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魚拓のある部屋

釣り雑誌をパラパラめくっていると、時々、アングラーの集いの場を撮った写真や、プロアングラーへのインタビュー記事の写真の背景に、壁一面に掛けられた『魚拓』が写り込んでいることがある。そんな写真を見付けたならば、記事の内容もそこそこに僕はじっとその背景にしばし見入ってしまう。


使い込まれた愛用の釣り道具に囲まれ、気に入った酒を飲みながら仕掛けを作り、ふと顔をあげると過去の思い出の詰まった『魚拓』が目に映る…


たまらない。詰まる所まさにこれが、僕の思い描く釣りを通して得る理想の人生の終着地である。


だが、僕の部屋には生憎1枚たりとも魚拓が存在しない。釣りは好きで幼少期から海へ行ったり川へ行ったり、はたまた湖や池、ダムなども行ったが魚拓を取る魚に出会っていない。


要するに、自分自信が納得するメモリアルフィッシュを釣った事がないのだ。


そんな魚拓のない僕の釣り人生に記念すべき『初魚拓』候補に名乗り出てくれたのが、こないだ釣った初めてのキロアップのアオリイカである。


何度も通い試行錯誤を重ね、キロ行ったか⁉︎という個体を何度釣ったことか…いつもあと数十グラムに泣かされ続けてきたそんな中でようやく釣れたのがこないだのアオリイカだった。



初めての魚拓故にどうなることかと思ったが、意外にも自己採点100点の魚拓が出来上がった。魂(目)入れも一発で決まった。文字入れは、ずっと習字を続けてきて今や師範代になり、週末には習字を習いに家に生徒が来るまでにもなった父に書いてもらった。


その時、なんとなく気になった本が実家の本棚にあったのでちょっと拝借。
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関西のつり 別冊3 カラー直接魚拓法って題名。発行が昭和五十九年との事だから、そもそも僕は生まれてない。この本によると現在日本における記録されている最古の魚拓は1850年ごろで、カラー魚拓が普及してきたのが昭和20〜30年ごろとの事。


墨のみで行う墨魚拓が100年くらい続いてその後カラー魚拓なんていうのが出てきて、今やデジタル魚拓なんてのが出てきている。釣具屋に行くとデジタル魚拓がよく飾ってあるけど、取り方の仕組みを知らない僕には、もはや写真に見える。実は写真を拡大して印刷しただけじゃないのか?って疑ってしまうほどキレイな仕上がりに正直まだ馴染めない。笑


カラー魚拓はやりたいと今は思わないけど、この書籍はとても為になると思うので、表紙に書いてある通り僕もたくさんメモリアルフィッシュを釣って『手で魚拓を覚えよう』と思う。


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<2017.11.29 タグを追加しました>

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