッドテンション。
…無念のフックアウトだった。
カスミアジに襲われた10Parabellumを見るも、フックにも異常はない。
咥えられていただけだったのか?
リーダーだけが30センチ程ザラザラとなって戻ってきた。
今持っているタックルで獲れるという確信を持てる土俵を自分で探し挑戦したけれど、残念ながら今回も僕の負け。
ヒットからのキャッチが遠いカスミアジ。
日常生活の中でも時々記憶となって現れては、仕事中でも釣りに行きたい衝動を駆り出し、僕を悩ませるんだろう。
ちなみにヒットの瞬間、ルアーはただ水面を滑って8の字を描いていただけだ。
別にルアーなんてなんでもいいんじゃないかと、本気で思った。
ダツと思わしきバイトはいくつかあるが、リーダーが一瞬でザラザラにされるばかりでヒットには至らず移動を決める。
クルッと島を一周して元の前籠港に戻ってきたところで少し雨がパラついてきた。
今回はあくまで出張がメインの釣行。
無理をしないというのが鉄則であることは言うまでもない。
宿に戻りタックルの塩抜きを済ませると、島の温泉で汗を流す。
「負けたけどまた一歩は進めた気がする」
僕のトカラ列島宝島の出張釣行旅が終わった。
翌日は早朝4時起き。
フェリーとしま2は深夜に奄美の名瀬を出港すると、朝の5時に宝島に到着する。
【朝焼けと共に入港するフェリーとしま2】
それに乗って再び12時間かけて鹿児島本土に帰る。
【離れゆく宝島の頭上には月が出ていた】
月の無い闇夜の港に、おびただしい数のトビウオが入ってきたらその合図。
ドッカン、ドッカンとあちらこちらで奴らのどデカイ捕食音が鳴り響くらしい。
いつかそんな釣りを僕もしなくては。
せっかく黒潮豊かな大海、トカラ列島を属する鹿児島県に住んでいるのだから。
<おしまい>
余談だが、冷静に対処出来たと自分では"思っていただけ"だったのかもしれない。
ロッドが絞り込まれた時に岸壁の淵に当たって出来たであろうこのロッドの傷。
嘲笑うかのようにロッドに傷を付け、スカイブルーの海へ帰っていったカスミアジ。
今回は"獲れる"って思ったんだけどなぁ。
教わるものはいつもとても多い。
【tackle data】
Rod:Fishman Beams RIPLOUT 7.8ML
Reel:DAIWA ZILLION SVTW 1016SV-SHL
Line:SUNLINE CAREER HIGH6 1.7号(30lb.)
Leader:SUNLINE CUT IN SHOCK LEADER 30lb.
Hooks:Gamakatsu SPMH,Shout! TCスパーク
Lure:10Parabellum,13Monsterleg …all handmade lures(1989Lures)
【wear & tool data】
Cap:Pazdesign フラットバイザーIII
Life jacket:Daiwa 膨張式ライフベスト 腰巻タイプ
Fish grip:STUDIO OCEAN MARK OG2100Newbie M/Go
Camera:Nikon COOLPIX A900
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- 2018年6月5日
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